さすがに北海道。
サクラの開花で盛り上がっている一方、地方に足を延ばすといまだに残雪が散見。
深夜になるとストーブを焚いたりなんかもしちゃうもんね・・・・。
夏日になる日もあるんだけど、寒暖の差がすこぶる激しい。
体調管理には気を付けよう。
さてさて、STAホーンセクションの中核ともいえる存在のトランぺッター「ファニー」がDJをつとめるコミュニティFM「さっぽろ村ラジオ 楽しい音には福来る」にリーダー「マサ」が2週にわたってゲスト出演(1週目にはキーボードのアキも参加)。
熱くブラスロック特集を繰り広げて盛り上げてきました。
1週目は「初級編」、2週目は「上級編」
こんなにもこだわり満載の超マニアックな音楽番組は日本広しといえども中々ないでしょう、と自信をもって語りまくり(90分ずつ)。
さあ、御膳立てはバッチリと整いましたよ。
というわけで、GWを挟んで先日はライブのため最終スタジオリハにSTAメンバーが大集結しました。
例によって2回での総まとめ。
連休中、英気を養って元気いっぱい続々とロビーで賑わっていました。
今回のライブは当初12人編成というゴージャスな編成だった。
数年ぶりに本格的なパーカッションが加入したのですが、残念ながらスケジュールの都合で一旦は離脱することになりました。
でもご心配なく。
すぐに再び合流予定ですよ。
で、トランぺッター&コーラス&パーカッションで活躍しているマッキーも都合によってリハを欠席・・・・(´;ω;`)
でもライブには駆けつけてくれます。
そういうわけでして、リハは10人。
それでも相変わらずもの凄い人数だ。
顔ぶれは・・・・・
マサ、アキ、リエ、ニシヤン、ヤス、タカジュン、ファニー、エンちゃん、カタボウ、そしてミユキという布陣。
前回は欠席だったエンちゃんもこの度はめでたく参加。
この素晴らしい連中に最も適したセットリストを組みました。
内情を暴露すると、今年1月コロナのためお流れになったものをそのままそっくりと再構築した次第さ。
入魂のリターンマッチだ。
だからこそ各自の意気込みは半端ない。
力が入っていましたよ。
ほとんどのメンバーが初出演の北24条ライブHOUSE「スターライト」だしね。
STAの自主企画「リブレーション」でもあることだし。
いきなりスタジオの駐車場でツッツーと遭遇。
彼は土曜日「ビア・プリーズ」でのライブがあるために個人練習にやってきたのだ。
徹底的にストイックな彼らしい。
実はしゅっちゅう、ここで会うのさ。
いつものように部屋へ入るなりマサはセットリスト表を後方の壁に貼り付け。
皆もせわしなくセッティングに汗している。
譜面台、スタンド、マイク、シールド、ケーブル、エフェクターと準備するものは多いのだ。
ミキサーからまた音が出ないのでオーナーのキンさんに助けを求めて事なきを得た。
チューニングとウオーミング・アップ。
ちょっと遅れてやって来るメンバーもいるので早速、前半はリエちゃん用に3曲プレイ。
バラード、ファンキーなソウル、ジャズロックと盛りだくさん。
リエちゃんは相当に研究してきたのか、以前の反省点をチェックしての歌い込み。
早口部分に四苦八苦していたけれども、成長の跡が垣間見えたよ。
多少の緊張感は否めないけど、しっかりと要所要所は把握済み。
感情の起伏や抑揚のつけ方などを丁寧にこなしていた。
真横でトランペットを吹いていたエンちゃんも絶賛。
「この大音量のなかでよくぞここまでヴォーカルの役割をこなしているね。上手いよ。いい声している」とべた褒め。
リエちゃんも嬉しそう。
良かったね。
マサと交互にボーカルを分け合う曲もスムーズ。
キーに辛さがあるのか力みを感じたけど、そこのところは実力で克服して問題なし。
不慣れな楽曲に対するチャレンジ精神に一同が惜しみない拍手を贈っていました。
数回、メドレーで本番並みの流れを再現。
十分に納得がいった様子で早くも1時間が経過。
ニシヤンは新兵器を購入したようだ。
試行錯誤を繰り返しながらもそいつと格闘。
ああでもないこうでもないと、音つくりに専念。
これで更なるサウンド・バリエーションに期待できるというものだ。
彼もやる気満々。
男気溢れる頼れるリズムセクションのヤスも絶好調。
厚い信頼のもと、パワフルで絶妙のグルーブを演出。
女性トリオはムードメーカー。
とにかくかしましい。
明るい雰囲気作りにはもってこいだね。
超絶技巧で難解この上ない曲の連続を、ものともせずにこなしきっていましたよ。
阿吽の呼吸で次々と襲いかかってくる難敵を一致団結して克服。
清々しいくらいだ。
定番ともいえる曲、実験的要素がふんだんに散りばめられた曲、ディスコっぽい異色の曲、プログレッシブでジャジャ馬な曲と手慣れたもの。
時々は怪しい部分や勘違いも散見するけど、そこはそれでしっかりと他のメンバーが瞬時にサポート。
笑顔が常に絶えないんだけど、着実に体力の消耗率は高い内容だけに、ほどほどなスタミナ温存のための調整は必須。
まあその辺のことにはたけた連中だけに黙して語らず。
最後の最後ヘトヘトになるまでやりつくしたよ。
ちなみにリエちゃん、アキは「マ・シェリ」、ニシヤンは「リミックス」との掛け持ちだよ。
ニシヤンはSTAでギター、リミックスではベースを器用に担当。
対バンにも掛け持ちする猛者がいるしね。
そこのところはすでに名物化しています。
対バンはどこもかしこも気心の知れた仲間ばかり。
ジャンルも豊富にしのぎを削ることでしょう。
他では対バンを組んでいても「リブレーション」では初出演のバンドや、正真正銘初めて見るバンドもいます。
全8バンド!!
それでは皆さん、会場で会いましょう。
一同首を長くしてご来場をお待ちしております。