THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(SINZAN~ 新山 編)

2024-07-03 15:05:21 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずは機材類の詳細を。
ステージ左右に設置されたPAシステムはあのJBL
ギターアンプは、ローランドの超ロングセラーJCー120
それとスピーカーがマーシャル&ヘッドがPEAVEY5150のセット
ドラムはヤマハ製品
SHELLはブラウン
ベースアンプは人気機種のTRACE ELLIOT
フロントにずらりと並ぶはEVモニター
ミキサーはハルカちゃんのお父さんシュンくん
ここも親子で実力派のボーカリスト
片や陰陽座のカヴァーバンドを率いて東京にも進出している有名人のレディースシンガー
一方はチューブのカバーでパワフルな喉を披露しているのだ
音響チームはマーヴェリック
お揃いのTシャツを着こんでいるから一目瞭然
そのスタッフ中、陣頭指揮を率先して行っているのがアキラ君でハルカちゃんの旦那さんさ
彼も陰陽座のコピーバンドでベース&ギターを担当
最近、パープルブリンガーも参加したホットタイムのハードロック&ヘヴィーメタル・イベントも開催してギターをプレイしていたね(他にも色々と企てている)
あ、つまりシュンくんの義理の息子になるわけ

1、11::00~11:25
(洋楽ロックのカヴァーバンド)
トップバッターだから開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた

4人編成のバンドだ
各自それぞれに個性的でカッコいい野郎ども
男ばかりのメンバーで往年の洋楽ロックを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
この日出演したバンド中一番の正統派なハードロックバンド
だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
パワーミュージックが炸裂する様は心地よい
今後、彼等の活躍にも期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
な、な、何とメンバー中ドラムとボーカルの2人は親子!
羨ましい関係だねえ
だからこそセットリストはお父さんに決定権がある
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))
まあ、それが一番間違いない
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

愉快痛快なる話題はさておき、それではこの四者四様にいかしたメンバーの紹介をば・・・・。
平均年齢では一番若いバンドだ
全員が頭からつま先まで見事なくらいに清々しく真っ黒い衣装で統一

ドラム・・・シンザン
14歳!!
つまり中学2年生だよん
この日最年少だけどそんなこと微塵も感じさせないほどのいぶし銀なバカテクを披露

ボーカル・・・シンザンのお父さんでK・T・ギリー
と言っても全然若い
塗装関係が本業
サングラスとラフなジャケットを粋に着こなしながら、ソウルフルでパワフルな喉をぶちかます
白いストレートのマイクスタンドとマイク(BETA58)は持参

ギター・・・ユウト(島村楽器のギター講師・・・どうりでずば抜けて上手いわけだ。
シンザンくんは生徒としてユウト先生にお世話になっている)
フェンダーのテレキャスターでのプレイスタイルを誇る
メタリックブルーのボディカラー
メイプル指板

ベース・・・ロン毛で28歳のイツキ
渋いサドウスキーを使用
ボディカラーは目にも鮮やかなる赤
メイプル指板
お父さんは北見で超絶には有名なギタリストなんだそうだ
やはり血は争えない、ということを証明してくれたね

メッセージが届いています
「ドラムのシンザン君の修行にお父さんがメンバーを集めました
(え!?そうなの?)
今回はシンザン君が苦手としていた洋楽ロックなナンバーに挑戦してみました
優しい気持ちで応援してくれれば幸いです」

サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい!
さてさて皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して新山の華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

賑やかでノリノリのBGMに導かれてハルカ嬢がオープニングアクトを声高らかに紹介する((´∀`))

ハルカちゃん「お待たせしました!
厚別スーパーロック・フェスティヴァルの開演ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタです・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
それでは新山の皆さんです
お楽しみください!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

