今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

連休二日目 困った時の岡山S公園

2009-09-23 20:28:36 | Weblog

アケボノソウ



 このところ、雨が降らずどこも状況は悪い。行くところもないので親の顔を見に西へ。その途中、いつも立ち寄る森林公園に今回もよった。この時期は雨が多くても大した期待のできない時期なのだが、一応、標高は1000メートルで、ブナ帯でもあり何かは出ているんじゃないかと思っていた。



 連休で、一番公園に近い駐車場は満杯だ。少し離れたところに車を停め、歩いていく途中、オタカラコウが咲いていた。




オタカラコウ




 道の脇には小型のカラカサタケの仲間。




     
左:ワタカラカサタケ?
右:Lactarius sp.



 左、ワタカラカサタケにしては少し大きいかな・・・、右、カラマツ林なのでカラマツチチタケだろうか・・・。



 入り口の林を過ぎ、湿地を横切る道を進む。












この湿地では春から色々な植物が花を咲かせてきたが、今はオタカラコウ、そして長野でも沢山みた、ゴマナが沢山咲いていた。





ゴマナ





アケボノソウ




     
左:クロバナヒキオコシ(ピンボケごめんなさい)
右:ギンリョウソウ




 雨が少なく、きのこが少ない中、これだけはそこらじゅうの切り株から出始めていた。





スギヒラタケ



 そして、カラマツの切り株からは・・・





ハナビラタケ



雨が少なく、発生の途中で成長を止めてしまったようだ。もう、一雨来れば大きく育ちそうだけどな。



 山に登る道の角に、目立つキノコが立っていた。傘の裏の部分が無くなっているが・・・、壷を覗きこむと二重になっているので・・・




ミヤマタマゴタケ


としておく。ハマクサギ・・・のツボがどうなっているのかは知らないのだ。




 上り始めて暫らく行くと、ヤマイグチの仲間がかたまって出ていた。










Leccinum sp.


いつも困るのだが、これはヤマイグチでいいのだろうか・・・。全体に色が薄く、柄の黒い鱗片はないか、薄い褐色。傘の色も極薄い茶色だ。




     













こんな幼菌もあったから、やはりヤマイグチ?



 その周囲には先月、少し咲き始めていたミヤマママコナが数を増やして咲いていた。















ミヤマママコナ



 カラマツ帯では、そろそろハナイグチが出始めても良い頃なのだが、見つけることは出来なかった。やっぱり、雨が足りないよ。



つづく。
コメント (4)
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