ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

乳がん、ブログに書き残すことの意味

2017年06月25日 | 乳がん
旅行記の途中ですが、今日は小林麻央さんの逝去によせて、書かせてくださいね。

同じ病気、がんサバイバーとして、麻央さんの逝去はとても残念なことでした。
病気の陰に隠れず、赤裸々に語られたブログに励まされた方、
がん検診に足をはこばれた方も多数いらしたと伺っています。

私も麻央さんがブログを開設してからは、欠かさず読んでいました。
家族への愛、家族からの愛がひしひしと感じられていました。
元からもいい家族だったのかもしれませんが、病気になってさらに家族の成長が見られたことは皮肉なことだとも思いました。

昨年BBCが、世界中の影響力があり人の心を動かした女性100人の中に、麻央さんが選ばれました。
その投稿された記事の中から、抜粋ですが


※人の死は、病気であるかにかかわらず、いつ訪れるか分かりません。

例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。

「まだ34歳の若さで、可哀想に」「小さな子供を残して、可哀想に」でしょうか??

私は、そんなふうには思われたくありません。

なぜなら、病気になったことが、私の人生を代表する出来事ではないからです。

私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、愛する人に出会い、

2人の宝物を授かり、家族に愛され愛した、色どり豊かな人生だからです。

だから、与えられた時間を、病気の色だけに支配されることは、やめました。

なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。

だって、人生は一度きりだから。※


涙がでるよりも、感動で胸がいっぱいになりました。
たった一度の人生、長いに越したことはありませんが、
長い短いにかかわらず、悔いなく豊かに過ごすことが大事なんですね。
若い麻央さんから、いろいろ学びました。

麻央さんのご冥福と、ご家族の活躍をお祈りします。

私は乳がんが見つかった時に、隠す、隠さないと考えたこともありましたが、思い切りカミングアウトをしました。
ブログにも真っ先に報告した次第です。
乳がんになったおかげで、がん友が何人もできました。
今でも、情報交換をしています。

6年前の記事を読み直してみると、不安や心配事が溢れていました。
どんな治療をしていたか、どんな気持ちだったかも、手に取るようにわかります。
今でも、乳がんの検索から訪問してくださる方が、何人もいらっしゃいます。
拙いブログですが、乳がんがどんなものか、早期に見つけることがどんなに大切か。
乳がん検診を受けたり、励ますことができていたかもしれません。
現在も治療中ですが、元気に過ごせることが励ましになるといいな~と。
自分の為にも、読んでくださる方にも、これからもブログを続けていきたいと思います。



今月のフラワーアレンジです。



バラ(ロマネスク)・アガパンサス・フロックス・セダム(エルシーズゴールド)・キキョウランなど。
梅雨時なので、涼しげに…

先日の近江八幡の記事をたびねすに投稿しました。
たびねす】時代劇のロケ地も多数!近江八幡「八幡堀めぐり」でタイムスリップ



コメント (26)
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