「ライオット」(リッチー・コッツエン)
2018年発表
ポイズン、MR,ビッグ、ワイナリー・ドッグス、ソロでの活躍で知られるソングライター、ヴォーカリスト、そしてイケメンの
ギター・ヒーロー・ナンバーで華々しく幕開け
今この時、波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。
王道の意地を貫き通すセットリストの一発目には、申し分なき一撃。
何という複雑でクールなイントロ
それを余裕しゃくしゃくな表情を浮かべてこなすんだから憎い猛者集団
お父さんのボーカルもそれに負けじとブルージーな喉を披露
リッチーに声がそっくり
相当にリスペクトしているんだなあ、というのがひしひしとこちらサイドにまで伝わってくるよ
様になっているなあ
「その喉、俺に頂戴」と言ったら「いやいや、STAも素晴らしい」と謙遜していたよ
一番手というプレッシャーも何のその
心底グルーヴィーに弾けまくっている
両側に陣取る弦楽器コンビもさすがのコンビネーション
息もピッタリで阿吽の呼吸
ベースのイツキ君にマサは「皆、凄い
俺が君くらいの年齢の時には緊張でとてもじゃあないけれども太刀打ちできなかったよ」
と告げると
「STAに感動しました
僕もあのアクションを真似させていただいてもよろしいでしょうか」と返された
更に強引なくらいの勢いにのってはじけまくる攻防。
遠慮なしド派手にドラマティックな鬩ぎあい。
硬派なえぐいアンセムだけに、文句なしな名曲で破壊力満点
ダウン・ストローク・ピッキング・ユニゾンで全員一丸となっての覚醒。
ケーティーギリーは序盤からすこぶるリラックスしているようで、ステージ狭しというくらいに元気一杯ピョンピョンと飛び跳ねながらも、これでもかあ、というほどに捲くし立てている。
早くも総立ちのオーディエンスから声援が飛びかう。
一気に観客のハートを鷲掴みにした。
ユウト君には、まるでリッチー・コッエンが憑依したかのよう。
普及の最高峰なリフを掲げる。
フラッシーでエモーショナルな一人掛け合いギターソロも聴き所。
ギター小僧達も、垂涎の起承転結が付いたラインが飛び出してくるから憧れちゃうね。
脳天直下で一同が騒然としている。
シンザンくんは、尚もぶっ飛びまくりの超絶なハイテンション・マックス。
多少緊張しているようだけど、圧巻の熱演ぶり。
素早き華麗なるタム回しや、ブレイクのタイミングは、お見事の一語に尽きる。
なんて凄まじい疾風怒濤のビート
ケーティー・ギリーは念願が叶い、嬉しくて仕方ないご様子で絶叫が止まらない。
心底、感無量のことだろう。
だからなのか、思いのたけを込めていつも以上に吠えまくる。
魂漲る野獣の咆哮とはこのこと。
ヒステリック過ぎるほどのハイトーンが、天空にまで突き抜けるほど。
怒涛の節回しを交えてひたすらに頑張ったよ。
メンバー達は、御本家に最高の敬意を表しているようだ。
いともあっさりとこなしちゃうんだから驚愕だ。
イツキくんは、指先から次々と過激かつ気品溢れるフレーズを、これでもかあというほどに紡ぎ出す。
華麗なるベースさばきも痺れるねえ。
突き刺さる大胆なグリッサンドも見ごたえあるド迫力
(多発する指先の擦り傷は名誉の負傷扱い)。
ユウトくんとの火花散りまくりな剛直ユニゾンパートも、正確無比でバッチリだ。
それにしても、素早いパッセージは大胆不敵なほど。
あらゆる遊び心と、アドリブを絡めることも忘れてはいない。
ギターソロ直後、ハイハットの刻みに追随して、フロントミュージシャンの3人も大きくコブシを振り上げる!!
スティックも力強く目一杯に振り回す。
サビで左人差し指を頭上高くに掲げて、噛みつくようにコール&レスポンスの要求。
猛然ラッシュがツボにドハマりでたまらないねえ
とにもかくにも、序盤から良い意味でレッドゾーンを振り切っている。
何度も前方に駆け出して、大股開きで仰け反るケーティー・ギリー。
前後左右メンバーらのところへ何度も、走り寄ったかと思えば、猛アピール。
こだわりの持参マイク・スタンドを使用。
それをありとあらゆる角度に動かし、豪快なる雄叫び。
まるで体の一部のように器用に操り、素早い動きでブンブンと振り回す。
これで激熱に元気補充
そして、トレードマークの陶酔ポーズで、カメラマンたちにシャッターチャンスを与えるサービスぶり。
圧倒された観客は、金縛り状態で息を飲む。
その空気感がステージ上にまで、ビンビンと伝わってくる。
それも致し方なし。
これで、彼等のルーツの一部が垣間見えたかな。
イツキくんも所狭しと前後に動き回って、華麗なるアクションの連続。
(ドラムとギターの間は冷風が吹いてきてなんまら気持いいさあ!)
お互い目を合わせて、不敵な笑みを浮かべる。
プレイヤーとシンガーが背中合わせでがっぷり四つに組む。
このアグレッシブなるごっついフォーメーションが快感だ。
比較的若手のオーディエンス達から、より大歓迎されていたよ。
曲間で炸裂するカッティング・パートでは、曲調がガラッと変わる。
一瞬の静寂を切り裂くがごとく、メインテーマへと雪崩込み。
捲くし立てるような、リックだけでも大したものなのにねえ。
特筆すべき点は、オリジナルの肝ともいえるチョッパー奏法を、ここではイツキくんが器用に堂々とバッキンバッキン弾いて決めていたこと。
でもしっかりと跳ねまくっていて、本家顔負けなくらいにグルーブをしっかり醸し出していました。
多芸な彼は一身に注目を集めて、異彩を放つ。
アクセントとしては成功しています。
素晴らしいねえ
本当におめでとう、の賛辞を贈ろう!
これでバンドの将来は前途洋々だ。
因みに私はリッチー・コッツエンはペニーレイン(口に含んだ水をかけられた)、ローリング・ストーンズの前座で札幌ドームで見ました

