この間、ユキワリイチゲ探索の時に場所を確認していた建部の節分草自生地。草を刈ったり、種を撒いたり世話をしているだろうから、誰かさん曰く、自生地とはいい難いのかもね。あっ、群生地と書いてあった。
車から降りて、様子を見に行ってみた。日陰の斜面だから、まだ早いだろうとは思っていた。
川を渡って・・・・
やっぱりな。
1人だけ、写真を撮っている人がいた。僕よりかなり年上の人だが、ファインダーで節分草の蕾を見ながら・・・
「開いた花が見たいなら、よそに行ったほうがいいよ」と言う。
「そうですね、ここはまだ早いですね。英田の河合はポツポツ咲いていましたけど」と、言うと、
「ここは、日陰だから、一日中、良い写真が撮れる。英田は開園の時に随分と手伝ったけれど、誰からもお金を取って見せるというのが気分が悪い」と仰る。地元の節分草の愛好家の方のようだった。
無愛想な人だったけれど、いろいろと話をしていると、カメラの話などで盛り上がった。その内、この自生地の管理をしている方も来られて三人で立ち話をしていた。毎年、写真家が来ては斜面に入り込んで荒らすこととか、もう少し花が開いたら、ここも人が入れないようにロープを張るのだとか・・・・
話をしている内に、ここから種を採って撒いてあるところがあるから見ていくか?と聞かれ、それではと案内をしてもらった。
宅地の間の坂道・・・
沢山、咲いているがどれも蕾か・・・
見事に生活の中に解け込んでいる節分草。これはこれでいいんじゃない?
その後、ユキワリイチゲの様子を見に行く。
車を降りて歩く途中、前回見かけたランは新しい芽を出し始めていた。
相変わらず、名前知らず。
そして、ユキワリイチゲはというと・・・・、探してようやく一つだけ蕾を見つけた。
2週間先くらい?