komezouの写真と自転車生活

ライフワークの風景写真と趣味の自転車について

ヨーロッパ旅行記・・・vol.14 クライネ・シャイデック~ユングフラウヨッホ

2012-09-03 23:29:30 | 風景写真
クライネ・シャイデックを出発し、ラックレールの激登攀架線をガンガン登って行くと1つの駅を通過します。
アイガー・グレッシャー駅です。
ここはこの季節だけなのか?往路は停車しませんでした。
そのままガンガン登り、アイガーとメンヒの地中に掘られたトンネルをひたすら進みます。
車窓は真っ暗、途中トンネル左側に小窓が1箇所、25分程でアイガー・バント駅に到着。
ここで10分の小休止。
電車の車中で高山病になる人もいるので、その場合はここからUターンもあるそうですが、今回のツアーメンバーはどなたもいらっしゃらず、良かったです。
トイレへ行ったり、アイガー北壁の岩を刳り貫いた窓から、アイガー北壁やアイガー氷河、牧草地が見下ろせるのである。
室内ではあるが、アイガー北壁登頂?記念に写真も撮影。(笑)
10分なんて直ぐに経ってしまいます。
また登山電車に乗り込み、トンネルをひたすら登る。
車内にいても、飲みかけの水のボトルを窓枠の沿って寝かすと、勾配が判ります。
かなりの勾配にビックリでした。
約7~8分で、アイスメーア駅です。
同じ様に窓から、素晴らしい展望を眺める事が出来ました。
ここが晴れていても、上の展望台が晴れているとは限らないとの事でしたので、風が吹き雲の流れを見ているだけで、祈る思いでまた電車に乗ります。
アイスメーア駅を出て15分後、ヨーロッパ最高点の駅である「Top of Europe」の称号を持つユングフラウヨッホ駅である。
ここは標高3454m、登り始めたクライネ・シャイデックとの標高差が1393m、9kmの道のりを約50分で登る。
まさに動く展望台に乗せられた約50分は、かなり満足な旅であった。
これを帰りも味わえるのだから、スフィンクス展望台が吹雪や濃霧であったとしても、かなり満足出来る筈である。

さて、ユングフラウヨッホで降りて、地中階の透明なドアのエレベーターから119mを一気に上って行くと、真っ白な世界であった。

ヨーロッパ旅行記・・・vol.13 グリンデルワルト~クライネ・シャイデック

2012-09-03 12:29:29 | 風景写真
ホテルを出て、幹線道路を歩く事10分位でグリンデルワルト駅に着く。
駅の先に見えるのは3701mのヴェッターホルンである。
ここからヴェンゲンアルプ鉄道に乗車。
登山電車は出発するとまずは谷間を下り、グルント駅に到着。
この駅からスイッチバックをして、登攀を開始する。
雪除けのシェルターを潜り抜け、アイガー北壁の直下を通過しながら登って行く。
途中雲が上がって来た所で素晴らしい風景を見る事が出来た。
最高の気分である。


乗車35分で標高差1000m、距離8kmを登って来た場所がクライネ・シャイデックに到着。

しかし、まだまだ中間点。
クライネ・シャイデックからはベルナー三山である、ユングフラウ/メンヒは目視出来ず、アイガー北壁が聳り立っているだけである。

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ヨーロッパ旅行記・・・vol.12 グリンデルワルトの朝

2012-09-03 07:00:29 | 風景写真
雨が上がったのですが、山は見えたり見えなくなったりと心配の種は尽きず。
遠くから風に乗って羊の鳴き声が聞こえる。
ペーターやハイジがやって来るかの様だ。。。(笑)

朝食を食べて、ちょっと街を散策。
何と自転車屋さん8時前から開店準備の様だ。
確認すると、9時からじゃないとお店に入れられないとの事。
自転車は全部メリダ、出されているのはレンタルバイクだそうだ。
バイクスタンドがここならでは?の木のバイクスタンド。
考えた物だ。。。欲しいが自宅では置く場所が無い!(笑)