息つく暇も与えないほどに、間髪入れず・・・・
2曲目「ユー・オウタ・ノウ」(アラニス・モリセット)
北海道においては、ひじょうにマニアックで激レアなセレクション
カナダの女性ボーカルがオリジナルなんだけど、全く違和感なし
1995年7月7日に発表した楽曲
名盤と誉れ高い3枚目のスタジオ・アルバム「ジャグド・リトル・ピル」2曲目に収録
グラミー賞も獲得
シングルはオーストラリアでは4位に輝いた
静かに歌い始めたかと思いきや、いきなり恨みの感情を吐き捨てるかのような荒々しい歌声に切り替わるパートがいやが上にも衝撃を受ける
サビに差し掛かったところの絶叫シーンで「あ、このメロディには聞き覚えがある」と思った人も多い事でしょうよ
曲間にはサムピッキングのベースとギター・ソロ、ドラムソロまで飛び出した
言葉を失ってしまうほどの勢いを増す
感情を抑えきれぬように爆発する爽快感は抜群。
ありとあらゆる魅力を振り撒いている。
よくぞここまで緻密に研究して再現するものだ。
感服、敬服、脱帽。
ご本家へのなりきり度は計り知れない。
これからの成長にも益々期待度アップ。
次いでヴォリュームを落とし気味にした後、グワッっと再び盛り返してレッド・ゾーンを振り切った。
絡みつくようなリズム・セクション相棒のベース、イツキくんが、怪しげな重いメロディを刻む。
それと共にタイトなアクセントを、シンザンくんがスネアへ小刻みに叩きつける。
一丸となって、ありとあらゆる秘技を最大限の武器としたパフォーマンスが火を噴き続ける。
追い打ちをかけるがごとく、研ぎ澄まされたミュート・バッキングを注入するユウトくん。
一聴しただけで往年のありとあらゆる伝説の影響が透けて見え隠れした。
おいおい、ドンドンと数段ギアが上がっていないかい!?
さすが、百洗練磨の軍団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい。
カリスマ・マジックの虜で、すでにお手上げさ。
この采配に、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時は手遅れ。
ガツンと彼らの術中にはまるという算段だ。
4人の新たな顔を垣間見た
これも多分氷山の一角なんだろうなあ
どれだけの引き出しを所持しているんだい・・・・?
まあ好みの問題だけど、洋楽ロックのコピーバンドはウジャウジャいる中でも、シンザンは別格の領域に達しているなあ・・・

