ほとんどの木管楽器は管体に規則的に穴(トーンホール)を開け、その穴を開閉することによってそ管長を変え、音を変化させる、というものである。 その穴の開閉にはキィが用いられるが、そのキィ(キィカップ)の中にタンポが納められ、それによってトーンホールを確実に開閉する、という構造になっている。
タンポのキィカップへの固定はシェラック(熱可塑接着剤)やビスなどが用いられる。 単に固定するだけでは狙った気密を確保することは難しいため、シェラックの場合は加熱し、あるいはネジの場合はキイカップとタンポの間に調整紙を挟みその角度を変える。
タンポには様々な種類があり、楽器の種類、メーカー、機種などによって使い分けられる。 また気密に関しては限りなく100%塞ぐ場合や、(耐久性の面から)あえて一部を弱めに塞ぐ場合など、調整技術者の判断により異なる。
〜ウィキペディアより〜
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