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英語力

2007年07月16日 | 英語
国際社会時代、英語は必須!

英語が話せたらいいナー。


          漠然と思う。


なぜ英語が話せたらいいのか。

  外人に道を聞かれて、教えられるように。
    (でも、いまだかつて聞かれたことがない)

  外国でショッピングがしたい。
    (けっこう、日本語が通じちゃう)

  英語で、交渉できる。
    (そんな機会は皆無)

  映画を字幕なしで分かるようになりたい。
    (高度すぎる)

結局、なんとなく英語が話せる方が、「カッコイイ」とか、「便利かな」って気がするだけで、ダラダラと習っている状態になる。

  数ヶ月や1~2年の語学留学で、ペラペラになる人はマレ、という現実。

  「日常会話程度」からなかなか抜け出せないもどかしさ。



僕は、

   「英語で恋を語れるようになりたい」
                        と思った。

          (いつもながら、動機は不純)


7~8年ほど前、モンタナの青い空の下にいた。

  乗馬とアンティークの買い付けを楽しみながら、「Big Sky」と称される広大な大地ををレンタカーであくせく走り回っていた。


そのとき、親身にサポートしてくれた女性がいる。

  州都へレナのダウンタウンにあるギフトショップのオーナー、シャリー。

金髪の美人で一回り年下の独身だが、二人の娘の母親でもある。


ある晩、地元のカウボーイ達がたむろするプールバーで飲んだ。

               ダンスやビリヤードに興じながら。

僕は、彼女との意思疎通のもどかしさに、少し苛立っていた。

   別に彼女を口説こうとしていたわけではない。

彼女には、ボーイフレンドがいたし、僕にそれだけの英語力もなかった。


「女性を口説けるくらい、もっと英語がうまくなりたい」

  僕は、素直にそのときの気持ちを彼女に言った。

「あなたは、いま、十分そうしてるわ」


 
         その後の彼女とのことは、ご想像にお任せする。





ただ、これだけは言える。

  これを機会に、僕の英語力は飛躍的に伸びた。