THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (WARP編)

2024-07-27 06:49:31 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

前半戦には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのフレッシュ勢の登場だ

6、13:50~14:10
「WARP」
(ジュディマリのコピーです)
このバンドも札幌からの参加で初出演だよ
初めて見るバンドなんだけど、グッと今までの雰囲気を一新して爽やかでコケティッシュな魅力が全開に溢れかえるステージを元気いっぱいに披露してくれましたよ!
こんないかしたバンドがいたんだあ
北海道音楽界隈の奥の深さに改めて感服した次第

WARP・・・・気心の知れた仲間同士、和気藹々と最初から最後まで盛り上がっていたよ。

ジャンルは80年代に人気を博した、ジャパニーズポップ・ロックにおける伝説の女性シンガー「ユキ」大特集だ!
生粋のレディース・ロッカーの御手本だねえ
だらしなくぶよぶよと年齢を重ねながらも、一丁前なゴタクばかりならべている中年のボンクラどもよ・・・・少しは見習いたまえ

基本コンセプトを聞いただけで、期待に胸がワクワクとトキメイてきちゃうあなたは、羨ましいくらいに良い時代を体現した人だね。
とっても素敵なパフォーマンスで大受けだったよ。
女性シンガーを全面的にフューチャーするというスタイルをとっていたけど、それまでの出演バンド達とはまた一味違ったテイストを盛り込んでいてなんまらご機嫌だった。
非常に器用で個性的なオーラを常に発散していて、見栄えも聴きごたえも満点。
全員が一丸となっての勢いが超絶に半端ない。
これも徹頭徹尾に鍛え抜かれたチームワークの賜物。
日頃の鍛錬が花開いた瞬間だ。
努力は決して裏切らない・・・を地で行く好例。
メンバー一人一人の実力に裏打ちされた結果。
こんなノリノリで生きのいいバンドがいるんだから、まだまだ北海道の音楽業界は侮れないぞ。
セットリストひとつをとってみても絶品な配曲で、アッという間に終了してしまった。

早速、若さ弾けまくりに不動の4人編成からなるメンバー構成をば・・・・・

紅一点の美しきキュートなヴォーカルはファッション・センス溢れる金色スカートを華麗にヒラヒラさせていて見栄えも抜群だった
白シャツを着こみ長い髪の毛をアップにまとめて、アグレッシブで自然なアクションも、絶えず繰り広げていた

ベース・・・愛器のジャズベースを使用
ナチュラルのボディ
メイプル指板という仕様
アタック感満点のタッチでピック弾き
長身に黒シャツというワイルドないでたち

ギター&コーラス・・・椅子に座っての拘りプレイスタイルを常に貫き通していた
ブラック・ボディカラーのストラトキャスターを使用
ローズ指板
チノパンと白いTシャツ、スニーカー