ホテルに戻り集合時間前に裏手に出てみると、アイガーが見えるではないですか~!
アイガーの北壁である。
カミさんに写真を撮って貰い、カミさんを撮ろうとすると雲が出て来てしまった。
さて山の天気はこことは違うのですが、どうやら予報では「晴れ/曇り/雨/雷」と全て表示されてしまっているので、どうなる事やら。
今までが良かっただけに。。。と8時半の集合時間になってしまう。

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ヨーロッパ旅行記・・・vol.11 インターラーケン~グリンデルワルト

2012-09-03 00:00:30 | 風景写真
SAを出発、購入したribellaを飲みながら、一路インターラーケンを目指す。

景色がだんだんスイスっぽくなってきた、山間部を縫う様に高速が走りその両脇に街並があったり湖があったり、そしてそれを囲む高い山々。
途中の街で事故渋滞があり、到着が大幅に遅れるかと思いましたが、何とか30分遅れ位でインターラーケンに到着。
フッセンを出てから、400kmのバスの旅もやっと終了。。。ではないのですが。(笑)
インターラーケンの名前の由来は、ブリエンツ湖とトゥーン湖の二つの湖の間にある街なので、湖の間と言ってインターラーケン(Interlaken)と呼ぶようになったそうです。
このインターラーケンはこのあたりのベルナー・オーバーラント(ベルン高地)観光の拠点だそうですが、人口は5600人の小さな街です。
到着時は雨。。。明日の天気が心配で気分は憂鬱な感じでした。

ここでフォークロアディナーショー(民族舞踏の夕べ)を見ながら夕食です。
ここで出て来たがビーフライス?米が出て来たのですが、芯がありボソボソです。
日本の様に上手く炊けないのでしょうかね?
ショーの方はヨーデルに始まり、ダンスにアルペンホルン等の演奏、そしてエーデルワイスを皆で合唱したりと楽しい時間でした。
しかし、インターラーケンに泊まるのではないので、ここからまた移動です。
バスに乗り込む前に、ユングフラウ方向を見ると、何と雲がなくなりユングフラウが見えていました。
もしかしたら明日は天気が良くなるのでは?と思わせる一瞬でした。

約20kmですが、急な山道を上って行くので、1時間近く掛かります。
しかも途中から雨がザンザン降ったり止んだり。
この日の宿泊先はグリンデルワルト(ドイツ読みだとグリンデルヴァルト)です。
ここはユングフラウ~アレッチ~ビエッチホルン地域への観光や、登山・トレッキングの拠点の街であり、インターラーケンよりも小さな街です。
バスの運転手さんが頑張ってくれたお陰で、40分程で到着しました。
周りが暗かったので余り感じなかったのですが、翌日同じ道を下った時に高低差とつづら折れの道を見て運転手さんのテクニックを尊敬してしまいました。(もちろん翌日のジュネーブで別れる時に「Nice Driving!」と感謝しました)

何となく雨の上がったグリンデルワルトに到着し、ホテル前で荷物を確認している時に向かいに自転車屋さんを発見。
終わっていたのですが、ディスプレイが点灯されていたので、後で行って見る事に。

荷物の整理後に、少し街中を探索に。。。
もちろん21時過ぎだったので、お土産屋さんとレストランしか開いていません。
まずは対面の自転車屋さんです。
メリダが飾ってあったのですが、店内を見てもメリダのバイクばかりでした。
ディスプレイにはMTBのムービーが流されていたので、暫し立ち止まり見入ってしまった。(笑)
静まり返る街を歩いて行くと、MTBを飾ってある店を発見。
良く店内を見ると、花屋さんである。
どうしてMTB・・・しかもメリダの29er・・・が飾ってあるのか?
雨が降り出して来たので、ホテルに戻った。

0時近くから、かなりの雨が降り出したので、明日のユングフラウは・・・と心配でなかなか寝付けず。