雨の日は散歩にも行けない。
だからといって一日がつまんないことはない。
こういう日は久々に「宝物」(遺物)を出してきた。
35年ほど前に買ったYAMAHA DX7というシンセサイザー。
これを単独に演奏する技量は皆無。
楽器を弾けないのでコンピュータミュージック(DTM)で、と。
でも高い買い物だった、と今は思う。
当時はひとり身だったので羨ましいことに小遣いに不自由しなかった。
車とか着るものとか食べ物に関心がなかったので格好のおもちゃだった。
電源を入れると液晶のディスプレィは正常に表示された。
ただ、インナーボイスの音色(楽器)の選択表示がおかしい。
取説を見ながらカートリッジボイスからインナー用ボイスを本体にロードする。
表示が正常になった。
音も出るが出だしが対応楽器らしくない。
使っているうちに動作も安定してくるだろう。
楽器を弾けないのでDTMとしての使用の準備にかかる。
構成として、
ノートパソコン(WIN XP) MIDIシーケンスソフトDomino~Roland UM-ONE(USB-MIDIインターフェース)~YAMAHA DX7~オーディオ装置 である。
パソコンからDX7にデータ送信する。
UM-ONEのMIDI-OUTインディケータは点滅するのでMIDI信号が送られていると思う。
しかし、DX7では「MIDI DATA ERROR!」の表示がされスピーカーからは忙しない音がでるだけ。
DX7での受信がうまくいってないようで、ネットで当該事例がないか検索したが見つけられなかった。
暗雲に包まれたかあるいは暗礁に乗り上げた状態だ。
なにかしらの環境設定がうまくないのだろう。
こんなことやっていると時間のたつのも忘れてしまう。
うまくいかないので疲れもする。
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