THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

EGO-WRAPPIN'

2023-06-10 16:35:04 | free form space
EGO-WRAPPIN'

中々に手強いバンドだね。
こんなに奥の深い楽曲ばかり生み出すなんてタダモノではないなあ…。
しかも演奏技術も超絶技巧派。
本人達も「難しい」と言ってたから間違いない!


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VOL,201 JUNE LIVE / ZIPPY HALL(つれづれざうし編)

2023-06-10 10:31:00 | Live Set List


3、19:20~19:50

会場内に盛大に流れるBGMは今、ワールドワイドに流行している日本が誇るシティポップ。
巨匠の大瀧詠一、そしてファンキーな頃の吉田美奈子に、ダンディな寺尾聰だ。
なんまら渋いサウンドが情け容赦なく目白押し。

「つれづれざうし」

はい、さてさて、早いもので3番手の登場です。
先述のとおり、この日のライブイベントの特徴は歌姫バンドはたったの1つ。
そして、驚いたことにオリジナルを披露したバンドが半分の3つ!
これは驚愕に値するよ。
しかも、どのバンドのオリジナル楽曲も、タイプが違ってクオリティが高い。

ここの「つれづれざうし」は男女混合の7人編成。
活動歴は相当に長く、超がつくほどのベテラン勢で網羅されていますよ。
聞きごたえ満点だ。
年季の入り方が半端ない。

で、メンバー達が到着して早々にマサとリーダーがご挨拶。
「どうもご無沙汰していました!
今日は久しぶりのSTAを楽しみにしていますよ」
そうなのですよ!
STAとつれづれざうしは過去に2回ほど、対バンを組んでいたのでした!
もう軽く10年以上前の話ではありますが。
岩見沢の国道沿いの「MPホール」、今は無き「ヴィニーズバー」など・・・・。
お互いに現役バリバリで頑張っていて嬉しい限りです。
まだまだこれからもアクティブにぶちかます所存。

このバンドの基本コンセプトは耳に心地よく響くポップサウンドとメロディライン。
これをとっても大切に活動しているとのこと。
それはずっと変わらないんだから恐れ入ります。
全くぶれていない。
頭の下がる思い。
チームワークもバッチリ。
だから万人受けするのだ。
老若男女問わず、口ずさめて踊れるよ。
名物ダンサーのアベさんも最前列にて、しきりにノリまくっていた。
(アベさんは札幌のよさこい祭りにお孫さんが出場するとのことでそのTshirtを着て今から楽しみにしているそうです。
ハッピーなお爺ちゃん((´∀`*))

それでは「つれづれざうし」のメンバー紹介をば・・・・。
ギター&ボーカル・・・・マサ(サングラスに白いTshirt姿。ナチュラル・ボディのヤマハ335タイプのギターを使用)
ギター&ボーカル・・・オギー(フェンダー・テレキャスター。ナチュラル・ボディにメイプル指板仕様。何とシンラインだ!)
ギター&ボーカル・・・ショウゴ(ヤマハのストラト・タイプで人気のパシフィカ。ピックアップはSSHの配列。
ボディカラーは赤。
ローズ指板)
ドラム・・・ヒロシ
ベース・・・ヨシ(激レアな1本でフェンダー・ムスタングでプレイ。これ、私もUSAの黒を所持していますが、とっても弾きやすいのだ。白ボディ・カラー。ローズ指板)
キーボード・・・ユミ(ローランドRDー300NX)
エレピ・・・マサコー(コルグPS-60)

前置きがそうとうに長くなってしまったので、そろそろ盛大なる「つれづれざうすワールド」に誘いましょう!
覚悟の方はいいかな。
ARE YOU READY!?
OH,YEAH!!
OK!
いざ、レッツ・ゴー!

オープニング・ナンバーは珠玉の「こころはダンシング」
イントロから軽快に飛び出してきたギター・コード・カッティングはドウ―ビー・ブラザースの「ロング・トレイン・ランニン」オマージュかな!?
序盤から極上のアンサンブルを響かせてくれます。
このバンド最大の特徴は滅多にないトリプル・ギターによる編成。
それもただ単に3人を並べているわけではなく、各自が個性的で程よいアレンジで良い仕事をいます。
美しくかみ合って溶け込んだと思ったら、パートによっては火花散る攻防を繰り広げるという構成。非常にスリリングで全く飽きさせない。
そして女性2人による鍵盤楽器も決して見逃すことのできないポイント。
バンド全体を包み込むよう華麗に響き渡っていました。
更には鉄壁なるハーモニー。
これも強烈なるウリ。
これだけの贅を尽くしまくったバンドなんて、滅多にお目にかかれませんよ。