ドラムス・・・叩きやすさ優先とばかりに白いTシャツと半ズボンで決めてきた
~~~という布陣で一大網羅

時間の関係上4曲を熱演
彼等の基本コンセプトはあの伝説的なバンド「ジュディ&マリー」のカバー
ユキ嬢は函館出身だね
道産子としては誇らしい限り
で、そのジュディマリ(愛をこめての略称)を取り上げているバンドは今までにも数多く見てきたけど、WARPはそれらとは一線を画す勢いに漲っていたよ
なんたって鉄壁を誇るコンビネーションが一番の売りだけにね
皆さんも心して目に焼き付けてくだされば幸いでありまする

はい!!
さてさて、前置きが大変長くなってしまったから、ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えとサウンドチェックには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではWARPの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングナンバーは代表曲「ブランド・ニュー・ウェーブ・アッパー・グラウンド」でアップテンポにギターから波状攻撃を開始。
18枚目のシングル。
2000年2月23日発売。
album「フレッシュ」「ワープ」に収録。
ユキとタクヤとの共作。
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
カラッと晴れ渡った青空にこだまする爽やかなるサウンドがめっちゃくちゃに気持ち良い
ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。
疾走感満点でかっこいい
いかにもって感じの個性あふれる独特なる曲調
ギターソロなんかも、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団
心憎いくらいだ
右手に持ったマイクを斜に構えるボーカル嬢は驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしているんだからお見事の一語に尽きる。
マジに感服しちゃうよ。
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念。
全身全霊を込めた分厚いコードのカッティングと、ギター・ソロがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい。
特筆ものは、迫力のドラム・スタイル。
次々とボトムラインを、手数王のごとく巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、センターフロントに陣取るボーカル嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。

そのボーカル嬢がMCも兼任する
「はじめまして
こんにちは
札幌からやってまいりました初出演のWARPです
今日は参加させていただきましてありがとうございます!
今年の夏は色々な場所で遠征ライブを行っていますので応援のほどよろしくお願いいたします
最後まで楽しんでいってください
次の曲は・・・・クジラ12号」
11枚目のシングル
アルバム「ザ・パワー・ソース」7曲目に収録
オリコン週間チャートにおいて最高ランキング5位を記録
タンバリンを手にしたファンが最前列の中央にて熱狂的に歓迎ムード
しかしボーカルの子、ユキの声にそっくりだ
目をつむって聞いているとご本家と区別がつかないほど
よほどリスペクトしているんだろうなあ
熱心に研究しまくったんでしょう
ユキ愛がそこかしこににじみ出てるではないか
まるでユキ嬢が憑依したかのよう
右手を振り上げたり、曲調に合わせてスカートを翻す様がとっても絵になる
嫌味の欠片もなく好感度高い
ルックスと歌唱力に恵まれているんだから今後経験を積んでいったら驚異の存在になることは間違いない
ひじょうに気持ちよくノビノビと歌い上げているよ。
驚異のハイトーン・ヴォイスも売りの一つ。
歌詞の一言、一言もハートにグサグサと突き刺さってくる
妖しく揺れ動く衣装も妖艶。
切れ味鋭いリフがとってもデンジャラス
弦楽器コンビのG&Bによる、ヘヴィーな脅威のダウン・ピッキングも凄まじい。
コンビネーションの特性をフルに発揮して、バックでの絡みも交えつつエネルギー全開。
派手でステージ映えにはもってこいといった、持ちうる限りの妙技を惜しみなく注入。
容赦なき攻防の「オーイエー!!」。
・・・・もう断然にこれしかないでしょうね。
どこまでも果てしなく繰り広げられる鬩ぎあい。
極めつけ正統派コードの猛攻で畳み込む。
哀愁の切ないメロディーを、親しみ込めて渾身の入魂スタイルで歌い紡ぐ・・・・
ブレイクの連発でもうたまらなくなって熱狂した客も乱入で、最前列はグチャグチャ!
キュートなヒロインによるパフォーマンスが、胸に迫ってグッときちゃいます。
フィニッシュは円空を舞うがごとくのギターソロでとどめを刺すという塩梅

間髪入れずにメドレーで
「そばかす」
9枚目のシングル
1996年2月19日に発売
こちらもアルバム「ザ・パワー・ソース」の3曲目に収録
オリコン週間チャートでは唯一1位を記録したミリオンセラー!
アニメ「るろうに剣心」の初代オープニングテーマ
120万枚を売り上げた
遂に出た代表的な決定打
これを演奏しなければステージを降りることは許されない
失恋した女の子の切ない気持ちを表したもの
ここいら辺に達した時点で肩の力も抜けてきて、リラックスモードに入ってきた。
臨機応変な動きも、スムーズにこなせるようになってきたね。
