世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

マッサージ ラオス編 5

2010年06月20日 | 
彼女の思わせぶりな行動が続く。


ボクの心は千千に乱れる。



もはやまな板のコイ、いや、来い? 恋?

成り行きに身を任せる。




しかし、


最後まで彼女の手が核心(?)に触れることははなかった。



落胆と安堵が交錯する。


実は、その時持ち合わせがなかったのだ。

こういう場には、あえて余分な金銭は所持しないことにしている。



だが、振り上げた拳を下ろすタイミングを見失った心境も否めない。


悶々としながら、外に出る。

日はまだ高い。



トゥクトゥクのドライバーが、

見透かしたように、ボクに声をかける。

「レイディー?」


「How much?」

興味本位に聞いてみた。


「こんな時間(真昼間)にやってるのか?」

「いつだってOKさ (Anytime available)」

彼は、卑猥なサインを親指で作りながら、使い慣れた英語で答えた。



さすが癒しの国。

フォローが実によく効いている。


良い国だ、気に入った!ネ。