先週の日曜日、小野アルプスを縦走して帰り、ビールを飲んでいると、携帯に着信・メールが届いていたことに気が付いた。友人からのメール。時間を見ると20分ほど前だ。慌てて連絡をとると、何でも千が峰に登っての帰りだという。例の千が峰の下の旨い焼き鳥屋で手羽先と串の焼き鳥を買ったから届けてくれると言う。随分前に、友人が千が峰の滝で焼き鳥とビールが旨かった、というので、「土産はないのか!」と言った冗談を覚えていてくれたようだ。
やがて焼き鳥が届き、話をしながらビールを飲んだ。もちろん、飲んだのは僕だけ・・・。その時に、ついでの購入を頼んでいた軽アイゼンも持ってきてくれた。早く、試してみろよ・・・ということかな。
というわけで、土曜に雪山を歩いてアイゼンつけて歩いてみようと思っていた。場所・・・、雪のある山を歩いたことがないので、やっぱり歩いた経験のある山・・・、近場で遊ぶなら千が峰しかないやん!何せ、去年から始めた山歩きだ。
三谷登山口に到着は十時前。この3日ほどの暖かさで駐車場に雪はほとんどない。ミツマタの木が幾つかあり、蕾をつけていた。
既に何台かの車が停まっている。雪の少なさに少々、がっかりしたが、身支度を整えて出発。ストックを伸ばしながら進んでいくと、雪の上に足跡がない。あれ?
最初から道を間違えている。まっすぐ川に向かっていた。慌てて登山道に戻り登り始める。
日陰に雪は残っているが、普通に歩ける程度。アイゼンの出番はないのか・・・と思いながら登る。川沿いの道だが、こんなに急な道だったかなぁ・・・、と、早くも後悔する。
その内、雪も多くなり、足元が滑るようになったので、滝の前の少々道の広くなったところで軽アイゼンを付けることにした。
でも、付け方が分からない。説明書を見ながら雪の上で何とか装着。後ろから登ってきた5~6人の団体さんは、僕がアイゼンを付けて歩き出すまで停まって待っている。何故?しょうがないので、言い訳をしながら付けてから歩き出した。
雪が残るなだらかな道。こんな道が続けば気持ち良いのに・・・、直ぐ、道は急になり、おまけに陽のあたるところは高度が上がっているにも係わらず、雪がとけ泥道になっている・・・。
夏場のように汗をかきながら、山頂に到着したのは1時間半後。こんなに近かったっけ・・・
体が冷えないうちに、即ビール!今回は琥珀エビスだ。いつもは糖質0%だから、山登りのご褒美だ。
頂上では昼飯を食べたり写真を撮ったり・・・
側の人と話をしたり・・・、そういえば、シュミットクラブのターさんのところ、まだ訪問してないな・・・。結局、頂上には50分も滞在し、下った。
下りのドロドロの急斜面で、軽アイゼンが役に立つとは思わなかった・・・・、スパッツも・・・・。
こんな気持ちの良い場所もちょっとだけ歩き・・・。途中、道を外れ谷に降りてみる。
滝の脇にはツララが沢山あったのだろうが、今は少しだけ残っているだけ。
また、山道に戻り駐車場に戻った。下りは道草を食って1時間。何となく、雪山の様子を想像できた経験だった。
ミツマタ
こんなのを見ると花の季節も迫っているな、と感じるね。