このところ、旅行にも行っていないので
ナビゲーターのお仕事が、はかどりません。
何か記事を書きたいなと、訪れたのが「荻窪白山神社」。
以前から猫の手水舎があるのが気になっていました。
丁度1週間前は、黄葉も真っ盛りで、落ち葉の絨毯も綺麗。
商店街の一角にあり、間口は狭いけれど、参道は続いて行きます。
一の鳥居を潜って行くと、途中に道路が横切りますが
さらに 行くと、二の鳥居が見えてきます。
その奥に、拝殿も見えてきました。
さらに進むと、こんな珍しい手水舎があります。
龍とか、鹿の口から水が出ているのは、見たことがありますが
猫のは、初めて!
それも、猫が持つ珠からなんて、可愛すぎる!
白山神社は、1469年~1487年に創建され、ご祭神は伊邪那美命(いざなみのみこと)。
白山信仰の神社には、昔から歯にまつわるご神徳が伝えられています。
白山神社にある萩を箸として使ったところ、
歯痛が治ったという逸話や
諸説ありますが、歯苦散(はくさん)という
言葉遊びからか、歯の神様として信仰を集めてきました。
右側は口を開いた阿像(あぞう)の獅子。
左側が口を閉じてる吽像(うんぞう)の狛犬。
狛犬も阿吽の呼吸で、神様をお守りしています。
摂社もいくつかあって、ここにも狛犬がいます。
真正面は、三峰神社がありその左側には狛犬が並び、
さらに奥には狐霊奉安庫もあります。
鳥居の右側に何か見えませんか?
近くに寄ってみると、猫の石像です。
まるで陽だまりで昼寝をしているようです。
白山神社には、他にも猫がいます。
神楽殿のそばにも、違ったポーズの猫がいます。
さらに猫があるというので探してみると
手水舎のそばの、小さな木の幹の中に、招き猫がいました。
このようになぜ猫が多いのかというと、
旧社務所の屋根には、十二支が置かれていました。
十二支に猫がいないのは可哀想という理由からか、
境内のあちこちに猫の石像を置かれたようです。
神社というと、凛とした空気が流れていますが
ほっこりとした癒しの神社でした。
⇒LINEトラベルjpに「荻窪白山神社」の記事が載りました。