ケーティー・ギリーによるMC
「昨日もライブでしてオオトリを務めさせていただきました
深夜の2時まで騒いで、寝て起きたらこここにいる((´∀`))・・・・・
どれもこれも、見苦しいとか、聞き苦しいとか言わないでね・・・(-_-;)
次の曲は知っているでしょう・・・・」

3曲目
「UPTOWN FUNK」
(MARK RONSON FEAT,BRUNO MARS)
引き続きシュールでご機嫌なるファンク・ワールドが炸裂。
ケーティー・ギリーくんはブルーノ・マーズが大のお気に入りなんだそうだ。
この誰からも愛されているタイムレスなダンス・ミュージックは、バリバリに有名だよね。
程よくキャッチーなポップで、どことなくノスタルジック風。
ミネアポリス・サウンドの影響も伺える
(このシーンのパイオニア的存在はプリンス。
ロック、ニューウェーブ、などの要素が入っており、よりスクエアなリズムを強調)
2014年11月10日発売の11枚目のシングル。
ダウンロードシングルとディスクの売り上げ合計は2000万枚を超える「史上最も売れた曲」の一つ。(ウイキペディアより・・・)
album「アップタウン・スペシャル」に収録。
各国のチャートで1位を記録した。
日本だとホンダ・フィットのテレビCMに起用されていた。
(数度にわたる告訴問題とかもあったけどね・・・・。)
難産の末、完成に至ったという曰く付きなエキサイティング・ソング。
苦労した甲斐があったというものだね。
度重なるセッションの末に形成していったそう。
だからこそ、シンザン・バンドにうってつけなわけだ。
話を戻そう・・・‥厚別区ふれあい広場内は見渡す限り、どこもかしこも、スタイリッシュに盛り上がっているよん。
最高峰のエンターテイメントを、ダンディで素敵なケーティー・ギリーくんが仕切って纏め上げるんだから敬服しちゃうよ。
捲くし立てる様な歌声。
改めてその迫力あるビブラートと声量には衝撃を受けたよ。
ここは見事なまでに化学反応を起こして数倍のケミストリーを発している。
更には存在感が半端ない。
痺れる選曲と冴えわたる新鮮な手腕には興味津々。

