昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所にやってくるようになっていた。淳之介を渡したくない茶川は、再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。
それにしても、この映画。俳優がすべていいのである。茶川を演じる吉岡秀隆や茶川が想いを伝えられない小雪はもちろんのこと、鈴木オートの堤真一、薬師丸ひろ子演じる夫婦、そして子役の子どもたちの存在感もすばらしい。堀北まきちゃんのファンになってしまった。
今回もまたVFXを用いて、目を疑うようなリアルさで再現された当時の東京の街や完成したばかりの東京タワー、日本橋などの街並みに加え、東京駅、羽田空港、開通直後の新幹線こだま号など、懐かしい風景も見物である。
是非、家族で見に行っていただきたい。
別宮孝司
それにしても、この映画。俳優がすべていいのである。茶川を演じる吉岡秀隆や茶川が想いを伝えられない小雪はもちろんのこと、鈴木オートの堤真一、薬師丸ひろ子演じる夫婦、そして子役の子どもたちの存在感もすばらしい。堀北まきちゃんのファンになってしまった。
今回もまたVFXを用いて、目を疑うようなリアルさで再現された当時の東京の街や完成したばかりの東京タワー、日本橋などの街並みに加え、東京駅、羽田空港、開通直後の新幹線こだま号など、懐かしい風景も見物である。
是非、家族で見に行っていただきたい。
別宮孝司