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小さなしあわせさがして…

火花も読んだ「読書の秋 2015」

2015年10月05日 | 本と雑誌
秋も少しずつ深まり、朝晩はめっきりと涼しくなってきた東京地方です。
日暮れも早くなってきて、秋の夜長はいかがお過ごしですか。
夏の間はお出かけしても、お日様が明るいと一日が少し長く感じて
得した気分になれますが、これからは昼間の短さを実感しますね。



読書の秋にこだわらず、いつも何か読んでいますが
最近はこんな本も読んでみました。

第153回芥川賞受賞の又吉直樹の「火花」。
普段本は読まない次男が、買ってきたのでさっそく読んでみました。
天才肌で人間味のあふれる神谷とそれを師と仰ぐ後輩の徳永。
お笑い芸人二人の生きざまに触れた一冊です。
物語に出てくる街は、よく知るところなのに
最初からなかなか物語に入っていけず、何度も読み返しました。
最後まで、感動ってことはなかったですが、少し心が痛みました。
多分、私が好きなタイプの本でなかったということかな…

その他、警察を舞台に女性捜査官のクロハの活躍を描く
結城充考の「プラ・バロック」と「エコイックメモリ」の2冊。
ドラマでは杏さんがクロハを演じましたね。
どちらも異質な殺人事件を扱ったストーリー。

湊かなえの「花の鎖」。毎年届く謎の花束、差出人はKとしかわからない。
3人の女性の花の記憶が一つになる時…物語のラストは感動。

東野圭吾の「レイクサイド」
湖畔の別荘で夫の愛人が死んでいた。
妻が「あたしが殺したのよ」と告白。
四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。
親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとするが、
事件は思わぬ方向に動き出す。
やはり東野圭吾のミステリーは、よくできています。

兄嫁は、本が好きなので、読み終わった本をいろいろ貸してくれます。
おかげで買わなくても読めるので嬉しいです。



そして読み終わったばかりの郷内心瞳の「花嫁の家」。
ブロ友の百子さんのところで教えてもらった一冊。
私は、やはりこんなホラー小説が一番好きかも。
書店にはなくて、わざわざ取り寄せてもらいました。
決して語ってはならない、記録に残すことさえ許されないような
忌まわしき筆者の実話です。
ゾクゾクするし、話が最後に繋がったとき、うぉ~と思いました。
ホラー好きの方には、超お勧めです!

皆様はどんな本を読まれてるのかしら、お勧めがあったら教えてくださいね。
コメント (32)
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