アズマイチゲの咲く日陰の斜面を離れてしばらく歩いた。そして枯れ葉がそのままになった北側の斜面をじっと見る。
一見、ノカンゾウの葉が一面に出掛けているように見えるけれど、葉の真ん中に白い筋の入ったものが混じっている。
ヒロハノアマナ
草ぼうぼうで絶えてしまったかと思っていたけれど健在だった。このつぼみが開く頃、また来れるかどうかは分からないがまずは一安心だ。
さらに進んで杉林の下のセリバオウレンの様子を見た。二週間前に比べると花数は圧倒的に増えてはいるけれど、盛りを過ぎたようだ。
特に今年は開花が始まってからの速度が速いように感じている。油断すると一気に過ぎて行ってしまう。
セリバオウレンとトキワイカリソウの葉
次の主役が準備を始めている。
これから先に進むとイチリンソウの咲く場所が続くのだが、まだ咲いてはいないだろう。来た道を戻ることにした。
そして・・・・、アズマイチゲの斜面に戻ってきた。一時間程しか時間は経っていないけど・・・・
随分、開いたような気がする・・・・
アズマイチゲ
新緑と純白の花、アズマイチゲの群生ならではの景色だ。
さらに戻る。
ニリンソウ
これもちょっと開いてきた感じ。
そして車を停めた場所に戻った。石垣の上のユキワリイチゲは・・・・
ちょっとは開いたかな・・・・
控えめな色、開き切らない花の様子がここのユキワリイチゲの魅力のような気もする。