THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

Chicago Japan tour 2024 in Osaka Sept. 24th 第二部

2024-10-07 19:37:43 | CHICAGO
東京有明アリーナ・ブルーノートではモーニングショーのコメンテーター玉川さん、菊間さんも観にきていてTV番組内で絶賛していた
ストリートプレイヤーを聴いて気に入ったらしいよ
サザン屋外ライブのコーナーなのにね…(^◇^;)
さあ、大阪ライブでは誰が来ているかな?

Chicago Japan tour 2024 in Osaka Sept. 24th

第二部

〜Setlist〜

01,Introduction
02,Dialogue(part 1&2)
03,Questions 67&68
04,Call on Me
05,(I've been)Searchin' So Long
06,Mongonucleosis
07,If You Leave Me Now
08,Ballet for a Girl in Buchannon

Intermission

09,Alive Again
10,Does Anybody really know what time it is?
11,Old Days
12,Hard Habit to break
13,You’re The Inspiration
14,Beginnings
15,I'm a Man
16,Just You'N 'Me
17,Hard to Say i'm sorry
18,GetAway
19,Saturday in The Park
20,Feelin' Stronger Every Day

Encore

21,Free
22,25 or 6 to 4

勢いよくトニーのコードリフが軽快に轟き渡る
な、な、何とエリックがリードボーカルを務める「アライブアゲイン」
彼はお世辞抜きにカッコ良くてうまいよ

リーがトランペットを構えて皆もカウントを待つも中々ウオリーが叩かない
照明も戸惑い気味
ざわめいた瞬間に始まった「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」
ロバートも気持ち良さそうに熱唱
やはりChicagoの顔はボビーだと痛感した次第
コーラスメンバーが半端なく多いのでハーモニーも重厚
イントロとエンディングのトランペットとトロンボーンソロに痺れる
因みにウオリー、有明アリーナではヘアバンドをつけていたけどこの日は無し

ジミー作の「追憶の日々」
余裕と貫禄のプレイスタイル
打楽器ポジションの左右に階段登り降りしながらホーン隊は吹きまくり
バックスクリーンも効果覿面

「忘れ得ぬ君へ」
ニールとエリックによるツインリードボーカルに思わず鳥肌が立つ
特にエリックのエモーショナルな節回しは絶品だ
エリックは美しい奥様と来日したが可愛い息子さんはお留守番かな?
ニールはお孫さんが生まれたばかり
だから皆頑張ってますなあ🤗

今回はAOR期の曲が極端に少ない
「君こそすべて」は大ヒットした
「君は僕のすべて」とか邦題が混乱を招きそうでややこしいぞ😆

「ビギニングス」ではロバートがマイクスタンドに向かってボーカルのみに専念
以前ならばアコギも弾いていたんだけどね…
カルロスがさりげなくキーボードのサポートに回る
最大の見せ場は当然ジミーとリーによる火を吹くホーンバトルだ!
何度観てもアドレナリン噴出で手に汗握る
ワイヤレスを装着しているからフロントにせり出し向き合いながら動き回る2人の絡みが凄まじ過ぎるぜ

間髪入れずにエリックが重低音のヘヴイなベースピッキングをしながら絶えず左右に移動
「アイムアマン」
唯一のカバー曲
ここでは後半にお約束のドラムとパーカッションによるインターグルーヴコーナー
言葉であれは中々表現できないなあ
阿吽の呼吸で次々と繰り出されるラテン系のスティックワークは失禁ものさ 
しまいには難解な技を披露しながらパートチェンジまでしてしまう始末だあ
この場面はEW&Fとのジョイントツアーではやらなかったらしい
得をしたなあ
ラーモンはパーカッションを天井高く放り投げながらの自己主張をはかる
サービス満載
あそこまでやってくれたパーカッション奏者はいなかったね
歓声の嵐が吹き荒れる

2作目のミリオンで「君と2人で」
カルロスが燻銀のリードボーカルを披露
渋くて味わい深い心に染み入る声だね

ああ、もう終盤かあ…
「素直になれなくて」のピアノの音色が荘厳に響いてきた
永遠の名バラードが流れる
オシャレな照明も華麗な演出

そこからChicago流の強烈なブラスロックンロール「ゲッタウェイ」に雪崩れ込み
あんなに速いパッセージを楽々ユニゾンでこなす素敵な面々に拍手喝采

涙なしには聞けない「サタデイインザパーク」でダメ押し
もうたまりませんなあ
笑顔でハッピーモードに浸りきりながら大合唱
ロバートの真骨頂

エンディングからそのままメドレーで畳み掛けるがごとくショートバージョンで「愛のきずな」
フィニッシュはさりげなく「マジカルミステリーツアー」と「ゴットトウゲットユーイントウマイライフ」で決まり!

