ローラ・ダーン(1967年ロサンゼルス出身である。
地球儀(ちきゅうぎ、Globe グロウブ)は、地球(ちきゅう、the globe)を球体で表現した模型。 平面に描かれた地図(ちず、英:Map マップ)では方位、角、距離、面積のすべてを同時に正しく示すことはできないが、地球儀は地球と同じ球体であるため、そのいずれにおいても狂いがほとんどない。
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6,「マ・シェリ」
19:30~20:00
****このライブレポートって意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
どうぞお手柔らかに( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****
会場内に流れるBGMは「シカゴ」が歌う大ヒットのパワーバラード曲「君こそすべて」
マサの狙いは的中でジャストフィット!
皆、鼻歌混じりに口ずさんでいるよ。(アキもお気に入りソング!)
ステージ上に目を向けてみると、備え付けられている機材類は一流ブランドの最上機種ばかりだ。
ベースアンプはハートキー440。
ギターアンプはローランドの何にでも対応可能なる頼れるロングセラーJC-120と、マーシャルJCMハーフスタックDSL100(SPはTOPのもの)
そしてフェンダーツインリヴァーヴ80。
ドラムセットはパール製。シェルは白。
換気とサウンドチェックも含めて、バンドの入れ替えには10分も用意されています。
余裕をもっての進行。
それでも、すでに1バンド分の押しになっている・・・・。
でも純平店長はわざわざマサのもとにきてくれて「時間のことは一切気にしないで大丈夫ですよ」と感動の一言を述べてくれたのだ!!
嬉しいねえ。
バンドマン達はこうなりゃあ、素晴らしいサウンドをお届けしてお返しするしかないっしょやあ!!((´∀`*))
まあ何はともあれ時間のことなんかでピリピリせず、リラックスしながらもプレイに100%専念できるということはけっこうなことだ。
このバンドのジャンルは生粋のJ-POP。
でもそんじょそこいらにゴロゴロと転がっているのとは、一味も二味も違うよ。
油断大敵だ。
要注目株!
地元・札幌からの出演。
初々しくも若さはじける男女混合の5人編成。
普段は札幌を拠点に活動中(たまには小樽でも・・・・)。
他のバンドメンバーたちはステージ以外、各自バラバラにくつろいでいるものだけど、マ・シェリは会場内で横並びに着席していて、ずっと語り合っていたのが印象深かったよ。
リーダーを中心に笑いが絶えず、心底仲の良さが伝わってくる賑やかさ。
チームワームが鉄壁な証拠さ。
毎回、打ち上げを楽しみにしているんだとさ。
羨ましいなあ・・・・。
(アキに続いて2番目に到着したウミくんはスタンディングではなく椅子にずっと座っていることが苦痛で仕方ないご様子だった・・・・落ち着かないんだとか・・・・若い証拠だなあ((´∀`*))
バンド名からもお判りでしょう。椎名林檎と東京事変をレパートリーとしています。
椎名嬢のソロ曲「マ・シェリ」は時間の都合上演奏されませんでしたが・・・・。
ちなみに「マ・シェリ」とは「私のかわいい人」という意味なんだそうです。
私が椎名嬢を知ったのはほとんどの人たちがそうだと思うけどファーストヒット「ここでキスして」の大ヒットから。
宇多田ヒカルと双璧をなすカリスマ性で、すでにかっこよく君臨していた。
もう立派なレジェンドだよね。
それはともかくも、椎名嬢の楽曲は超がつくほどに中々一筋縄ではいきませんよ。
最近は流行に便乗して結構カヴァーするバンドが多いけど、ちょっぴりと残念な形に終始しているんだよね。
でもこのバンドはただでさえ後半という重圧があるのに、それらをいともあっさり吹き飛ばすほどに克服してくれました。
実際の話、先週FM番組にマサが出演した際、DJのファニーは「色々と東京事変のバンドを見てきたけどマ・シェリは群を抜いているね」と手放しで絶賛。
この日の対バン達もマ・シェリの一挙手一投足に釘付けだった。
特に女性シンガーは驚嘆していたよ。
STAのメンバー達もお世辞抜きに同様の意見だった。
彼らは普段、滅多に他のバンドを褒めたりすることのない辛口ミュージシャンばかりなんだけどね。
だからこそ、この評価は貴重だね。
頼もしき存在。
これらを励みに、もっともっと精進していこう!!
