まだ読み始めたところであるが・・・
暑い夏がやってきた。そういうときこそ、背筋のあたりがゾクッと
するような本もいいなぁ、と思う。
朝出掛けに書棚から取り出したのが、阿刀田高の「恐怖コレクション」
である。
中身は少しも肩肘はらないショートショートである。
その中で、『長い旅』。
なぜかわかるような気がして、その短編の中のひとつから
ここに記しておきたい。
なぜ、これなのかという詳細は省 . . . 本文を読む
なんだか、読み終えてしまった。
85年11月に読み終え、今回20年ぶりの再読だが、
SF発掘史として後世に残る作業と思う。
それにしても、過去の偉大な(?)、構想力豊かなSF作家も
いまや70前後となり、飛んでる創作能力もようやく人並みに
なったのか、とんと新作の話題を聞かない。
果たして後進は育ったのか?疑問である。それとも私自身、
加齢の結果として、かってのようなトンでもない出来事のお話に . . . 本文を読む