1133~1212
平安末期~鎌倉初期の僧で浄土宗の開祖。美作(みまさか)国(岡山県)の押領使の家に生まれたが、父が殺され、一家が離散したため、比叡山に登り、天台教学を学び、さらに諸学を研修したが、末法の世の悟りは念仏以外にないことを悟り、1175年京都の吉水で専修(せんじゅ)念仏の教えを称(たた)え、浄土宗を開いた。この他力易行の教えは武士・農民間に受け入れられ貴族にも帰依する者があったが、旧仏教側の弾圧は激しく、1207年土佐に流された。のち赦されて帰京し、多くの信者を得た。’12年に没した。主著に『選択(せんじゃく)本願念仏集』。
●法然
こう暗記!
人々和(なご)む 情報ね。
1175年 浄土宗 法然