玉川上水を歩く 小平監視所

2017年02月04日 | 東京のお散歩
東京都水道局小平監視所は、羽村取水堰から取り入れた多摩川の水が
表流水として玉川上水を流れる現在の最終地点です。

昭和三十八年に、東村山浄水場の原水取入口兼沈砂池として運用開始し
それまで新宿の淀橋浄水場まで通水していた水は、ここから導水管で
東村山浄水場へ送水されるようになりました。

かつてはこの場所から野火止用水が分水していましたが、
取水口から東大和市駅前までの区間が埋め立てられ、さらに下流には
下水処理水が流されています。

玉川上水本流も、ここから杉並区内までの18kmが清流復活区間として
昭島市の多摩川上流水再生センターで処理した下水処理水を放流し
最終的には、杉並区内浅間橋から導水管によって神田川へ流出しています。

小平監視所下流側の、清流復活区間起点部は、滝組になっていて
上水小橋という人道橋が水面近くに架かっています。

(西武拝島線 多摩モノレール線 玉川上水駅からすぐ)


(小平監視所)



(多摩川から取水した水を見る事ができる最終地点)



(ここで最初処理の後、浄水場へ送られる)



(沈砂池)



(野火止用水分岐点。左が野火止用水、右が玉川上水)



(多摩川上流水再生センターからの処理水の放流口)



(ここから18km下流は東京都環境局管理の清流復活区間となる)

コメント
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