Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年4月2日(土) 臨時企画で伊勢山上を再訪。この日は桜が満開!!

2022年04月04日 | 山登りの記録
■今回のコース
飯福田寺→(行場道めぐり)→油こぼし→岩屋本堂→鐘掛→小天井→大天井→亀岩→鞍掛岩→
蟻ノ戸渡り→小尻返し→飛岩→平等岩→元居ヶ原→飯福田寺


3月27日に続き、伊勢山上へ。当日のお申込み人数がアッという間に募集定員に
達してしまったので、この日に臨時追加開催することにした。
この日は曇り空。夕方の降水確率がやや高い。

伊勢山上は、旧伊勢国の「山上」。諸国にあった修験道のご当地大峰山のひとつ。
飯福田寺(真言宗醍醐寺派)の行場だ。
山伏たちが修行する険しい岩場の周回コースを歩くが、我々は安全を期し、
ローブ持参、ヘルメット、ハーネスを装着して臨む。



仁王門の横が駐車スペースだ。
寺務所で入山料500円を支払い、出発する。



行場ルートの説明看板に描かれた主要な行場。かなり、おどろおどろしい。



愛染明王、毘沙門天などの小祠を見ながら急坂を行くと、最初の行場、油こぼしが
目の前に立ちはだかる。高さは25mほど。初めて登る人は、たいてい目を丸くするところだ。
ロープで補助しながら、果敢にチャレンジだ。



オーバーハングした行者岩の下にある岩屋本堂。
異様なカタチの巨岩は、飯福田層の基底礫岩が風化を受けてできたというが、すごい。



岩屋本堂の右横から、ボルダリングのトラバースのように、注意深く伝い上がる。
さらに岩を回り込み、難易度の高い鐘掛を登る。前半戦のクライマックスだ。



ここからしばらく難所はなくなる。短い岩場の急登を過ぎると、平凡な登山道になり、
小天井、大天井(この日の最高点)を通る。



いきなり樹林帯が終わり、亀岩が現れる。



ここからが後半戦となる。スリリングな露岩が次々に出てくる。
眺めはなかなかのものだ。



鞍掛岩の狭い岩尾根。右も左も崖になっているので恐怖感が煽られるが、
岩質は、案外すべりにくい。



またまた幅が狭い蟻の戸渡りを越える。不動棚廻りから振り返ると、
蟻の戸渡りの巨岩は北側がオーバーハングしているのがわかる。



続いては小尻返し。この岩の下りが、後半戦のクライマックスである。



行者岩が見える。



高さ約15mの鎖場をクライムダウンするのは、結構なスリルだ。
もちろんロープで上から確保している。



鋭い三角形の飛石に登り、平等岩の鎖場は時間の関係で巻いた。



平等岩は、スタート地点の案内看板にあった図とかなり似ている。
岩場の難所はこれが最後だ。



役行者像が並ぶ元居ヶ原を経て下り続けると、白山比咩神社跡から
行者堂を覗き見ることができる。おお、あんなトコロを登ってきたのか!!



最後に137段の苔むした石段を慎重に下る。



寺務所に戻る前に、満開の桜と行者堂をバックに記念写真。
皆さんの充実した表情がいい。



寺務所に帰ってきた。ここのワンちゃんは、元猟犬で、紀州県の血をひくと
いうが、たいへんおとなしく、人懐っこい。装備を片付けていたら、ズボンの
膝のところをガジガジとひたすら甘噛みしてきてかわいかった。

帰りに寄った安濃サービスエリアで食べた津ギョーザ、美味し!!

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