タルコフスキーという監督は知ってはいたが作品を
見るのは初めて。
噂通り難解で何を表現しているのかも理解できなかった。
最初の数分で見始めたことに後悔した。
2時間半の長尺の映画を休み休み何とか見終える。
4時間近くかかった。
自転車で休み休み長い上り坂を走るのとは違う。
それには峠に着くという達成感と下りの爽快感を
味わえるという期待がある。
だがこの映画には「何も」ない。
見終えて、あぁ . . . 本文を読む
いやぁ意外と楽しめた。
自分が自分であることを証明できないとは
怖ろしいことだ。
「知られていない」なんていう状態は
周りに親和的な世界であればありえないが
異郷、異国にあれば実に心細いわが身の存在である。
唯一、証明すべきモノはパスポート。
それが入った鞄のみ空港でのタクシーに積込み漏れが
ありその後は身元を示すものもなく、さらに、別の
人間が自分を名乗っている。
怖いねぇ。
そんな感じで2時 . . . 本文を読む
いろいろなことのランキングって案外
関心をひかれる。朝刊土曜版に
西部劇映画のランキングがあった。
集計の方法にはいろいろあろうから
ランキングそのものは重要でない。
要は自分の内心のランキングと比較している
だけのこと。
シェーン・・・「シェーン、カムバック!」のセリフの入っている映画音楽が好きだった。
荒野の七人・・・七人の用心棒のリメークにしては良くできていると評価。
明日に向かって撃て! . . . 本文を読む
人間社会のセーフティネットは重層的になっている。
誰しもが人として尊厳ある生き方をしたいもの。
人という字は一人で生きているわけではなく互いに
支えあって生きている存在であることを意味している。
が、一方的に頼り切ることを意味しているのではない。
それは保護される立場の者に限定されてしかるべきもの。
たとえば、自立できていない未成年、自分の生活を
一人ではなしえない高齢者や障碍者などが該当する。 . . . 本文を読む
9時半になって家でごろごろしても、と思い
ちょこっと近所を歩くつもりであったが
五月の風に吹かれながら歩いているとだんだん
気分爽快になり鶴牧西公園に達する。
川井家の枝垂桜も今は葉桜となって重々しく
垂れ下がっている。
それにしても樹勢がいいのか葉桜になっても
その威容は目を瞠る。
鶴牧第二公園にくるとやはり高台(見晴らし台)に
上がってみたくなる。お山の大将気分だ。
東方向の富士見通りの桜 . . . 本文を読む
どうしてこうもフランス映画ってわけのわからん
こ難しいのを作るんだろう。
ヌーベルバーグかと思ったら1984年の作品だと。
出だしのカーチェイスで、おっ、これは面白い
展開になるやも、と期待を持たされたが徐々に
地下鉄構内に巣食う若者たちのお話になってしまった。
せいぜいジャン・レノがドラムを叩いていたのが
めっけものか。
彼のWikiでの出演作品から掲載が漏れていたが
端役だったからか?
. . . 本文を読む
原題は「分別と多感」という。
ジェーン・オースチンの作品で若いころ「プライドと偏見」を
読んだことがある。
イギリスって映画にしても文学作品にしても
一貫して重苦しい感じがする。
なんなのだろう。
ブロンテ姉妹にも通底するような作風だ。
-------------------------
監督 アン・リー
出演 エマ・トンプソン
アラン・リックマン
ケイト・ウィンスレット . . . 本文を読む
昨晩見始めたのだが、どうにも眠くなって
途中で見るのをやめる。
その分今朝はいつもより早めに目覚める。
曇り空である。
天気予報では夕方あたりに雨とのこと。
ただ、散歩はどうにも気が進まない。
で、昨日の続きを見ることにした。
途中で外猫のチビがにゃんにゃんとなき騒ぐ。
ふと外の気配、音に気づき窓外を見ると
雨が降っていた。洗濯物を取り込み、窓を
締める。
でかしたぞチビちゃんてなもんだ。
今 . . . 本文を読む
こういうオカルト的な映画はあんまし
好きではないのだが、つい、見てしまった。
単独で主演をはれるトム・クルーズと
ブラッド・ピットの共演だからという思いも
あった。
でもねぇ、が見終わった感想だ。
---------------------
監督 ニール・ジョーダン
出演 トム・クルーズ
ブラッド・ピット
アントニオ・バンデラス
製作年 1994年
製作国 アメリカ
. . . 本文を読む
家内が私の日々の過ごし方を気遣って
「歩くだけで退屈しないの。シルバー人材センター
にでも登録して簡単な仕事でもしたら?」と。
「それに何か勉強でもしたら?ぼけちゃうよ。」とも。
気にかけてくれるのはありがた。
ただ、仕事があればそれにこしたことはないのだが
このご時世なかなか採用にたどり着くのは難しいようだ。
そんなわけで今日も五月晴れの薫風をほほに受けながら
散歩に出かける。
今日は松が谷 . . . 本文を読む