「この観客・・・・ほとんど出演者なのかなあ・・・・?((´∀`))
今日はシンザンくんの本格的なデビューライブですが強力なるメンバー達を紹介したいと思います」

懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
仲の良さがホノボノと伝わってくる癒しのシーン

「そろそろいい時間になってきました
次で最後の曲です・・・」
「ええ!!??・・・・~~」
「これこそ皆が知っている味わい深い曲」

4曲目「アー・ユー・ゴナ・ゴー・マイ・ウェイ」(レニー・クラヴィッツ)
邦題は「自由への疾走」
1993年2月26日に発表した同名のスタジオ・アルバム(イギリス、オーストラリア、スイスではチャートランキング1位を記録)1曲目に収録
グラミーも受賞した
レニー・クラヴィッツは札幌に2回来ている
真駒内屋内競技場とゼップ札幌だ
私は1回目を見ました
正に全盛期でこの曲が全国に轟き渡っていた時期
ジミヘンが存命ならば、こんなことをやっていたのではないかなあ
メガトン級の決定版。
ライブうってつけ。
これをぶちかまされたら黙ってなんかいられないぞ!
終局にこれ以上相応しい采配はない
クラシックロック・チューンの神髄ここに極まれりといった塩梅
強引なほどに爆走するイントロ一発でノリノリ
アナログなサウンドがてんこ盛り
空気を切り裂く陶酔のリード・ギター、骨太でシンプルなスタイルのベース音、
そのままの余韻を引きずりながらも、シンザンくんのスネアが控えめにロールされる。
タイトでストレートな均衡で飛び跳ねるアクセント
直情的なケーティーの歌声に病みつき
厳然としたダイナミズムの絶唱はパーフェクト。
この日のライブイベントにメガトン・クラスな彩を添えている。
ロックンロール・モンスターの、エッセンスを忠実に継承している。
研ぎ澄まされた衝撃と、途方もないスケールは説得力が濃密。
パート・アレンジの妙を加えて、ギターとリズムセクションの掛け合いに火花を散らせムードを徐々に盛り立てる
(本人によると相当にこの奏法は難しいとのこと)
丁々発止のやり取りに釘付けだ
その心意気を全面的にフューチャー
瞬き厳禁の真剣勝負
威力を思いっきりと発揮
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった。
ふやけた井の中のバンドマンやお山のミュージシャンどもに王道のお手本として提示してやりたいくらいだ。
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ。
笑止千万のご用心と告げておこう。
起承転結の盛大なる硬軟取り混ぜた巧妙なるショーに、誰もがやられたね。
足元のドリンクを一飲みしたケーティーが、ダメ押しとばかり盛大に告げる。
この焦らし具合の加減も面白い。
グイグイと牽引。
ここにきて一体全体、何オクターブまで出るんだ!?
喉が張り裂けんばかりに猛然とシャウト!
声量、声域も凄そうだなあ・・・と思っていたら、想像以上の迫力に圧倒されっぱなし。
マイクスタンドを斜に構えて握る姿もはまってるし。
タフネス・ガイだね。
五臓六腑に染み込んでいるもんなあ。
ホップステップも余裕綽々に軽やか。
そのアグレッシブでエネルギッシュな様に、横に陣取るメンバーらも俄然刺激を受ける。
ドラム・パターンのシンコペーション連発も、自然に溶けんでいた。
シンザンくんのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できる。
フィルの間合いとかもニンマリしちゃうぞ
筋金入りの新星をまた発見したような気分に浸らせてくれたよ。
これらを延々と一気に展開するものだから汗まみれ。
このやりとりは気持ちいいくらいにバッチリとはまった。
人気者のユウト君によるエモーショナルかつトリッキーなギターソロも効果テキメン。
したたかで貫禄漲るフィンガリングには、風格さえ漂ってきた。
まあ、これもユウトくん1流のチャームポイントの一つとして納得した。
まるでギタリスト向けの教則本のようで、熱視線が向けられる。
その証拠に観客たちは、ユウト君のギターソロで万雷の拍手をこれでもかあ、というほどに浴びせていたよ。
対バン達いわく「サイケデリック・ロックは俺たちの青春そのものであり原点だね」
余力を振り絞って、ケーティー渾身の高音ヴォイスは衰え知らず。
安心して各自がプレイに専念できる。
イツキ君も、まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげ。
エンディングのブレイクではお約束の展開にたどり着く・・・・。
そこから引っ張りに引っ張ったエンディングで無事にフィニッシュを迎える。
重戦車のごとき、音像が猛然と襲い掛かって来てTHE END。

「WOW!!ありがとうございました。
シンザンでした!!
この後にも、続々といかしたバンドが続きますよ。
盛りあがってくださいね。」で律儀にフィナーレ。
オーディエンス達もニヤニヤしながら見つめている。
この手合いは日本人の琴線を存分に振るわせるのだ。
その証拠に惜しみないエールを送る。
サンキューだ!!
プレッシャーも何のそので感心しきり
見事に跳ねのけ、大役をこなしてみせた。
完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。

お疲れ様でした!!!
今回のライブ大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けたそうです。
大賛辞をたまわり上機嫌。
ガッチリと固い握手を交し合うメンバー達。
確かに、出色の完成度を誇っていた。
((´∀`*))
知らないお客様からも「良かったよ。また来てね」と声をかけられ励まされたそうです。
すでに次のライブに対する期待が、目いっぱいに膨らんでいるご様子。
でも、これに甘んじることなく、今後も精進の日々に専念していこう!!((´∀`*)

****ライブ後は、お互いに討論会を繰り広げて、時の経つのも忘れてしまった。
あまりにもヒートアップし過ぎて、疲れも吹き飛んじゃいそうだ。
さあ、次に控えしは・・・・・・!!!!((´∀`))
存分に期待してもいいよ!!****










コメント
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