THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

BLUE CHICAGO  VS  RED BEATLES

2014-02-07 14:04:04 | CHICAGO

写真を見ていただければおわかりのとおり、そっくりですね。

1990年シカゴがオリジナル・アルバム「21」を発表。その10年後、ビートルズのナンバー1シングル27曲を集めた「1」が発表されました。一部のシカゴ通の間では物議を醸しだしましたね。

青盤シカゴ、赤盤ビートルズというところでしょうか(笑)

1の字体、配置や大きさまで共通項が揃い過ぎ。こういった発見もお楽しみの一つ。

この話題だけでも十分に盛り上がれますね。

シカゴ21はマニアの間でも賛否の分かれるアルバム。結成時からのオリジナル・メンバーでもあったダニー・セラフィンが姿を消してここからずっと現在のオリジナル・メンバー4人という布陣になります。

またジェイソンの古くからの仲間でもある元ボブ・シーガー&シルバー・バレットのギタリスト、ドウイエン・ベイリーが正式に加入。

他にもおなじみデヴィフォス、そしてジェイソンが以前に加入していたバンド「キーン」のキーン兄弟、ベテランのマイケル・ランドウ、TOTOのスティーブ・ポーカロ、タワー・オブ・パワ―からステファン・ドック・クプラ、そして現在シカゴ正式ドラマーのトリス・インボーデンが参加。

全12曲収録、シングル・ヒットも生まれてプロモーション・ビデオも製作されています。

ただ、アルバム事態はヒット・チャートのランク芳しくなくシカゴはその後、このアルバムからの曲を積極的にライブのセットリストには加えようとしていません。

楽曲のクオリティ等どこをとっても決して失敗作だとは思えないのですが、いくぶん作りこみ過ぎ、この路線にもシカゴ自体がいくぶん息切れ状態に瀕していたのかもしれません。

「ユー・カム・トウ・マイ・センセス」なんてジェイソン歌唱の中でも最高峰に君臨する名バラード、琴線に触れる麗しのメロディ・ラインは何度聞いても鳥肌物です。

こういう曲はもっと注目されてスポットライトを浴びるべきだと思いますよ(他の人が作った曲ですが・・・・)。ジャケットはシカゴ・ロゴが薄く隅に追いやられていて往年のファンにとっては寂しい限りです。シカゴのアルバムはジャケットも常に話題の一つで素材が毎回の楽しみでしたがこれはホット・ストリート以来のガッカリ・・・でした(写真のCDはサンプル盤)。

 

ビートルズ1のほうは発表時、話題独占、商魂逞しくさすが売れに売れまくりました。

分厚い冊子内にはCD収録曲の順番に日本を含む世界中で発売されたビートルズのEPジャケット写真がズラッと納められています。

 

いやあ、しかし何度見比べてみてもやっぱりそっくりな2枚のジャケットですね!!

 

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CHICAGO BOXED SET

2014-02-07 07:10:53 | CHICAGO

バレンタイン・ディCHICAGO第3弾!

シカゴ最大のボックス・セットから紹介しましょう。(何故か日本未発売・・・)

驚愕のボリュームを誇る内容は全105曲収録、CD5枚、DVD1枚(超貴重なライブ、プロモーション・クリップ)で2003年の発売。

仕様もそうとうに凝っていまして、内包されている冊子には詳細なる各アルバム・データ、フォト集、記事、解説、コンサート・ポスター、そしてシカゴ・ロゴでいろいろなデザインを掲載しています。

その中にまたまたチョコレート・ロゴを発見!

 

曲目は「シカゴの軌跡」から「ハート・オブ・シカゴ」までをぜいたくに網羅。中にはシングル・バージョン、スペシャル・エディットも含んでいます。

トム・クルーズ主演、トニ―・スコット監督のトップ・ガン・コンビによるレース映画「ディズ・オブ・サンダ―」のサウンド・トラックに納められていてシングル・カットもされた「ハーツ・イン・トラブル」(プロモも製作されました)もめでたくこのボックスにシングルverで収録。

 

シカゴを一つだけ欲しい!という人、経済的に余裕があれば迷わずこれをゲットしましょう。

永久保存ボックス!!