まだ、結成してから3、4年で、メンバーが固まってきたのもつい最近の話。
それでも、マサが今現在最も押しの人気急上昇バンドなんだからさあ。
今後の活動状況が楽しみだよん。
今回、マ・シェリを生で体験できたアナタ!
それって、すこぶるラッキーなことなんだよ~!!
そのうち語り草になること、請け合いだ。
マ・シェリ史上最強の布陣が遂に確立されたのだから。
メンバーの内訳・・・・・
テクニカルでグルーヴィーなドラムスは剛腕のツカサ君(メンバー中唯一、髭姿で決めていた)
ヴォーカルにリエちゃん(彼女は今回がマ・シェリのステージ2回目。本当は去年の夏にお披露目ライブが決定していたんだけど、コロナ禍で延期になり、11月20日の土曜日、やはりSTA企画「リブレーション白石ピグスティ」でめでたく神秘のベールを脱いだわけだ。
3代目シンガーとしてのプレッシャーは計り知れないものがあったと思うけど、ものの見事に成し遂げてくれました。
あっぱれだ。
想像していた以上の圧倒的な歌いっぷりにメンバー、観客共に圧倒されていましたよ。
もう今後はドンドンと場数をこなして成長あるのみ。
前途洋々だね。未来は明るい)。
キーボードはリーダーのアキちゃん(KORG KROSSを使用。いつもは笑顔を絶やさずに元気いっぱいジョークを飛ばし続けているんだけど、一旦ライブのスイッチが入ると真剣な表情で頼もしき鍵盤のスペシャル・プレイヤーに豹変するというスーパーウーマンなのだ)。
個性派のギターはリュウヤくん(前回はブラウンサンバーストのテレキャスター、ローズ指板を使用していたんだけど、今回は黒いボディカラーのストラトキャスターを使用。メイプル指板。しかもだよ、リバースヘッド!黒いカールコードをさりげなくインプットしているところなんかにも、そうとうのこだわりがあるとみた!)
そしてベースが人一倍に勉強熱心でアグレッシブなウミ君(渋いグレーボディカラーのフェンダー・ジャズベース使用。ローズ指板)という布陣だ!
STAはこのバンドと札幌や小樽のイベントで何度も対バンをしています。
だから手の内はある程度把握しているつもりだったけれども、更なるスケールアップを図ってきて驚愕。
底抜けにしたたかなる連中だ。
さてさて、正直な話、本番直前まで彼らは相当に大変の連続だったのだ。
スケジュールの都合上、久しぶりに全員が揃ったリハは、な、な、なんと数回!!
でも、そこはそれで、完璧主義だけに、一切の妥協を許さないほど涙、涙の徹底ぶり。
そんなことを微塵も伺わせないでクールにふるまっているんだからね。
もちろんオーディエンスらは普通に熱狂していたよ。
内情を知っていたマサでさえ、改めて感服した次第。
終了後はホッとしたのか、彼らもライブ自体は「すこぶる気持ちよかった!」とのこと。
サンキュー、何から何まで細部にわたって尽力してくれた純平店長のおかげでもある!!
STAも以前小樽ライブ本番当日、急遽ギター不在の事態に陥った経験があるだけにその気持ちがよくわかる。
心中お察し申し上げます。
ところが当の本人たちは至って楽しそうにこなしているではないかあ!!??
それもそのはずで、ここのメンバーたちは他でも色々と活動中。
ツカサくんはセッションマンとして、あちこちから引っ張りだこの人気者。
実力派の歌姫リエちゃんはお馴染みミーちゃんバンドのメンバー。
マルチプレイヤーなんだよ(ギター、キーボード、コーラス、パーカッションなどなど)。
何でも巧みにこなしてしまう七色ヴォイスの持ち主。
麗しのリーダー・アキちゃんも現在5バンドに在籍。
去年の夏からはSTAのメンバーとして、底知れぬ才能を発揮しているアクティブレディ。
オフステージでは癒し系の天然だけど、いざともなれば場を一手にキリリと引き締めるのだ。
まあ、いずれにしても、これらの厳しい果てしなき山谷を一致団結で乗り越えてこそ、栄光への道が切り開かれるのだ!
一生懸命に頑張ってね!
