THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

映画「新幹線大爆破」

2016-12-09 11:11:59 | free form space

70年代の映画界ではあらゆる新ジャンルが次々に生まれて面白かったですね。
イージーライダーから始まったニューシネマを期に、燃えよドラゴンのカンフー、エクソシストのオカルト、ポセイドンアドベンチャーのパニックムービーなどなど。
で、邦画も洋画の勢いに続け!とばかりにあらゆる作品が制作されましたが、どれも残念ながらイマイチでした。
でも本格的日本パニック映画の口火を切ったとも言える傑作がやっと生まれたのです。
それが「新幹線大爆破」
昭和50年公開、152分。
主演は高倉健!他にも超豪華キャスト揃い踏み。健さんが珍しく非情な悪役に徹しています。まあ、切ない過去があるという設定ですが…。
この映画は海外でも公開されてヒットしています。もちろん吹き替えされているから、ちょい違和感ありますが。
博多に向かう乗客1500人を乗せた新幹線ひかり109号に爆弾を仕掛けた!という犯人からの序盤における声明から緊迫感一色で一気に引き込まれてしまいます。
なんと時速80キロ以下に減速されると自動的に爆弾が爆発するというもの。
これを聞いて「あれ???…」と皆さん思うでしょう。
そう!あのキアヌリーブス、サンドラブロックが大ブレイクしてヒット。続編も制作された「スピード」の元ネタなんです。

と、ここでいきなり私の高校生時代に話が変わります。
勉強つまらん…悪友と2人で昼間学校さぼりブラブラとバスに乗ってターミナルに入ったところ、過疎の田舎町なのに線路いっぱいに人だかり!
え!?人身事故?
急いで私らも駆けつけて見たら、映画の撮影なんだとか。
スタッフが野次馬整理後にいきなり監督の「ヨーイ、スタート!!!」の声。
勢いよく蒸気機関車が煙と警笛と轟音と共に線路の上に組まれたセットに飛び込み、その瞬間大爆発!天高く火柱が上がって皆が圧倒されて大歓声!もの凄い迫力でした。
なんと、そのシーンは新幹線大爆破の最初に犯人がこけおどしではない、と証明するための一発目爆破だったのです。
貴重な場面を見ちゃったさ。
で、面白いウンチクをひとつ。
爆破犯人の健さんがこの蒸気機関車を爆発させた現場のすぐ丘の上が「幸福の黄色いハンカチ」感動の夫婦再会ハッピーエンドの長屋があるとこなんですよ(^ ^)!!!

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