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LOVE SONGS

2014-02-07 06:01:12 | CHICAGO

バレンタイン・ディのシカゴ第2弾「ラブ・ソングス」(2005年発売)

タイトルが示すとおり珠玉のラブ・バラード中心に納められたベスト・アルバム。

恋人達が甘いムードに浸って聞くのにうってつけです。

実は日本盤は曲目が若干入れ替わっていて、さらにはジャケット・デザインも違います。

ジャケットは淡いピンクを基調にシカゴ・ロゴ横にバラの花という配置。

今回はチョコレートが写っている輸入盤をピック・アップしてみました。

写真には3カ国から発売されたものをミックスしてみました。

EUとアルゼンチン盤は曲目は同じですが、3曲のカラオケDVD付き韓国盤は曲目が違います。曲数も1曲多く「愛ある別れ」がスタジオとライブの2テイク収録。

これらに共通の特筆すべき点はなんとピーター・セテラのソロ初期ヒット曲が2曲納められていることです。

映画ベスト・キッドのテーマ「グローリー・オブ・ラブ」

エイミー・グラントとのデュエット「ザ・ネクスト・タイム・アイ・フォール」

もうひとつの注目点は2曲の2004年スペシャル・ライブ。これは初収録です。

「愛ある別れ」をシカゴをバックにEW&Fのフィリップ・ベイリーが歌っています。

「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」こちらはEW&Fの演奏をバックにビル・チャンプリンが熱唱。ちなみにこの曲はビルの作品。EW&Fの大ヒット後にビル、エア・プレイ、デヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドンとそれぞれがレコーディングしています。

 他にも「ラブ・ソングス」にはシングル・バージョン、シングル・エディットなどが多数収録されています。

 

 

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CHICAGOⅩ

2014-02-07 04:50:10 | CHICAGO

来週のバレンタイン・ディに向けてこれを紹介しないわけにはいきません。

チョコレートのかわりにこれを1枚、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?

甘くとろけそうなチョコのジャケットが美味しそうです。

シカゴ印の邦題「カリブの旋風(かぜ)」

1976年6月に発表、全米3位、初のプラチナ・ディスクを獲得。そしてこのジャケットは第19回グラミー賞においてベスト・パッケージ賞を射止めています。

オリジナル盤では全11曲収録、現在では紙ジャケ仕様、デジタル・リマスターに2曲の貴重なボーナス・トラック付き。

ジャケットにも表れているようにそれまでの政治的・社会的メッセージ色が薄まり、代わりによりストレートなラブ・ソングに比重が置かれています。

発表当時はポップ寄り、コマーシャルに走っただのと揶揄されていましたが、根本的サウンド・カラー、メロディセンス、決めのアンサンブルは一貫してぶれていません。

5人のコンポーザー、5人のリード・ボーカルと豪華絢爛。

3曲のヒットも生まれています。

「雨の日のニューヨーク」ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY(3:02)

1976年、6月発表20枚目のシングル。全米32位。スティール・ドラムの音色がカリビアンムードを盛り上げています。新たにサルサにチャレンジしたボビーのペンによる軽快なナンバー。リード・ボーカルはピーター。

「愛ある別れ」IF YOU LEAVE ME NOW(3:56)

1976年、8月発表21枚目のシングル。初の全米1位、そして3枚目のミリオンを記録。更には第19回グラミーにおいてベスト・ポップ・ボーカル・グループを受賞。ピーター作のほろ苦くも切ないバラード。

「君のいない今」YOU ARE ON MY MIND(3:20)

1977年、4月発表の22枚目シングル。全米49位。ジミー作の大人のポップソング。ジミー本人がリード・ボーカルをとり、いぶし銀のトロンボーン・ソロでフェイドアウトと彼の独壇場ともいえる傑作として秘かな人気曲なのです。

他にも個人的に思い入れのあるところでは忘れもしない1984年4度目に涙の来日公演においてステージ前半に披露された「思い出のスクラップ・ブック」をあげたいと思います。

若かりし時代のシカゴがツアーで同行したフランク・ザッパ&マザース、ジミヘン、そしてビーチ・ボーイズとの面白回想録。

「再び君と」はリーが手掛けた作品。もちろん彼がリード・ボーカルも担当。渋いハスキー・ボイスが味わい深いです。

「君はセクシー」

メンバー全員によるエロチック歌唱がなんとも微笑ましくもファンキーなボビーの作品。

ラストは深く心に染み入るテリーのアコースティック・チューン「愛の終わりに」

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