息もピッタリなフォーメーションを所せましとばかり次々に繰り広げる人気者軍団の様相を呈してきた感あり。
最初と最後に繰り出される哀愁全開でときめくギターとベースによるユニゾンがミソ
ヤワな奴らが束になって挑みかかっても一蹴されちゃうのがオチだ
その流れから、そこはかとなくコケティッシュなボーカルが追随。
それでいてちょっぴり胸がキューンとなる歌メロ。
守備範囲が広くてバリエーションも豊富だね。
各自の自己主張も忘れないのは、したたかなる証。
もうこうなったら、目一杯にはち切れるしかないね。
一挙にエンディングへと雪崩込む

ここでちょっとだけですが・・・・一息入れてのユニークなるメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
ほっこりとしたムードが伝わってくる友情シーン
ドリンクを一飲みにて喉を潤す

「最後の曲です!!
・・・・オーバー・ドライブ!!」
7枚目のシングル
1995年6月19日リリース
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
アルバム「ミラクル・ダイビング」の2曲目に収録
累計67万枚を売り上げた
コロコロと曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるジュディマリ・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
WARPの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのはブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れる采配だなあ・・・・・









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VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (新☆悪童な年金ブラザーズ編)

2024-07-27 06:49:31 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)・・・・

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

序盤戦には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢の登場だ


5、13:15~13:40
「新☆悪童な年金ブラザーズ」
(洋楽コピー)
札幌からの初出演バンド
実はこのバンドは結成からかなりの年月を経ている
でも一部のメンバーが入れ替わったために「新」が付いたそうだ

開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
往年のいぶし銀な洋楽を披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番のソウルフルでブルージーなこだわり路線
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
次から次へと名曲群が炸裂する様はとっても心地よい
今後も、彼等の活躍には期待大
楽しみがまたまた一つ増えたよ
これもライブイベントならではの醍醐味ですね
ステージ上での佇まいから察するに皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ

それではバンド5人の皆さんを紹介します!
とても懐かしい顔ぶれだ

渋く髭をたくわえた大御所ミュージシャンのノビさん
マルチプレイヤーでもある
先の「今井バンド」では思いっきりタメの効いたドラムを披露していた
サングラスと帽子を着用
彼の本業はジャンルの壁をも軽く超越しちゃうアメリカ仕込みのギター
ブラウン・サンバースト・ボディカラーのレスポールを使用
でも迫力あるボーカルやベースもこなすのだ
いつでもどこでも頼りになる存在
オーラが半端ない

もう一人のナイスガイなギタリストは拘りのディーンを使用
一種独特な形状がひと際目を引くなあ
潔いほどのブラックボディカラー
ローズ指板
ジーンズとG-HIPの黒Tシャツを着用していた
見るからにロッカーの風情

ベースは巨匠の荒井さん
毎度おなじみの愛器フェンダー・ジャズベースを使用
ナチュラルボディがいぶし銀の光沢を放っている
メイプル指板

若干25歳のドラマーはケンシロウくん
男らしい名前が羨ましいなあ
そうなのですよ・・・先の「今井バンド」ではパーカッションを元気いっぱいに担当していた彼です!

そして黒Tシャツにチノパン姿のボーカリストはパワフルなブルース・ハープをも見事に吹きこなすのだ

皆それぞれに好みの衣装やアクセサリーなどをワイルドに着込んで自由きままなファッションを楽しんでいましたよ。

客席もほどよく埋ってきたね。
熱気も徐々に高まってきている。

この会場でのライブは、今のところ、すべてにおいて順調だよ。
動員数、スタッフ、対バン、そしてオーディエンスなどなど・・・・。
雨の予報、客入りをとっても危惧していたんだけど、そんなこと
全くの取り越し苦労だったようだ。
良かったね!

前置きが大変長くなってしまいました。
それでは、早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

「今井バンド」でベースを弾いていたジンちゃんは一息入れてここでは撮影班と応援団長に徹しています

