THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

四人囃子(CD'S)

2019-06-08 01:35:20 | free form space

日本のプログレッシブロックバンドの元祖といえば、もちろん四人囃子!
とにかくあの時代にあのクオリティは半端無く凄い!
「日本のピンクフロイド、EL&P」と言われてました。
実際にフロイドの大作「エコーズ」は彼らの初期レパートリーだったし。あれを忠実に再現していたなんて信じられない。
鳴り物入りでメジャーデビューした「一触即発」は彼らの代表作でありジャパンロック黎明期を語る際には必ず取り上げられる一枚。
ところどころにそれらしいフレーズや展開がリスペクト込めて組み込まれていて思わずニンマリ。
タイトル曲には、なんとディープパープルまでもが飛び出してくるしね!それらが何の違和感なく長尺にまとめあげられていて、起承転結もお見事です。メンバー達のテクニックは説明不要な素晴らしさ。
インストやブルージーな要素も絡め、ありとあらゆる実験精神がビッシリと詰め込まれています。
CD化の際に追加された「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」が私の一番大好きな思い出深い曲。ドラマティックで可愛いらしいメルヘンチックな歌詞と徹頭徹尾の変態的に絡み合う演奏技術とのバランス感覚が最高!
セカンドアルバム「ゴールデン ピクニックス」はファーストを更に洗練させてみた、これまた傑作。
ポップさも加味されて聞きやすくなった。
いきなりビートルズの「フライング」だよ!
新メンバーの故 佐久間正英氏の貢献度大!
「カーニバルがやってくるぞ」もEL&P風でライブ向きの軽快なナンバー。
伝説の若者向けテレビ番組「銀座ナウ!」に四人囃子が生出演して佐久間正英氏が「新曲で、なすのちゃわんやき」と紹介して演奏した時の衝撃は忘れられないなあ。
その後、中心メンバーの森園氏が脱退。バンド史上最大の危機に見舞われます。それを救ったのが女性ファンに一番人気があった佐藤ミツル氏。
私はロックン・ロール内田裕也氏が開催した第1回ワールドロックフェスで四人囃子のステージを見ました。森園氏曰く「札幌はあまり調子よくなかった…」とインタビューで語っていましたが、私は初の本格的プログレにゾクゾクした記憶があります。(確かに盛り上がってなかったけど、あれは観客のレベルが低いだけ)加入したばかりの佐久間正英氏はすでに存在感満点。もちろん出来立てホヤホヤの「空飛ぶ円盤…」にも感動。
で、このステージには札幌からも3バンドが出演。
その1つが佐藤氏在籍の「クロストウジエッジ(!!)」というプログレバンド。
オープニングにスペイシーなシンセサウンドが轟いていたから、はっきりと焼き付いています。
それがキッカケで佐藤氏は四人囃子に加入したわけです。
数枚のアルバム発表後、バンドは解散。佐久間正英氏はテクノポップブーム吹き荒れる中プラスティックスで成功を手にして、プロデュース業に専念。数多くのバンドを輩出します。
ニューアルバムを携え、満を持しての四人囃子再結成にファンの方たちは狂喜乱舞。
黄金期メンバー大集合。しかも森園&佐藤ご両人によるツインギターだよ。
サポート含めて10人編成。(女性ギタリスト含)
ライブは前半と後半を新曲。中盤を往年のレパートリーで網羅するという贅沢なる構成。
この模様はフルサイズでCD化。映像も発売されました。
コンスタントにリユニオンを繰り返していたけど、もうそれも今となっては叶わぬ夢…。
5年前に惜しまれつつ他界した佐久間正英氏。
彼を失った音楽界の損失は計り知れないですね。
ちなみに私が東京でバンド活動していたときのドラマーは、以前にコンテストに出演した事があるのですが、審査員が岡井大二さんだったそうです。
「一触即発」を演奏したら仰け反って喜んでたとか^_^!!
今月は久しぶりに私の企画ライブに四人囃子のコピーバンド「四入囃子」が対バン!
個人的にも今から楽しみ!!

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SUBMERGE(chicago)

2019-06-08 01:27:47 | CHICAGO

地上にあった物がに沈んで隠れてしまうこと

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BAY CITY ROLLERS(EP'S)

2019-06-08 01:07:30 | free form space

ベイシティローラーズの楽曲はなかなかにメロディアスでキャッチーにポップロックしていて当時から好きでした。その後も紆余曲折あったけど今も二つのベイシティローラーズとして分裂しながらも活動中。

実は私はカーペンターズ、アバ、オリビアニュートンジョン、ギルバートオサリバンとかもずっと大好きです。

なんたって全盛期のミッシェルポルナレフにも相当にハマってましたから。

かたやガンガンにロックも聴きまくってたしね。

口の悪い連中からは「節操がない」と陰口叩かれながらも素直にお気に入りはジャンルにこだわりもちませんでした。

当時BCRはもの凄い人気で、タータンチェックブームが吹き荒れてたね。

黄色い歓声あげる女の子達をロック小僧達は側から「ケッ!…」と言いながら本当は羨ましかったはず。

男子がベイシティローラーズ好き!なんて言おうものなら馬鹿にされたものです。今では信じられない話だけど、デビュー時のクィーンだって女の子達がキャーキャー騒いでて男子は距離置いていた。メンバー全員が王子様のようなルックスで化粧して白いヒラヒラ衣装着てたからアイドル視されても仕方ないか。あのビートルズだって大人達は白い目で見ていてなかなか認めなかったしね。

ある意味、女の子達の選球眼は鋭いのです。

まあ、ベイシティローラーズは第2のビートルズにはなれなかったけど、それまで洋楽を全く聞かなかった女の子達を招き入れたという意味では多大なる貢献度。

私がベイシティローラーズ好きと知っていた周囲の女性達から来札公演の際、一緒に誘われたけれど、さすがに二の足踏んでしまいました。

ちなみにリードボーカルのレスリーマッコーエンの奥様は日本人でお子様まで授かっていますね。あの子もすでに立派な大人に成長してるでしょ〜。

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