アンコールは怒涛の2連発
まずは「自由になりたい」
変態的な間奏を経て
スタジオ版を遥かに凌ぐ長さでアグレッシブなレイハーマンのサックスソロに突入

いよいよラストナンバー「長い夜」
トニーはヘヴイメタリックなギタリストに豹変
WOWOWペダルを駆使しながら、ありとあらゆるテクニックでこれでもかあというほどにフィンガリング
全員が余力を振り絞っての熱演を繰り広げる

完全燃焼を果たした
またもや素晴らしい音楽を提供してくれたChicagoに感謝感激
引き上げ間際までロバートはにこやかに佇んでいた

バンドからのメッセージによると次はなるべく早く戻ってくるとの事
来るべきその日その時その瞬間を、楽しみに待っていますよ🤠‼️🎶
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Chicago Japan tour 2024 in Osaka Sept. 24th  第一部

2024-10-07 11:01:47 | CHICAGO


Chicago Japan tour 2024 in Osaka Sept. 24th

ブルーノートライブではイベント故にダイジェスト版の90分だったけど単独公演1回きりの大阪では堂々のフルバージョン!
しかも2部構成でたっぷり濃厚に2時間プレイ
懸念されていたロバートはとても元気でサービス満点
リーは赤いシャツと靴姿で1番に超派手
ジミーは指抜き黒手袋をはいているとこがとてもカッコイイ
ウォリーはブルーノートではヘアバンドをつけていた
彼は前回パーカッション担当だったけど今回からドラマーとしての来日だ
あの1972年ライブインジャパンの「おーきに❣️」も聞けた😆

〜Setlist〜

01,Introduction
02,Dialogue(part 1&2)
03,Questions 67&68
04,Call on Me
05,(I've been)Searchin' So Long
06,Mongonucleosis
07,If You Leave Me Now
08,Ballet for a Girl in Buchannon

Intermission

09,Alive Again
10,Does Anybody really know what time it is?
11,Old Days
12,Hard Habit to break
13,You’re The Inspiration
14,Beginnings
15,I'm a Man
16,Just You'N 'Me
17,Hard to Say i'm sorry
18,GetAway
19,Saturday in The Park
20,Feelin' Stronger Every Day

Encore

21,Free
22,25 or 6 to 4

シングル曲ではない「イントロダクション」を必ずオープニングに据えているとこがこだわりだ
初期Chicagoの基本コンセプトとは?
ブラスロックの王道とは?
その全てがこの1曲に凝縮されている
AOR期しか知らないファンはこれ一発でぶっ飛んでしまうこと間違いなし
しかしこんな超絶技巧な構成なのに何であれだけ余裕に動き回って楽しそうに演奏できるんだあ?!
恐るべし!!

軽快なギターカッティングのイントロと手拍子にのってここでニールが登場
「ダイアログ」
ロバートと会話形式でボーカルを披露
個性的で味わい深い歌声に酔いしれる

「クエスチョンズ67&68」
よくぞやってくれました
特に日本では人気の高い曲
あれ?
イントロがエディットされている
さすがに日本語サービスはなかったしなあ…(^◇^;)

「君は僕のすべて」
ラテン系リズムセクションコンビの加入で更にグルーヴが増した感あり

「遥かなる愛の夜明け」
ロバートが下がりサポートのカルロスがキーボードを受け持つ
兎にも角にも彼の存在はデカい
早く正式なメンバーになってね
八面六臂の大活躍だもん
ジミーのトロンボーンは生音まで響いてくる迫力だ

「モンゴヌークレオシイス」
Chicago版ビートルズのバースデー
アップテンポのダンスビートで総立ち
オリジナルでは作者のジミーがテインバレスを叩いていた
それはライブでもずっと
ところが今回からそのパートをラモーンに任せてジミーは下がってしまった
あなたの曲でしょう😅

トニーが12弦ギターに持ち替え「愛ある別れ」の傑作バラードで一旦熱覚まし
切なくも美しい旋律がしみじみと泣けるね

金字塔「バレーフォーアガールインブキャノン」
7楽章からなる壮大な組曲
目まぐるしく変化するドラマティックなアレンジの攻防
ありきたりなロックバンドには到底なし得る事など叶わないであろうアートの領域だ

あっという間にエキサイティングな第一部は終了した

つづく…




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