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■メイン写真
この日のルートの白眉のひとつ、笙ノ窟
■今回のコース
和佐又山ヒュッテ→見返り台→和佐又のコル→笙ノ窟→日本岳のコル→石ノ鼻→
小普賢のコル→奥駈道出合→大普賢岳→(往路を戻る)→和佐又山ヒュッテ
この日はガイド登山の予定だったが、不催行となったので、
たまたま同日に企画されていたS山岳部の例会に久しぶりに参加した。
S山岳部は、某有名山岳会から熟練メンバーI田さんを天理支部長として迎えた。
職域山岳部として活動に限界がある中、社会人山岳会の知見を採り入れる
基盤ができ、新たな発展に向けて動き始めた。すばらしいことである。
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この日の参加者は10人。朝のうちはまだ青空が出ていた。
さわやかな気分で、和佐又山ヒュッテを出発!
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見返り台の歌碑を通過。
和佐又のコルで一息ついて、ブナ、カエデ、ヒメシャラの美しい尾根を登る。
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指弾ノ窟、朝日ノ窟、笙ノ窟、鷲ノ窟と続く、行場の岩窟。
オーバーハングした断崖の直下だ。
きれいな樹林帯をみながら、岩本新道出合を過ぎ、水がしたたる急場を
トラバースして日本岳ノコルで稜線に出る。
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やせた岩稜に桟道がつけられている。
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絶景の展望スポットで知られる石ノ鼻も、今日は霧に包まれ、展望はゼロだった。
朝の青天はどこへやら。
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冬道を見送り、小普賢のコルへと下る。石段がきれいになったような…
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山頂を目指す。ハシゴ、桟道、鎖場の連続だ。
1995年に初めて大普賢岳に登った時は、こんなに充実した人工物はもっと
少なかった。それだけ毎年のように転滑落が多いということだろう。
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季節がら、キノコも多い。よく分からないが、ブナハリタケかな?
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ヤマブシタケかと思ったが、どうやらサンゴハリタケのようだ。
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難所を抜け、奥駈道に出る。霧の向こうに稲村ヶ岳が見える。
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大普賢岳に到着!!
今日がまだ、人生4~5座目の登頂というメンバーもいる。おつかれさま!!
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山頂は残念ながらガスに包まれていたが、雨に降られなかっただけましか。
国見岳、七曜岳を経て周回するのも楽しいのだが、今日は往路を戻る。
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笙ノ窟に戻ってきた。窟屋の中から外を見る、神秘。
和佐又山ヒュッテに戻ってきた。
ここで素敵なサプライズが待っていた。
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中国勤務を終えて先日、帰国したS谷さんが、自分で釣った鮎を焼いてほぐして
雑炊にして振舞ってくださったのだ。この美味さといったら!
こんな手のかかることを、本当にありがとうございました!
マイカーでの帰途、フロントガラスにぽつぽつと雨粒。
ほどなくザーッと大粒の雨に。いいタイミングで下山できたものだ。
この日のルートの白眉のひとつ、笙ノ窟
■今回のコース
和佐又山ヒュッテ→見返り台→和佐又のコル→笙ノ窟→日本岳のコル→石ノ鼻→
小普賢のコル→奥駈道出合→大普賢岳→(往路を戻る)→和佐又山ヒュッテ
この日はガイド登山の予定だったが、不催行となったので、
たまたま同日に企画されていたS山岳部の例会に久しぶりに参加した。
S山岳部は、某有名山岳会から熟練メンバーI田さんを天理支部長として迎えた。
職域山岳部として活動に限界がある中、社会人山岳会の知見を採り入れる
基盤ができ、新たな発展に向けて動き始めた。すばらしいことである。
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この日の参加者は10人。朝のうちはまだ青空が出ていた。
さわやかな気分で、和佐又山ヒュッテを出発!
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見返り台の歌碑を通過。
和佐又のコルで一息ついて、ブナ、カエデ、ヒメシャラの美しい尾根を登る。
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指弾ノ窟、朝日ノ窟、笙ノ窟、鷲ノ窟と続く、行場の岩窟。
オーバーハングした断崖の直下だ。
きれいな樹林帯をみながら、岩本新道出合を過ぎ、水がしたたる急場を
トラバースして日本岳ノコルで稜線に出る。
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やせた岩稜に桟道がつけられている。
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絶景の展望スポットで知られる石ノ鼻も、今日は霧に包まれ、展望はゼロだった。
朝の青天はどこへやら。
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冬道を見送り、小普賢のコルへと下る。石段がきれいになったような…
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山頂を目指す。ハシゴ、桟道、鎖場の連続だ。
1995年に初めて大普賢岳に登った時は、こんなに充実した人工物はもっと
少なかった。それだけ毎年のように転滑落が多いということだろう。
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季節がら、キノコも多い。よく分からないが、ブナハリタケかな?
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ヤマブシタケかと思ったが、どうやらサンゴハリタケのようだ。
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難所を抜け、奥駈道に出る。霧の向こうに稲村ヶ岳が見える。
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大普賢岳に到着!!
今日がまだ、人生4~5座目の登頂というメンバーもいる。おつかれさま!!
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山頂は残念ながらガスに包まれていたが、雨に降られなかっただけましか。
国見岳、七曜岳を経て周回するのも楽しいのだが、今日は往路を戻る。
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笙ノ窟に戻ってきた。窟屋の中から外を見る、神秘。
和佐又山ヒュッテに戻ってきた。
ここで素敵なサプライズが待っていた。
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中国勤務を終えて先日、帰国したS谷さんが、自分で釣った鮎を焼いてほぐして
雑炊にして振舞ってくださったのだ。この美味さといったら!
こんな手のかかることを、本当にありがとうございました!
マイカーでの帰途、フロントガラスにぽつぽつと雨粒。
ほどなくザーッと大粒の雨に。いいタイミングで下山できたものだ。