THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

mountain(roll over Beethoven)flower of evil

2018-12-17 14:33:49 | free form space

中学生の頃、洋楽ロックに目覚めた私の周囲の友人達は、皆が皆こぞってツェッペリンやパープルを聞きまくり、買いまくり。
あ、もちろん金がないからシングルレコードね〜^_^!
で、捻くれ者の私は、それらを中心に聴いてはいるけれど、もっぱら買うのは、皆があまり手を出さないようなバンドもの。
考えに考えて初めて買ったのがユーライアヒープの「対自核」、そして写真のマウンテン「ベートーベンをぶっ飛ばせ」
しっかりラジオのリクエスト番組にはチャートインしたけど、あっと言う間に圏外に消えてしまったのが悔しかった…( i _ i )。
マウンテンの存在はこの
曲で初めて知りました。
ギタリストのレスリーウエストはお世辞にもルックスがいい訳でもなく、巨体!
「あ、なるほど!山みたいな身体だからマウンテン⁈」なあんて、1人で納得。
仕掛け人のベーシストはあの伝説のクリーム第4のメンバーと言われていたフェリックスパパラルディ!
この曲のイントロからぶちかまされる分厚くヘビーなギターリフ。
迫力満点のハスキーメガトーンボイス!
この曲はロックンロールキング、チャックベリーがオリジナルだけど、ビートルズもカバーしていると後から知り、友人に聞かせてもらったら正直ズッコケて笑ってしまったあ!
「薄っぺらでふらついてる!ギターのピッキングは突っかかって空振りミスしてる!」
だから、更に本家チャックを聴いても免疫ができていて比較的大丈夫でした!
それだけ、マウンテンがインパクトあったということさ。だからこの曲は誰が何と言ってもマウンテンのバージョンが最高!
この後にLPも買ったんだよね。
「悪の華」
ライブとスタジオテイクが半々に収録されてます。思い入れもひとしお。
「ベートーベンをぶっ飛ばせ」は歪んでサスティーン効果をいかしたブルージーな長いギターソロからのメドレー!
しかも、シングルの倍以上ある!再度ベートーベンと一緒にその爆発力にぶっ飛んでしまった!
当時、このタイトルの意味がよくわからなかったけどね〜。
リッチーブラックモアが一目置いて、ランディローズ、マイケルシェンカーら名だたるギタリスト達が多大なる影響を受けたと言うレスリーウエスト。
来日公演はGFR同様にテープを流していた、なんていう噂の真意は?
フェリックスパパラルディはマウンテン解散後、第1回ワールドロックフェスで札幌に来てくれました!マウンテンの曲もプレイしてくれたんだけど、掛け合いを要求するも観客にはよく伝わらなかった…。内田裕也さんも頑張って通訳してくれたんだけどね。
このイベントで意気投合したクリエーションと一時タッグを組んで話題になるも、マウンテンのロゴ、ギブソンベースのボディペイントなどのデザインを担当していた妻に射殺されてしまった…
あれは、ショックだったなあ。

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