盛大なる拍手が沸き起こる中で、2曲目は「レット・ミー・フライ」
これまたタイプの違う楽曲で畳みかけてくる。
息をもつかせぬアートの域に達するかのようなゴージャスなる歌絵巻を披露。
自然と打ち鳴らされる手拍子も心地よい。
熱心なる応援団も駆けつけていて常に場を盛り上げてくれる。
マサさんはここではギターを外しコーラスに専念する。
リード・ボーカルのバトンを受け取ったのはオギーさん。
マサとはまた違った魅力溢れる喉を聞かせてくれました。
こういったコントラストがこのバンドの強み。
次にまたどのような隠し玉が飛び出すのか。
期待に胸もときめくよ。
次々とまくしたてるように送り出される見せ場。
数々の名演に思わず目が奪われてしまう。
瞬き厳禁だ。
人数が多いだけではなく、各自がテクニシャン。
持ちうる限りの技を職人的な采配で散りばめてくるのだからたまりませんなあ。
本人たちもとても気持ちよさそうに演じているし。
これが1番大切なことなんだけどね。
所狭しとフロント前面に居並ぶギター3人衆の神々しいことといったらもう、たまりませんよ。
特筆すべき点はリズムセクション。
タイトでストレートに極控えめながらも安定感抜群に土台を支え続けています。
このボトムラインならば皆も安心して演奏に専念できるというものですよ。


「人数が多い分、セッティングに手間取ってしましたあ・・・・(-_-;)
その分、イカシタ演奏でお返ししたいと思いますので、どうぞお許しくださいませ・・・・。
あ、ガンガンに巻いてきたかい!?
それでは時期的にちょっと北海道の今の季節からはズレている感じがしますが、壮大なるバラードをお送りしたいと思います。
・・・・3月・・・・」
メロディーメーカー揃いのバンド作品だけに、これまでの風合いとはテイストが様変わり。
これまた味わい深くて、憎いほどに聞きごたえも十分あり。
予備知識なしで聞いていると、プロの隠れた傑作を見つけ出してきてカヴァーしているのでは!?と信じこんじゃいそうだ。
バンドの面々も懇切丁寧に仕上げてきているから感動もヒトシオさ。
こんな素敵な空間を演出してくれた彼らに感謝さえ覚える。
思わず鋼の涙腺も徐々に潤んできて決壊しそうなほど。
聞けば聞くほどに沸き起こる感動的な場面展開。


「ありがとうございます。
次の曲もちょっとゆっくり気味で、それでいてコードの進行が難解この上ない。
!!???・・・と思うかもしれませんよ。
まずは聞いてみてください・・・頬杖をついて・・・・」
ここではキーボードによるドラマティックなるイントロからの幕開け。
なるほどなあ・・・メッセージ色が濃厚ですよ。
これは正に、経験豊富な大人のミュージシャンにしか醸し出すことのできない音楽だ。
それに追随する形のボーカルは説得力も大きい。
歌詞の一言一言が程よく響いてきて、鳥肌が立ちっぱなし・・・。
言葉を失うほどに奥行きのあるに構成力。
全員が一丸となって愛情たっぷり、懇切丁寧に練り上げてきた曲だということがこちらサイドにまでヒシヒシと伝わってきますよ。
下手な屁理屈なんて、木っ端みじんに消し飛んじゃうほどの勢いさ。

「実は、この場所からすぐの北24条スターライトにてワンマン・ライブを開催します!8月6日でスタートは16:00。
2時間もやっちゃいます。
内のメンバーも年齢がそれなりなので((´∀`*))ちょっと飲んだら寝ちゃうかも‥・・(-_-;)
1ドリンク付きで1000円です!」
「買った!!」
「おお!
チケットは、ここにもあるよ。
バンドマンではなく、段々と商売人の顔になってきたねえ。((´∀`*))
つれづれざうしの音源CDも売ってます。
2枚組で20曲以上入って1000円!!
(めちゃくちゃに安いなあ。ビックリ)
投げ売り状態さ!」
「そこまでやっていいの!!??・・・」
「とにもかくにも、今日だけではまだ聞き足りないという方、是非ともお待ちしております!
(塚本くんは行くそうですよん!)
最後の曲です・・・・フリー・ウェイ!!」
マサさんの声量は全然、衰え知らず。
というか、益々パワーを増しているではないか。
何と言う強靱なるパフォーマーだ。
そんなことも含めて、その筋ものにとってマサこの状況は至福のひと時でしょうよ。
ここでも意気揚々とツイン・リード・ボーカルでバッチリ虎視眈々と狙いを定める。
厳然とした渾身のダイナミズムに満ちたアグレッシブな絶唱に打ち震える。
この日のライブイベントにメガトン・クラスな彩を添えている。
ロックンロールの究極なるエッセンスを忠実に継承している。
研ぎ澄まされた衝撃と、途方もないスケールは説得力が濃密。
レッドゾーンも完全に振り切れた。
余力を振り絞って、マサさん渾身の高音ヴォイス魂の咆哮。
ヒロシさんのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できる。
ヨシさんも、まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげ。
引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィナーレを迎えた。

「WOW!!ありがとうございました。
つれづれざうしでした!!」
FINALEは完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブ、大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
外の小雨も彼らを祝福しているかのようでした。
あまりにも熱狂し過ぎて、肌寒さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
つれづれざうしのメンバー達は長丁場イベントにもかかわらず、最後までライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ。

さあ、いよいよお次の番だよ。
4番手に控えしは泣いても笑っても、妖艶なるディーヴァ、アッコ嬢の登場だあ~~・・・・・・!!!!
そうなのですよ。
つれづれざうし、アッコちゃんバンド、STAと厄介極まりない大所帯が連続で控えておりまする。
まったくもって、ゾクゾクしちゃうね((´∀`*))
オノ・オーナー、ゾノくん、お世話になります・・・・・****







































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