クロアザアワタケ
土曜の朝、水撒きのあとに朝食を終え気になっている山の様子を見に行った。車で30分以上かかる場所だから早く出て、気温が上がる前に歩かなければ・・・
その場所に着いて車を降りてみると、道の脇はしっとりとしていて夜のうちに雨が降ったようだった。すぐに目に付いたのは、ちいさなイグチ。
クロアザアワタケ
確認のために傘の面を引っかいておいた。
テングタケ
ニオイワチチタケ
そこら中に出ている。でも他のチチタケ属は目につかない。
アンズタケ
停めた車の周りで少なくても3つの群生。
きのこ観察の前に採集をしておかないと。袋を出して良さそうなところを採る。
ヤマドリタケモドキ
ついでに幾つかのヤマドリタケモドキも収穫してから車に入れて再出発だ。で、今日の第一の目的は実はホンゴウソウ探し。去年からの続きなのだ。
どんなところに居付いているかのイメージはある。きっとウエマツソウの生える環境と同じようなところ、そしてその場所の近くにはヒナノシャクジョウも住んでいるはずだ。
森の中に入り込み、山からの湧水が沁み出しているような場所を探してみるが見つからない。一度、道に戻ってみると・・・・
ソライロタケ
幼菌が葉の影から覗いている。やっぱり出始めていたな・・・・
以前だったら、ソライロタケは比較的珍しいきのこなので、時期・場所を狙って山に入って出会えるきのこじゃなかった。でも、最近は違う。
笹の中に出ていた。ちょっと、傷がついている・・・・
ソライロタケは出始め。写真じゃ大きく見えるかもしれないけれど、せいぜい2㎝くらいかな。土が乾燥しなければ、あと2,3日くらい後が見ごろになるかも。
ホンゴウソウを探して道の反対側の森にまた入り込む。
??
何かな・・・・、何も思い浮かばない。老菌だからなかな。aureoboletus sp. だったかも。
クリカワヤシャイグチ
russula sp.
極小きのこ 1cmくらい
ヒナノシャクジョウ
ヒナノシャクジョウは見つかるけれど、ホンゴウソウは見つからない。ちょっとイメージしているような環境の場所に行き当らないのだ。
地面がしっかりとしているところじゃないとホンゴウソウは居付けないだろう。この辺りは土が締まっていない。雨が多く降れば土が流されるような環境だ。
Entoloma sp. シロイボカサタケじゃないよね・・・・
森の中を登って行くと別の山道に出た。さて、道を登るか、下るか・・・・
つづく