やっと春めいてきました。昨日は今年の北海道最高気温を記録、本日もますます雪解けムード。外ではお父さんたちがツルハシを手に自宅周辺の氷割に汗しています。それでもやっぱり夕方を過ぎるとグッと冷え込んできますね。テレビの報道を見ると内地では桜が花開き、早くもお花見シーズンですが。
さて、いろいろな意味でも忘れられない伝説(!?)を残したホットタイムでの盛り上がりライブ後、初のスタジオ入りには6人が集合。
やはりというか話題は例のバスドラム・ヘッド破れ事件に集中。1曲目の前半でもうすでにいかれちゃっていたそうです。
何か、ノリがいつも違うなあ・・・とメンバーらが同じ気持ちだったことも判明、その謎も解けてスッキリ。
前回のライブでもそうでしたが、今回も懐かしの曲が復活。「イントロダクション」がレパートリーに加わる前にはもっぱらこいつがオープニングで活躍していました。
「アンチェイン・マイ・ハート」と同じ時期にSTAのセットリストから姿を消していたのです。ミツは去年からこの曲をリクエストしていてマサも頃合いを見計らって今のタイミングでゴー・サインを出しました。とてもナイスなセレクトだ!と皆が大喜び。
それもシンのボーカルとピアノ&タツのペットが存在するゆえのこと。
イメージ的にもピッタリ。思ったとおり。ミツも絶賛していました。ノブも「アンチェイン・・・」の時のシンを高評価していましたが、また同じ気持ちなのではないでしょうか。よくこの短期間で自分のものにしたものだと全員が感心。シンもですがタツもこの曲を演奏するのは初。必死にスコアや音源とにらめっこしながら、トランペットを吹きつつ確認。
他のメンバー達は何度もこの曲にはお世話になっているのですが、いざ数年ぶりに音出ししてみたら「あれ・・・?」と見失う個所が数点あり・・・(自宅個人練習では完璧なのに)。
マサが慌ててスタジオ事務所から白いCDプレイヤーとピン・コードを借りてきて、ミキサーに接続。持参のSTA専用CD-Rを再生。写真がそれです。
「あ、キーボード・ソロとエンディングの回数はこうだったんだ。」と納得。この曲は1、2、3番の歌、ピアノ・ソロと4段階でどんどんと構成が長くなっていくのです。しかも3番の部分は中途半端な長さだし・・・。
練習前半にはまだミツとタツが到着していなかったために、ブラス無しの4人で肩慣らし兼手探り。
いかにブラスを目印に頼っているかという弱点が露呈。ミツはあの赤いプラスチック製P-BONEを持ちこみ。シンは初めて実物を見るらしく興味津津。これをこの日はずっと吹き込んでいました。まったく違和感なし。ユニークな憎い1本。
ドラム・イントロとベースとのリズム・アンサンブルの確認(エンディングのブレイク部分も)。
コーラスがハイトーンでグイグイと高くなって引っ張るので強靭な喉が必要になってきます。油断しているとすぐにへたってしまう・・・。シンもやりがいあることでしょう。
ライブ前半で相当に白熱の布陣体制が確立しつつあります。中間のソロも本来ならばピアノだったのですが、シンはまだ加入していなかったので、そういう時には必ずノブがソロを担当(孤独なんて唯の言葉しかり。他にも多数あります)。
でもこのたび初めて本格的にピアノのアドリブ・ソロが入ったのでとてもオリジナルに肉薄してきました。ミツもワクワク。
エンディングではもちろんノブのお得意なギター・ソロがいつものように飛び出してきます。
2時間の枠組みで3曲を集中的にリハーサル。1時間以上は上記の1曲に取り組みっぱなし。みるみる内にある程度の形にはなってきましたね。
マサがイメージを膨らませて「今回はSTA企画ではなく、ライブハウスイベントだから,MC極力減らしてメドレー形式、繋ぎはミニソロでの展開にチェンジするよ」と提案。
また今までおざなりにしていた怪しいプレイ個所も徹底的にパートをほどいて集中的に納得のいくまで繰り返し演奏。
残り時間も少なくなってきたので、このメンツがいる時には絶対やる未完成品で締めくくり。ごくわずかに微妙だけど成長の兆しはあるのではないかな・・・?
「シカゴⅥ」のボーナス・トラックにアル・グリーンとシカゴが共演しているテレビ番組の音源が入っていたことでノブがビックリしたようです。あの時代あたりからシカゴは積極的に外部のミュージシャンと共演、テレビ出演も多くなってきていました。ノブはアル・グリーンがお気に入りだそうで、このことにとても喜んでいました。もう一人のアルといえばアル・クーパーも好きなんだよね。