世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

引き受ける力

2010年09月06日 | 人生
頼まれごとをどうしてますか?



人から何かを頼まれた時、

引き受けるか、断るか迷いますよね。



その判断基準として

自分にできそうなことは引き受けるが、

出来そうでないことは断る、


ってのが一般的でしょう。




でも、頼まれるってことは、

相手は出来ると思って期待するから頼むのです。



「あなたなら出来る」 と。


でなきゃ最初から依頼はこない。




だから、まず頼まれることをありがたく受け止めなきゃね。

頼りにされてんるんだから。



ただ、金銭問題は別。

これは、能力のあるなしに係わらず、言って来られることがある。


また、仮にこちらに余裕があっても、相手次第ということもあるし。




相手の「買いかぶり」ということもある。


つまり、自分の実力以上に相手が評価し期待していることだ。

これは少し困るのだけど。





先日のコンサートの依頼の時、


正直、最初は断ろうと思った。


何でこんな(へたくそな)ボクに? という疑問が湧いた。



相手はボクのことを詳しく知らない。

ボクも相手のことをあまりというかほとんど知らない。




その時

断る理由はいくらでもあった。



時間がない、

忙しい、などなど一般的な理由だ。



人前で弾くほどそんなに上手ではない、とも言える。


最近まったくギターに触ってないから、指が動かない。

これは事実だった。



だけど、待てよ、と思った。


引き受けてみようかな、と。



これも何かの 「縁」 なのだろうと理解した。


これを機に、たまにはギターを弾いてみたら、って言われているような気がした。






最近もう一つ、頼まれたことがある。


写真展だ。



写真展といっても、本格的な物でなく

これもイベントの一環として、場賑わせ的なポジションだ。




これは、出来るできないという問題より、

正直 「めんどくさいなー」 という気持ちが先に来た。



32枚という枚数をセレクトして

それぞれタイトルとコメントをつける。


しかも、日本語と英語で。





結果、

引き受けた。



何事も、いったん引き受けたからにはやらねばならない。


責任を持って。




今、写真展の準備をしている最中だが、

やりながら思った。



そう言えば、「撮りっぱなしの写真を整理しなきゃ」

とかねがね思っていたんだと。



そして、この機会にちょうどいいなと感じた。





何か、こういうことをしたいな、とか

こういうことをしなきゃナー、とか思っていても


なかなか着手できないこと、

行動に移せないことってあるよね。




でもそんなとき、他人に背中をちょっと押してもらう、

それがきっかけで、サッと行動に移せることがある。



「頼まれごと」、って結局そういうことかもしれない。




【今日の格言】


頼まれごとは、お試しごと。



一種の試練。


神様が与えてくださった試練なのかもしれない。


ありがたく引き受けるべし。





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