まだまだ発展途上段階とのことで反省材料山積みだそうだ。
慎重にミーティングを重ねていって、問題点をコツコツとクリアしていく所存とのこと。
今回も念入りに打ち合わせを進めていたそう。
だからからなのか、普段のマシェリワールドに比べてみて、グッとテイストが違ったのだ。
さてさて、主催者でもあるマサが現れて、まずはここまでの注意事項やイベント趣旨などを後方ワイヤレス・マイクからコミカルにジョークも交えつつアナウンス。
時間が押しているにも関わらず、キーボード・セッティングそっちのけでステージ上にてのんびりと拳振り上げ満面の笑みではしゃいでいるアキには、一喝を食らわせてやった((´∀`*))
さてさて、盛大なるバンド名コールでいよいよスタート宣言!
(今年初マ・シェリのライブを記念し、個人的な思い入れも込めてライブレポートをお送りしたいと思います!)
ハイ、アキちゃんの秘密兵器は、もう仲間内ではお馴染みのお約束「拍手SE」だ。
~ワアーッ!パチパチパチ・・・・・・~
でも雰囲気は一転して幻想的なるシンセサイザーが響き渡る・・・・。
オープニングはツカサくんによるスティックカウントから、椎名林檎4枚目のシングルで「本能」
1999年10月27日発売。
アルバム「勝訴ストリップ」に収録。
オリコン週間2位でミリオンを記録。
タイトル通り、必殺のサウンドエナジーが炸裂する。
ちょっとオルタナティブ・ロックっぽくて、歯切れのよい愉快痛快なるアップテンポナンバー。
でも単純明快なポップロックへ、安易に収まらないところがしたたかなる林檎嬢。
危険この上なき仕掛けが、あちこちに張り巡らされている。
次々に軽々と鬼門をクリアしてゆくマ・シェリ。
これってある意味ではプログレッシブ。
本家のプロモビデオのように、今度リエちゃんもナース姿でライブでガラスをたたき割る、なんてのはどう?・・・・絶対に無理だね((´∀`*))
でもメガフォンの導入は可能でしょう。
今度、ぜひとも検討よろしく!
リエちゃんが速やかにマイクスタンド前に構えて、華麗に舞いながらもその実力をいかんなく発揮。
全身黒一色で統一されたヒラヒラドレスをひるがえす姿だけの一瞬で、オーディエンスのハートを鷲掴みにした瞬間だ。
低く歌い紡ぐ序盤から徐々にヒートアップしてヒステリックにシャウトするパートまでに絶妙の流れには思わず唸ってしまった。
それは全観客が同意見でしょうよ。
まさにパーフェクトな歌唱力と表現力だ。
物おじしない佇まいは、好感度高し!
堂々たる怪し気な眼差しを投げかける振る舞いも圧倒的だ。
これを見ていても、キュートなリエ嬢は相当に椎名林檎フリークのようだ。
リスペクト精神が、そこかしこに滲み出ています。
それにすこぶる刺激をうけたのか、バッキングも不敵な面構えでドンドンと進行。
そして特筆すべき点は・・・・・リエちゃんが林檎嬢さながらにテレキャスターを手に構えている。(サンバーストボディカラー。ローズ指板)
その神々しきカッコいいお姿もポイント高し。
ボーカルとベースによるユニゾンライン・・・・お互いの駆け引きが、切れ味鋭くってスリリングすぎる。
さすがウミくんは亀田誠治直伝の安定感抜群なパッションを披露。
業師のリュウヤくんはギターを、緻密なエフェクター操作でゴージャスに彩りを添える。
トリッキーなるベース・ソロも鮮やか(ウミくんもマサやピーター・セテラと同じでサウスポーなんだけどベースは右利き。親近感を覚えたよ)。
とことんまで研究してところが如実に表れている。
日頃から鍛錬を積んできたモノが花を開いた瞬間だ。
努力は決して裏切らない。
血と汗と涙の美しき結晶。
肝ともいえるセンス良きリズミカルな疾風のごときドラミングに引き続き、軽快なる鍵盤さばきのアキちゃんが常に引き締め役を一手に担う。
オフステージでのニコヤカなる雰囲気も、ここでは完全に封印。
チャーミングな頼もしきキーボーディストに徹しています。
妖艶なる幕開けで、掴みはバッチリとオーケー!
リエちゃんはシャイなのか、はたまた確信犯なのか、必要最低限のMCしかこなしません。
そこがまたミステリアスでぞくっとしちゃうんだなあ・・・・。
「こんばんは!
マ・シェリです。
それでは次の曲・・・・・遭難・・・聞いてください・・・・」
東京事変2004年10月20日発売の2枚目シングル。
アルバム「教育」に収録。
オリコンチャートでは最高2位を記録。
リュウヤくんの正確この上なきミュートカッティングが痛快すぎるくらいに突き抜けていく。
これってU2のエッジからの影響力大!?
