THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

BABY,WHAT A BIG SURPRISE(EP)

2014-12-09 23:09:49 | CHICAGO

邦題「朝もやの二人」

3:05

作者はピーター・セテラ。リード・ボーカルも彼自身が担当。

「シカゴⅩⅠ」からのファースト・シングル。シングルのジャケットもアルバム・デザインをそのまま流用しています。

1977年9月発売。

全米4位、UKチャートでも41位と大健闘。

それにしても邦題のロマンチックでちょっと気恥ずかしいタイトルはイントロから連想される情景そのもので、上手いこと考えましたね。

「Ⅹ」からのシングル「愛ある別れ」の大ヒットで確信を得たのか、その延長線上にあるのがこの曲。

手ごたえを掴んだピーターの大躍進がこれをきっかけにしてはじまります。

それまでのロバート・ラム中心の作品群やアグレッシブなブラス・セクションが1歩後退して、ピーターのよりソフトでポップ色濃厚、メロディアスな楽曲比重が幅を占めてきます。

B面は「TAKIN' IT ON UPTOWN(無情の街)」

4:45

F.KAGANとテリー・キャスとの共作。

こちらも「ⅩⅠ」から。

ボーカルはテリー自身。

曲調はテリーが絶大なる影響を受けたジミ・ヘンドリックス風。

熱烈なオマージュ溢れる熱演を繰り広げています。

フェンダー・テレキャスターにマウントしたギブソン・ハム・バッキングP.Uの特性を最大限にいかして、全体にエフェクト効果を施したサウンドもご機嫌です。

テリーは派手なソロプレイ(ほとんどをピッキングする正確無比なる早弾き)が一番有名ですが、繊細なコードカッティングによるバッキング(手首のスナップが神技!)、ワウペダルによるリズミカルで官能的な豪快グルーブも並みのギタリストには真似のできないテクニックの持ち主でした。

写真は5枚のシングル。

国内盤は通常モノと白レーベルの見本盤。

珍しくジャケット付きの輸入物はイタリア盤。

真ん中にアダプターを使用しなくてもセットできる穴の小さい盤はオランダ製品。

最後のアメリカン盤のみレーベル面のトータル・タイム上にイントロ秒数が両面に記載されています。(A面14秒,B面25秒)

 

 

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師走、または極月 2014

2014-12-09 17:21:28 | リハーサル

810ライブも無事に先月無事に終了。たくさんの仲間達との協力のもと、お蔭様でめでたく100回を達成しました。

はやくもSTA今年最後のライブが今月アートホールにて行われます。

さっそくスタジオには8人が集結してリハーサル準備です(路面がついにツルツル状態に)。

セッティング中には810の反省点を話し合ったり、ここには絶対に書けないびっくりエピソードがマサとミユキに起こった!と盛り上がったりであっという間に時間が過ぎていきます。

年末は何かと皆さん多忙ゆえに、ミツは欠席。そこでSTAのニック・レーンことタクミが半年ぶりにライブに合流します。彼はアートホールとは何故か縁がありますね。

ところが選挙が12月に行われることになり、彼の仕事上21日のアートホールにぶつかったらライブ出演が難しくなるという事態に・・・。

結局、選挙は14日に決定したので、事無きを得ました。ニュースの発表を見た時には思わず手に汗握りました(笑)

またシン&ミキもライブ出演を断念。今回は鍵盤なし、コーラス&パーカッションも手薄になりますのでその分、久しぶりにSTAにしてはストレートなブラスハードロック路線に挑戦することにしました。

しかもサックスがアルト、テナー、バリトンの3本、トランペットも2本立て。なかなかの硬派なサウンド展開です。セットリストを大幅に変更、強烈なロック魂溢れる内容で組んでみました。

ミユキお気に入りの2曲もしっかりと取り入れましたよ。

ジュンは益々、STAコンセプトにはまりつつあります。

彼にとってのSTA初ライブですからね。

ブラス隊の連中もジュンを中心に打ち合わせに集中しています(ピッチ、チューニング、スコアチェック、アンサンブル)。

そして10月に亡くなったロック・ベーシストの重鎮、ジャック・ブルースに敬意を表して急遽、クリームの代表曲を1曲選曲しました。

これはシカゴもビッグ・シング~CTA時代にレパートリーにしていたもので、BS&Tもレコーディングしていますね。

STAも以前、ライブで数回演奏していましたが、数少ないブリティッシュ・ソングなので違和感があり、ブラスセクションのスコアを急ごしらえで書き上げたのですが、イマイチ物足りなく棚上げされた状態でした。

このたびのトリビュートで、クニとマサで話しあった結果、若干の味付けでメリハリをつけて復活させました。エンディングもクニがアドリブを入れたら物凄く迫力が増してかっこいいのでマサとノブから大賛辞を受けてそれも組み込む事に。

レパートリーのオリジナル音源にはフェイドアウトのものが多いので、マサが演奏中に口頭説明したり、ケンがフィルを入れて目印にして伝達。

そういう曲をいくつか演奏しているうちに(テンポが遅かったものがあったのでそれらも修復)、カンも戻ってきて白熱。一度も休憩無しで進行。

1曲だけ、今月の予定曲以外のモノにも着手。ピアノ、フルートの旋律が美しいバラードですがこいつも地道にまとめていきましょう。最後は、時間いっぱいまでタクミのリクエスト・コーナー。

さあ、すでに来年の新たなる活動構想が各メンバー達から語られ始めています。

とりあえずは、101回目のライブに照準を合わせていきましょう!

恒例のアンケートのお題目はノブの希望で・・・「あなたにとっての海外ドラマは?」

ミユキ・・・CSIマイアミ

ノブ・・・ウォーキン・デッド

マサ・・・MR,BEAN

クニ・・・ナイト・ライダー

ケン・・・スタスキー&ハッチ

ジュン・・・洋物アダルト(パツキン限定!)

シン・・・パートリッジ・ファミリー

タクミ・・・ビバリー・ヒルズ白書

 

***オマケ***

写真2枚のアルバム、共通している曲は何?

 

 

 

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