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持しての幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役の斉藤さんが、下手から登場してきて堂々アナウンス

「去年からこちらの埠頭で開催している音楽の祭典
ステージの真横を横切る船は人気の観光名所・青の洞窟に向かうクルーズ船です
料金は5000円となっています
それと、会場の右側は車路となっています
お酒を飲みすぎたりライブに熱中するあまり事故にあわないように気を付けてください
後、トイレに向かう際にも道路の横断にもご注意を。
非常に危険です
次に控えしバンドは・・・・
先ほどの今井バンドに引き続き、札幌・豊平区平岸にあるライブハウスG-HIPに出演しているバンドの登場です
国家公務員を含む年金を貰っている悪ガキの集団だそうですよ
う~~ん・・・年金とはいい言葉ですね
気を付けてください((´∀`))
応援のほどを、よろしくお願いいたします
新☆悪童な年金ブラザーズの皆さんです!
どうぞ!」と豪快にアナウンス!!
キッチンカーのことをアピールすることもしっかりと怠らないところはお見事だ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今井バンドと同様に洋楽のコピーに徹していますが拘り具合が超絶的

パワフルなイントロに導かれていよいよ始まった。
「おじさんバンドとして頑張ります
皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします
70年代のオールディズ・ナンバーをお送りしたいと思います」
ボーカリストが思いっきりのシャウトでタイトルをコール!
「チャイナグローブ」
えええ!???予測不可能なチョイス。
1973年に3枚目のスタジオアルバム「キャプテン&ミー」3曲目に収録。
トム・ジョンストンによる作品
そこからの第2弾シングル。
同年の7月25日にリリース
全米ビルボードホット100では最高ランキング15位を記録。
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
カラッと晴れ渡った青空にこだまする爽やかなるアメリカン・サウンドがめっちゃくちゃに気持ち良い
ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。
あちこちのライブイベントでは、過去にも数多くのバンドが取り上げていたナンバー。
それくらい耳に染み付きすぎた鉄板ソングを惜しげもなく披露された。
無意識のうちにワクワクしてきて踊りだしたくなるグルーヴが申し分ないよ。
ケンシロウくんはまるで千手観音のように、オカズを乱れ打ちで鳴らし続ける。
リズムに乗って激しく連打するケンシローくん
巧みなスティックワーク
優れた仕事をしていますよん
ブレイクをきっかけにバック陣へと次々ソロのバトンを受け渡す攻防戦に突入。
各自が全面までせり出して超個性的な技で応戦。
後半でのってきたノビさんは、ギターを持ち上げて、お得意の歯弾きソロも披露。
もう一人のギターくんもジェフ・ベック直伝の速弾きとアーミングで応酬。
ワウペダルも思いっきり踏み込み唸りをあげて、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。
荒井さんも重低音のランニングラインをぶちかます。
複雑極まりないブリブリフレーズで自己主張。
超絶技巧のサイケデリック・ワールド全開。
今でもメキメキと腕をあげているねえ
いやはやなんとも、たいしたものだ。
古き良き70年代へ、一気にタイムスリップ。
ここのボーカリストはどんなタイプの曲でも、器用に歌いこなす才能に恵まれたシンガーだ。
醸し出される男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスはモンスター級に絶好調。
ユルユル感覚のステージングも巧み。
壮大なる怒涛のコーラスワーク。
まだまだ序の口
これからの展開にも要注目さ

ボーカルくんはMCもこなす
「はい、ありがとうございます
皆さん、どうもこんにちは
エントリー・ナンバー5の新☆悪童な年金ブラザースですよ
もの凄く緊張しています
いやあ、暑いですねえ~~~(-_-;)
というわけでして、次にサクサクといきましょう!!((´∀`))
・・・・ロックンロール・シティ!!」
間髪入れずにデンジャラスなロックンロール・チューンへ突入
怒涛の荒ぶるビートに痺れるのみ
押し寄せてくる音壁に身をゆだねてみるというのも乙なものさ
音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。
フロントのメンバー達がガッチリと一体化する光景も爽快。
ハイトーン・コーラスも効果絶大だ。
よく通る声だから迫力も更に増す。
しかしこのバンドの守備範囲はだだっ広いなあ。
敬服しちゃうよん。
各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。
ダメ押しとばかりにボーカリストがおもむろにブルース・ハープを取り出して吹き始めた
ドンドンとヒートアップ
レッドゾーンはとっくに振り切った状態
刺激を受けたかのように追い打ちをかけるギターソロバトルが乱入
いやはやなんとも御見それしましたあ
お手上げさ
もう好きにしてちょうだいな((´∀`))

「だんだんと日が照ってきて暑くなってきましたねえ・・・・
熱中症にならないようにお気をつけください
次の曲は・・・・ウォーク・ア・ウェイ!!」
セレクションがマニアック
会場でどれだけの人がこの曲をご存じかなあ