地味ながらも実はめち難しい奏法。
リエちゃんとのコントラストもバッチリで、そこから怒涛のギターソロに雪崩れ込むという算段だ。
弦楽器コンビ、ベースのウミくんも負けてなんていられないよ。
こちらはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーばりなファンキー・ランニング・フィンガリングで火花散る凄まじき攻防。
不敵に叩き込むツカサくんのスティックワークは問答無用のせめぎあい。
ここでギターをさりげなくスタンドに置くリエちゃん。
「改めまして、マ・シェリです。
よろしくお願いします。
本当ならば今年の1月にここで開催されるはずだったライブ・・・・やっと今日実現できて私たちも嬉しく思います。
最後までよろしくお願いします・・・・・
あ、ギターとベースのチューニング・タイムとなっております・・・・・((´∀`*))
どんな感じでしょうか!?
え~~、次の曲は、あの~まあ、聞きやすい箸休め的な作品です。
聞いてください。いきまあす!!・・・・
ちょっとジャズっぽい要素が多い・・・・・恐るべき大人達!!」
このタイトルはジャン・コクトーの「恐るべき子供たち」からの命名。
だからなのか、詩がこちらサイドのハートに遠慮なくグサグサと突き刺さってくる様は圧巻。
英語詩なのに、一語一語が心なしか爽快で強烈だ。
こいつは文句なしにご機嫌なナンバー。
バックボーンの情景が、いやが上にも淫靡に浮かび上がってくるのだ。
いろいろな意味にもとらえられるストーリーが秀逸。
往年のハリウッド映画の白黒シーンが脳裏をよぎってくる。
恐るべし才色兼備の椎名林檎嬢。
再度、天才職人ベーシスト亀田誠治氏の手腕が随所で光り輝いている。
2011年発売のこちらも東京事変のアルバム「大発見」に収録。
ただしシングルにはなっていないのだ。
そのジェットコースターのごとき変化に富んだ複雑なる楽曲を、巧みにこなすマ・シェリ。
開巻からヘヴィーなドラムにのって、リュウヤくんによるギターストロークが刻まれる中を、ソロで虚空を駆け巡るエレピの音色が80年代AORを想い起こさせる。
洗練されたアレンジが遺憾なく発揮されているところが印象的。
ウミくんは、細部にわたってそれらを忠実にプレイ。
小技を散りばめて雪崩れ込むツカサ君とともに、貫禄のボトムキープにて更なるアンサンブルを阿吽の呼吸で演出。
リエちゃんはカメレオンシンガーなんだなあ。
ここでも新たな抑揚を注入してくれたよ。
ああ・・・・余計な心配をしてしまったようだね。
不安要素なんて払拭されてしまった。
年寄りの取り越し苦労だった。
「それでは次の曲にいきます。怪しい大人の行いの歌です(実は不倫の歌・・・・笑)」
4曲目「秘密」
意味深なタイトルのこちらも東京事変から。
2006年2枚目のアルバム「大人(アダルト)」に収録。
いかにも椎名嬢らしい楽曲だなあとしみじみ実感した。
ベン・フォールズあたりを彷彿とさせる、ハードかつアグレッシブな軽快タッチのピアノロック。
ここいら辺はアキちゃんの真骨頂。
満を持して伝家の宝刀を惜しげもなく大胆にね。
まるで女性版ジェリー・リー・ルイスを見ているようだ。
嬉々として鍵盤上を指先が滑らかに舞っていましたよ。
時には虎視眈々とふてぶてしく、時には豪快に、時には抒情的に奏でてくれる・・・・・。
ピアノの一音一音がまるでプリマドンナのようにホップステップジャンプしてはじけまくる。
パーカッシブなベース・ランニングソロも聞き応え満点。
ウミくんは曲調によってフラットピック使用やフィンガーピッキングに切り替える。
その振り分け方の判断センスと妙技はお見事の一語に尽きる。
ここでも亀田氏によるアレンジワークが冴えわたる。
全体に何場面にもわたる演劇風な展開が施された実験的要素が満載でひじょうに面白い。
並外れた才能の集まりだけにここでも一気に見せる、繊細に聞かせる、誘うように躍らせる、ノリノリに惹きつける!
