お盆も終わってなんとなく秋めいてきましたね。
でも内地は相変わらず猛暑の日々なのでしょう。
そんな千葉県からSTAの元メンバーだったナカちゃんから暑中見舞いが届きました。
彼はちょくちょくお手紙をくれますが現在はAORバンドで活躍中。
近々「IF YOU LEAVE ME NOW」をレパートリーに導入しようと画策しているそうだけど機会があればタイバン組みたいね。
ナカちゃんはSTA初代アルト・サックス奏者でライブは1回しか一緒できなかったけど(VOL,2)ムードメーカーでした。(第1回シティジャズ、屋外アリオ煙突広場特設ステージ)
一通りの木管楽器を所有しているナイスガイでしたが今後も多忙とは思うけど音楽活動も楽しんでいこう(ちなみに彼のフェバリットソングは「雨の日のニューヨーク」)。
STAのライブは小樽ステージを終えて今度は夕張です。
まだしばらく札幌はご無沙汰。
スタジオへちょっと早めに到着してロビーに導入された大画面でマサ秘蔵のGFRライブを店長交えて堪能。
皆このバンドがお気に入りで時間ギリギリまで釘付け。
ノブが好きなのは当たり前だけど、シン、更にはミツまでもが興味津々。
ジャンル問わず柔軟に吸収するこの姿勢が大事なのです。
マサ、ミツ、ケンジもご多分に漏れず学生時代にGFRをコピーしたくち。
マサは1982年3度目の来日公演、武道館で熱狂しました(残念ながらべーシストはメル・サッチャーではなく再結成メンバー、デニス・ベリンガー。マサにとってメルはピーターと同じくらい衝撃のベーシストでした)
写真は翌年、その武道館の隣の建物「科学技術館」にて開催された楽器フェア内に設置されたピーヴィーのブースでマーク・ファーナーから受け取った直筆サイン入りポスター。
そんなに身長は高くない人でしたがにこやかに腕相撲した時の力こぶの大きかったことといったらもう絶句の一言。
デモ演奏を真正面で鑑賞中ずっと歌ってギターソロもくちずさんでいたらマークも喜んでくれました(その様子が某音楽雑誌に小さく白黒掲載)
近くのブースではリック・デリンジャーが頭から湯気を出しつつ全身全霊汗まみれの大熱演だったなあ。
STA今回の練習は特別仕立て。
曲目もメンツも。
7月の小樽ライブに突入したあたりから気分リフレッシュで活動もすこぶる楽しい。
その都度、編成に微妙な変化があるところはスリリングですが。
盟友「ゴヘイバンド」からこの度3人が合流(もちろんノブ含)。
タツは先月のマリン・フェスタでも一緒、F-KINGとはクラップスホール以来の共演。
曲目も事前にマサとF-KINGとで綿密に打合せして決定済。
STA&GOHEIカラーをほどよくブレンド。
STA史上初のテナーサックス奏者リードボーカル。
よくよく考えてみるとシカゴに単独ボーカルはいません。
各演奏者がボーカルを担当しているわけでSTAもこの夏はそれにチャレンジした結果、よりロックバンド風味が増したような気がします。
そしてF-KINGはただ歌うだけではなくその歌詞の内容をしっかりと解読してきているではありませんか!
当たり前といえば当たり前なのですが、まったく歌の意味も分からずに「俺はロックシンガーでござい!」ってな顔して堂々と譜面台に歌詞カードどっさり満載して歌う輩の多いこと・・・(なかには語学力の低さからか、とんでもない間違った詩の解釈をしている者もいるし)
我々も内容は把握していましたがF-KINGはより深く掘り下げて訳してきた模様。(その意味はここにはとてもじゃあないが書けません、そういう空気は一掃したもので(´∀`*)
「あの曲もこの曲もそういう意味だよね。ディープ・パープルのハイウェイ・スターもそうだし。シカゴのサタディ・イン・ザ・パークやキャノンもそうでしょ!」「ちゃうちゃう、それは違うよ~~!!」(まあこれはジョークでしょ。マサは必死に解説。シンは爆笑)
F-KINGには振り付けも担当してもらおうかな。
EW&Fほどではないにしてもシカゴもけっこうダンシングするシーンがあるし。
F-KINGは初共演となるシンの鍵盤奏法にもいたく感銘。
しきりに「いいキーボードが加入したね」を連発していました。
それもそのはず、今回シンが一番大変なのに短期間でしっかりと独自の解釈とセンスでクラヴィネット、ハモンド、ピアノの音色と特徴をかもしだしてばっちりと曲を引き立てています。
ミツもタツのトランペットをベタ褒め。
練習の虫ゆえ基本がしっかりしていて安定感抜群。
マサがここ何年もオクラ入りになっていたシカゴのファンファーレソングをリクエストしたところあっさりとこなしてくれマサ&ケンジ&ノブ&シンは鳥肌が立つほどに感激。
「音使いも別に簡単だよ」と涼しい表情。
シティジャズも終了したけれどあいかわらず売れっ子で引っ張りダコのタクもニコニコ笑顔でやって来ました。
これで総勢8人編成。
STAはこだわりのオリジナルキーを全曲貫いているところがF-KINGにとってはちょっと違和感(以前はいくつかキーを変えていた時期もありましたが)まあお気に入りのスティーヴィー・ワンダーも導入したということで良しとしましょうや。
シンも華麗なる鍵盤さばきで貢献度も大きく素晴らしい。
本人も「練習後のなごやかな会話も楽しみなんだよね」
さあ、秋の活動状況も概ね見えてきたよ。