恒例の年忘れ演芸会に今年も行って来ました。
今年は今までの中でも最高なラインナップでしたね。席も最前列だったし。
日本古来から伝わる伝統話芸には毎回、腹の底から笑わせてもらってます。
しかし当たり前ではありますが、プロのワザは凄い。あっという間にプログラムは過ぎて行きます。
言葉巧みに観客全員の気持ちを一瞬のうちに鷲掴み。笑いの渦に巻き込み皆を幸せな気分に浸らせてくれるのですから。日頃の嫌なことなど吹き飛ばしてくれます。
感動と共に勉強になります。
Wコロン解散後、ねづっちはソロとなっての登場。
おなじみ「整いましたあ〜!」以外の話術も生き生きしてましたよ。
で、「即興なぞかけ」ではいち早く私が手を上げて出題。
演目はタイムリーに「大谷翔平」と言うとねづっちも盛り上がってくれましたね!
本当に即座に「整いましたあ〜〜!」
ビックリ、お見事な回答で万雷の拍手👏。
直筆サインプロマイドを貰ったよう!
ねづっちは自分の出番以外にもステージ袖にいてこちらに手を振ってくれたりしてサービス精神に溢れ、先輩芸人たちのステージを食い入るように見学、研究していました。真面目な人柄が出てますね。
マギー司郎はとにかくおとぼけマジックの元祖として大爆笑の連続。タネが見えたり、ワザとなのかぎこちない手つきでやらかしたりね。でも決める時はバッチリです。大御所だからあのミスターマリックもマギー史郎と共演する際には緊張しまくりらしいです。
今回も男性の弟子がアシスタントを担当していて、彼もちょっとだけマジックを披露させてもらったんだけど、一歩下がって見つめていたマギー史郎師匠の厳しい眼差しは迫力あったよ。
私の娘がマギー史郎さんから直々に御指名を受け、ステージへ呼ばれてマジックで共演する場面もあり、例の縦シマが横シマになる不思議なハンカチをプレゼントしてくれました(^ ^)。
トリは林家木久扇。
弟子の2人も落語を演じていたけど、キクちゃんを見るのは私、3回目!木久蔵時代から私は、大ファンです。
現れるなりいきなりステージ最前列、私の目前まで来てくれて丁重にご挨拶してくれました。
キクちゃんはやはり最後を飾るに相応しいですね。笑点の裏話から始まり、今回は以外にもモノマネオンパレード!これがそっくりなんです。彦六師匠はおなじみとして、大平総理、田中角栄、森繁久弥、極め付けは立川談志の落語。ビックリするくらいに似ている独特な表情、動作、声。
テレビでは決して見ることのできないキクちゃんの落語は絶品です。
至福のひととき。