くだらない屁理屈や能書きなんか空の彼方に吹き飛ばしてノリノリで攻めまくろう
脳天のヒューズはとっくにスパークしちゃった
ここでの主役もブルース・ハープ
美味しところ独り占めさ
圧倒的なるエンターティナーに豹変
トレードマークの陶酔ポーズで、カメラマンたちにシャッターチャンスを与えるサービスぶり。
圧倒された観客は、金縛り状態で息を飲む。
その空気感がステージ上にまで、ビンビンと伝わってくる。
それも致し方なし。
これで、彼等のルーツの一部が垣間見えたかな。
所狭しと前後に動き回って、華麗なるアクションの連続。
(ドラムとギターの間は冷風が吹いてきてなんまら気持いいさあ!)
お互い目を合わせて、不敵な笑みを浮かべる。
プレイヤーとシンガーが背中合わせでがっぷり四つに組む。
このアグレッシブなるごっついフォーメーションが快感だ。
比較的若手の後方オーディエンス達から、より大歓迎されていたよ。
曲間で炸裂するカッティング・パートでは、曲調がガラッと変わる。
一瞬の静寂を切り裂くがごとく、メインテーマへと雪崩込み。
捲くし立てるような、リックだけでも大したものなのにねえ。

「小池さんが28度がエアコン設定としては最適だとか、エピソードではなくってエビデンスなんて相変わらず横文字の羅列に徹しているようで・・・・((´∀`))
もうねえ、北海道にもクーラーをつけるのが当たり前になりつつありますね
昨日もおかげさまで快適な生活を送っていました
そんな猛暑の季節をぶっ飛ばす曲です・・・・
サム・クックで・・・・・キープ・ムーヴィン・オン」
静かに歌い始めたかと思いきや、いきなり恨みの感情を吐き捨てるかのような荒々しい歌声に切り替わるパートがいやが上にも衝撃を受ける
魂の咆哮とはまさにこのことさ
サビに差し掛かったところの絶叫シーンで「あ、このメロディには聞き覚えがある」と思った人も多い事でしょうよ
曲間にはサムピッキングのベースとギター・ソロ、ドラムソロまで飛び出した
言葉を失ってしまうほどの勢いを増す
感情を抑えきれぬように爆発する様は抜群。
ありとあらゆる魅力を振り撒いている。
よくぞここまで緻密にエグく研究して再現するものだ。
感服、敬服、脱帽。
ご本家へのリスペクトとなりきり度は計り知れない。
これからの成長にも益々期待度アップ。

「さあ、最後の曲ですよ
その前にちょっとお願いがあります・・・・
実は私は一人ロングトーン選手権なるものにトライしております
今日は何秒まで伸ばせるかチャレンジしてみたいと思います
49秒までは達成しています
50秒の壁を打ち破れるか・・・??!!
見事に突破できたら会場のお客様たちは幸せな1年をお送りできることでしょう
でも失敗したら、皆さんに不幸が訪れるかもしれません・・・・・
それではいざ参りましょう
フリーで・・・・ウィッシング・ウエル!!」
1972年12月にシングルとしてリリース
1973年1月13日に全英シングルチャートで7位まで上昇した
6枚目でラストのスタジオアルバム「ハートブレイカー」トップに収録された
これこそブルースロックの代名詞
御手本ともいえる珠玉の金字塔だ
最早これ以外にはありえないね
強烈な決定打が爆発だ
華やかで豪勢な締め括りにはもってこいの采配
地響きを立てて安定感も抜群な重低音が不気味に這いずり回る
説得力も満点
熟練の技をふんだんに惜しげもなく紡ぎ出す
大出血サービスだね。
少ないコードリフを延々と繰り返すんだけど、それだけでも余りあるほどの芸術だ。
ノビさんはギターをマーシャルアンプのスピーカーに近づけてフィードバック奏法
演出効果もバッチリさ。
情熱的なボーカルはまるでポール・ロジャースが憑依しているかのよう
その懇切丁寧ななりきり度合いは経緯に値する
そうとうにこの手が好きなんだろうなあ((´∀`))
更にはドラマー・ケンシロウくんのところに駆け寄りマイクを突き出してハイトーン・コーラス・パートを要求
それにこたえるケンシロウ君が素晴らしい
他を圧倒するほどの声量だ
まだまだ余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくりで進行。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
演奏前に語っていたロング・トーンの場面が到来
会場中が息を飲む中でそのシーンが繰り広げられた
「ウィッシング・ウェ~~~ル🎵!!!」
どこからともなく「がんばれー!!」の声援も飛んできた
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
天空高くCRACKERも華麗に炸裂した
「パンッ!!」
硬軟取り混ぜた巧妙なるショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
「ジンさんが計測してくれたところ、50秒いきました!!
優勝おめでとうございます((´∀`))
屋外だと海風が気持ちいい!」

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
新☆悪童の年金ブラザーズの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブは大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
その後も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
ゲス・フーで「アメリカン・ウーマン」



























コメント
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