今日も暑い。
午後には夕立があったがさほど涼しくはならなかった。
帰宅途中にはほんの小雨程度の降りがあったが傘をさすまでもなかった。
昨夜は1月に録画した「足尾から来た女」を見る。
新田サチという女性の視点から足尾銅山の鉱毒被害にまつわる内容だ。
登場する歴史上の人物も多彩だ。
田中正造、福田英子、堺利彦、大杉栄、幸徳秋水、与謝野晶子、石川啄木、原敬・・・
サチの実家のある谷中村は足尾銅山の廃液を貯める池を造成するために強制立ち退きとなる。
十数件の家はそれを拒否するもやがて取り壊される。
その場に居合わせたサチは国策とはいえ理不尽な感を心深く刻む。
再び東京に戻って偶然乗り合わせた市電の線路上で立ち往生した車に原敬を認める。
彼女は谷中村の実情を訴え原敬の背に石を投げつける。
(ここで暴徒として捕縛されないのが不思議だが)
字の読めぬ新田サチが生家を取り巻く地域の激変を目の当たりにし、彼女が出会う人々とのかかわりの中で徐々に社会性に目覚めていくのがストーリーの概要のようだ。
したがって、田中正造の「直訴」までは扱われていない。
その意味でサチの精神的成長とそれを促す周囲の人々との交遊録みたいなエピソードの感が否めず少しばかり物足りなさを感じた。
午後には夕立があったがさほど涼しくはならなかった。
帰宅途中にはほんの小雨程度の降りがあったが傘をさすまでもなかった。
昨夜は1月に録画した「足尾から来た女」を見る。
新田サチという女性の視点から足尾銅山の鉱毒被害にまつわる内容だ。
登場する歴史上の人物も多彩だ。
田中正造、福田英子、堺利彦、大杉栄、幸徳秋水、与謝野晶子、石川啄木、原敬・・・
サチの実家のある谷中村は足尾銅山の廃液を貯める池を造成するために強制立ち退きとなる。
十数件の家はそれを拒否するもやがて取り壊される。
その場に居合わせたサチは国策とはいえ理不尽な感を心深く刻む。
再び東京に戻って偶然乗り合わせた市電の線路上で立ち往生した車に原敬を認める。
彼女は谷中村の実情を訴え原敬の背に石を投げつける。
(ここで暴徒として捕縛されないのが不思議だが)
字の読めぬ新田サチが生家を取り巻く地域の激変を目の当たりにし、彼女が出会う人々とのかかわりの中で徐々に社会性に目覚めていくのがストーリーの概要のようだ。
したがって、田中正造の「直訴」までは扱われていない。
その意味でサチの精神的成長とそれを促す周囲の人々との交遊録みたいなエピソードの感が否めず少しばかり物足りなさを感じた。
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