巧みによくぞここまで再現しているねえ、と感心しきり。
濃厚なるエロスが漂う歌詞でありながらも潔ささえ伝わってくる難攻不落な世界観。
エキセントリックなまでに偏執狂的でデンジャラス。
無意識のうち癖になりそうだ。
アクの強い楽曲なんだけどねえ。
ボーカルのリエちゃんは衰え知らずの熱唱。
飛沫の感染など一切気にすることなく、はやく自由自在にステージ狭しとばかり心置きなくパフォーマンスできる日が来ることを皆で祈ろう。
ハイタッチ、必要以上の観客への煽り、メンバー間の接近、鳴り物使用や声援、密集は厳禁なんだもの・・・・。
それはどこでも同様なんだけど、もうしばらくの辛抱だよ。
ハンドマイク姿にチェンジしたリエちゃん
「え~残り2曲ということになるんだけど、メンバー紹介は嫌だということでリーダーのみを紹介させてください!
アキちゃん( ´艸`)」
ビックリしたアキちゃん。
まさか、まさかのサプライズ。
大テレの中、マイクを受け取ったアキちゃんはSTAラインのアピールとマ・シェリがシティジャズに出演することも告知。
ただ、ここでライブの会場を勘違いして思いっきり告知してしまい、観客やメンバーらから突っ込みを入れられた。
キーボードに触れ伏すアキちゃん。
客席の中央からツッツーが「相変わらずやってるなあ!!」と追い打ちをかけて大爆笑の渦。
「メドレーで・・・・・女の子は誰でも!!」
資生堂の口紅「マキアージュ」CMソング。
またまた2011年発表の東京事変アルバム「大発見」に収録。
同年5月11日発売の曰く付きな7枚目シングル。
オリコン週間チャートでは最高6位を記録。
リュウヤくんはここでカポタストを装着。
この曲、いつも時間の都合上割愛されていたね。
こんな強靱に進化した、いい曲が聞けなかったなんてもったいないな。
あ、それはわかってるね(笑)
マ・シェリのステージ後半戦にはとっておきな飛び道具だ。
疾走する明るさだけにとどまらず、翳りある雰囲気や寒々とした冷たさや熱量ほとばしる賑やかなるアンセム。
椎名流刹那的なロックンロール宣言を提示。
当然だけど核となる心象表現が絶品。
滑らかにスイングするリズムが伝わってのコール&レスポンス。
これぞ革新的ライブならではの醍醐味。
小悪魔チックなリエちゃんの応援団は客席最前列センターにて元気いっぱい頭上高く隠し玉のフラッグを振り続けている。
これ本家本元の林檎さんが実際に行っている革新的な営みさ。
ベティちゃんのテーマを彷彿とさせるねえ。
だからというわけでもないでしょうに、異様なくらい和気あいあいの光景。
だってお好み最高峰に鎮座するほどのラブソングだそうだよ。
ずっとレパートリーに入れたいと思っていたから、念願叶い嬉々として譜面書きも大事に作業したくらいさ。
「今日はありがとうございました。
次でラストです。
よろしくお願いします・・・・」「ええ!!??~~~」
「(笑)私たちのことをこれからも応援よろしくです。この後にも素敵なバンドが続々と出演しますので楽しんでいってください・・・・・東京事変で・・・・・透明人間!!」
2006年発表。アルバム「大人」に収録。
あ、ピンクレディのじゃあないよ、それはわかってるね(笑)
エネルギッシュ志向のフィナーレソング。
当然だけど歌詞が相変わらず奇々怪々でユニークこの上ない。
手拍子の要求にオーディエンスも即座に応える。
会場中が一体化した瞬間だ。
リズムセクションのコンビネーションもバッチリ。
曲者アキちゃんのピアノも一触即発気味なほどに、鬼気迫る熱き迫真の音数で雪崩込み。
アキちゃんいわく「ビキビキ!!」にはじけまくって転げまわる。
まだまだ足りないよお、とばかりに、もっと陽気でコケティッシュに攻めまくり。
ピカピカ電飾付きのタンバリンを一心不乱に叩き続ける猛者も出現。
熱狂の嵐が吹き荒れる。
ホンのわずかの余力を残すこともなく、一生懸命思う存分に完全燃焼、真っ白な灰になるほどに。
達成感に満ち溢れていてメンバー全員の表情も輝いている。
お疲れさん!!
北国の残雪もその熱量で溶けちゃいそうだ。
暗く陰鬱なる世の中にとっても素晴らしい一筋の光明を見たような気がします。
****ライブレポートはトリ前の伊達男テツが率いるGSスナッキーズへと勢いそのままに続くよ!!****