THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

IT'S ONLY BRASS ROCK,BUT I LIKE IT

2013-08-06 08:18:40 | リハーサル

よく「シカゴ・オタク」「ブラスロック・バカ」と言われたりもしますが「たかがブラスロック、されどブラスロック、好きだからしょうがないだろう」です、これに尽きます。

 

東北4大祭りの一つ、青森ねぶた祭りの初日に初めて行ってきました。1980年から国の重要無形民俗文化財に指定されたそうで毎年のべ300万人以上の観光客が訪れるそうです。

祭りの由来には諸説ありその一つとして最も有名なのが征夷大将軍、坂上田村麻呂が戦場において敵を油断させるために行った・・・というのがありますが、現在では七夕まつりが変化したものというのが定説となっています。眠気も吹き飛ばす「眠たい・・・ねぶたい・・・」から名前がきているとのこと。

ほとんど予備知識のないままに行ってきたのですが、あれは実物をみないと感動は10分の一も伝わらないですね。

圧倒的迫力、緻密なビジュアル、躍動感満点のリズム、跳人と観衆との一体感、華やかな衣装とまさに絢爛豪華歴史あるイベント、あっという間の2時間。

ライブに共通するものがいっぱいありました。老若男女、国籍も職種も超越しての盛り上がりに圧倒されました。

一時期、黒装束の徒歩暴走族「カラス」問題もありましたがスタッフらの努力によって一切そういったトラブルも見られませんでしたね。各ねぶたチームはほぼまる1年がかりで毎年このお祭りに取り組んでいるそうです。まさに「I LIKE IT」ですね。

 

札幌駅においてJRタワー10周年記念「ひつじのショーン」アードマン・スタジオの世界展(観覧無料)が開催されています。

実際に撮影に使用された超貴重なジオラマ、グッズ販売、着ぐるみショーンとの撮影会、パネル&映像展と内容盛りだくさん。

英国クレイアニメーションの大御所ニック・パークが手がけて数多くの賞をうけているその作品群には「チキンラン」「子羊テイミー」他短編集もありますが、なかでも代表作はなんといっても「ウォレスとグルミット」につきます。

ウォレスは萩本欽ちゃんが声を担当、精巧かつユニークで可愛らしくドリーミーな世界に誘ってくれます。CG当たり前の特撮が横行している現在の映像界ですが、あえて粘土で根気よく一コマ一コマを撮影していく手法にかえって新鮮味を覚えます(初期の作品などは粘土に製作者の指紋なんかが写っています)。ロック界で最も有名なのは元ジェネシスのヴォーカリスト、ピーター・ガブリエルが傑作アルバム「SO」からシングルカットして大ブレークの

きっかけにもなった「スレッジハンマー」のプロモーション・ビデオでしょう。あれは何度見ても楽しめますね。クセになっちゃいます。スタッフはもちろんだけど撮影に参加したピーターも大変だったことでしょう。

 

日本ハム・ファイターズ10年目を迎えてB・Bの幼なじみニュー・マスコット・キャラクター「ポリー・ポラリス」が今年から球場で愛嬌を振りまいています。

しかし肝心の球団成績は泥沼地獄の3連敗・・・一体、どうしたの?

8月4日、東北楽天ゴールデンイーグルス戦では相手チームに今期最高失点14を献上してしまい、すでに自力優勝の夢も断たれて、なんと1イニングで2塁打7つというファイターズにとっては不名誉な新記録まで作られてしまいました。(アブレイユのホームランが飛び出しましたが。これで中田と本塁打記録トップに並びましたね)

いつもは苦虫噛み殺したような表情の星野監督もホクホク顔。

 

STA8月最初のスタジオ練習には前回と同じく7人編成が集結。

ただしブラス隊の3人は初顔合わせ、ビックリで新鮮です。いつものテナー・サックスあさき嬢に、なんと先月の小樽浅草橋オールディズ・ナイトで一緒したビークルスからヤマちゃんがトロンボーン、そしてSTAホーン・セクションの人脈を大幅に拡大してくれた功労者でもあるMDがトランペットで久々に合流です。

3人ともスコアの準備が万全ではなかったのでマサとシンが持参していたものを配布&コピー。

ホーンセクションを含めてヴォーカル人数分も加えてのマイク接続でミキサーはケーブルがビッシリ。今回、ハウリング問題は解消。

曲目はMDの「シカゴ大好き、でもテリー・キャス時代限定でね」に忠実に従っての内容。

彼は普段、ZOOMのマルチ・エフェクターを駆使してのエレクトリック・トランペットでマイルス・ディヴィスなどのジャズを演奏しているのですが、STAのコンセプトにも賛同してくれている同志でもあります。

やまちゃんは相も変わらずの売れっ子で今も方々のバンドから引っ張りだこです。

当たり前ですが同じ曲でもメンツが変わると確実に出てくる音が面白い具合に違います。MDは「しばらくぶりだからどうかなあ・・・」と不安に言いつつもあらかじめ予習をしてきたらしく、しっかりとソロもプレイ。

あさき嬢も先週チェック指導受けた部分を修正してくれていました。

やまちゃんも1年以上ぶりのSTA合流ですが、頑張って追随。

「やっぱりフルメンバーが揃うと音に勢いがあるね」とシン&マサはニンマリ。

ファスト・ジャズ・ワルツにまたまた着手、これには未だに若干手こずっていますがグッと勘が戻ってきた感じも見受けられます。

MD曰く「こういった曲はジャズ・サイドの面々からみれば普通の感触の曲」というだけあって彼は余裕。

さらっと吹きまくっていました、もちろん初演。

やまちゃんはスコアとにらめっこして「物凄い複雑な音符だらけだね。どの曲も転調にリズムがころころ変わるし・・・」と混乱気味。

ケンはお気に入りのチャイナ・シンバルをここぞいうタイミングで連打。

マサから「トランペット・ソロから流れるバスドラペダルによるキック・カウントの間合い」について意見調整。

パーカッションの用意を促して、ツナギの部分の説明。

シンは9月から復帰する渋いシカゴの曲に対する大役を受けて猛特訓。

休憩をはさんで今後の活動予定、希望についてマサからお話。

秋までの詳細を打ち合わせしつつも各パートの人員固め。なんたって数か所のライブを同時に話題にしているので皆が皆で混乱、勘違いしてしまいます。

スタジオ残り時間はアサキ嬢が来週リハーサルお休みなので彼女からリクエストを募り余力を振り絞っての演奏。

後かたずけ中もアサキ嬢とMDは何やら盛り上がっていましたね。ノブとマサはスぺクター弦楽器お揃い構想を述べ合う。実現したら見た目にも映えるでしょう。ただロックユニットが問題なんだよね・・・・。

さあてと、次回が小樽4回戦ライブ、正真正銘の最終リハーサルです。

準備万端整いつつある現状のSTA。個人個人でいろいろと思惑があるみたいだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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