北海道の夏は短く、屋外ライブは7~8月に集中します。
STAも怒涛のライブ・ラッシュをこなして一段落、各メンバーが鋭気を養って再集結。
ブラス隊はいつもスタジオから譜面台を借ります。
ここのはカラーバリエーションが豊富。
選ぶ色によってのその人の性格判断、占いができそうです。
ノブが「サンボーン&デューク&ミラー」達がやってくる!と言い出し、マサも来札を知ったばかりだよ!と言うと、ミツがカバンからそのフライヤーを取り出した。
しっかりと皆チェックしてるね。
今回のリハの編成は初期のシカゴとほぼ同じ人数でパートも似通っているので音もそれなりにいろいろと考えて演じてみました。
卒業したシゲのポジションをケンイチが頑張っています。
ビブラートや音の張りにノブが賞賛を与えます。
ケンジがガイドラインを歌いながらのドラミング。
シカゴの叩くだけでも難しい曲のきめ部分をベースとバッチリとシンクロして決めてくれて気持ちいい。
勿論ミツとコーちゃんとノブのソロも余裕タップリ。
前半は次回のライブ曲目を一通り、MCを入れつつもプレイして終了。
休憩をしながら、他界したジョー山中氏の事など。
実はマサとケンジは高校生の時にワールド・ロックフェスにてジョーのステージを見ています。
マサはその後、後楽園ホールにてジョーがレゲエを歌っていた時のステージも観ています。
確かバックはチェピート・タケウチ、樋口昌之等だったと思います。
そして日本の伝説バンド、FTB再結成も2人で観にいきました。
「メイク・アップ」にはじまり、アンコール「サトリ・パート2」で終えたステージに圧倒され、今もあのジョーの「ウーマン」におけるハイトーンは耳に突き刺さっています。
エンディングのシャウト後に「若い時は平気だったけど、この曲、ボーカルが高くてきついんだよね」とにっこりとちょっと恥ずかしそうに語ったジョー。
鳥肌物の大拍手でしたよ。
あの日、目の前で見れて本当に良かったです。
そういえば開演前にもエレベーターからジョーが現れて度肝を抜かれました。
奥様が札幌の方だそうです(ギターの石間ヒデキ氏も札幌出身)。
ライブ後にマサはジョージ和田氏に握手なんかをしてもらっちゃった。
「こんにちは!」と優しく応じてくれました。
ノブとマサはアイズ・オブ・マーチCD(カナダ盤のライノ)を買い逃し悔しい思いを打ち明け、ミツとコーちゃんはプラスチック製のトロンボーンの話題で盛り上がり、全員でMPホールでのアンコール事件で大笑いし、オカチャン提供のピアノに感謝しつつ(彼が言うにはSTAの備品だそうです・・・笑)後半のリハへ。
ほとんどをシカゴで網羅してみました。
皆、ウキウキ。
「ゴット・トゥ・ゲッツ・ユー・イン・トウ・マイ・ライフ」「お前を離さない」にはじまり「クエスチョンズ67&68」「愛のきずな」「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」「ビギニングス」「サタディ・イン・ザ・パーク」「長い夜」・・・・。
コーちゃんのお気に入り「一体、現実を・・・」オカチャンは「長い夜」が琴線ビリビリだけれど、最近は「アライブ・アゲイン」にはまっているとか。
アースとシカゴの共演DVDを狙っているそうです。
ミツは彼曰くシカゴのベストアルバム1,2,3からの曲しか演奏しない映像に狂喜乱舞。
1年近くまったく演奏していなかった曲もさらりとこなしちゃってしまいました。
しかし、ぐっと空気がヒンヤリしてきたね。