世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

日本(人)が生き残る道とは

2011年03月25日 | 苦境
今から述べることは

日本(人)が生き残る


唯一の道といってもいいだろう。

(なにげに偉そうに)




それは



完全に開かれた日本にし、



そして


包容力のある日本人になること。



TPPは


その一環、


単なる序章に過ぎない。





つまり

日本人の良さの特性を残しつつ


異文化を受け入れていくこと。




日本人の良さとは、


以前にも述べたが


3つの 「せ」 だ。

『誠実』

『正確』

『清潔』




震災で破壊された


「正確」 さと 「清潔」 さを取り戻すために


人々は 粛々と 「誠実」 に行動しているのではなかろうか。




日本の現場では

「安全第一」

「迅速」

「改善」


といったスローガンが掲げられる。



海外でも日本語で現地の人に叩きこむ。




これはこれでいい。




だがすべてを日本式に強要すると


思わぬ抵抗にあう。


アメリカのように。




アメリカも良い点はいっぱいある。



アメリカは移民の国である。



移民を受け入れることで出来あがった


懐が深く包容力のある国だ。




問題は


それを海外まで押しつけ


グローバルスタンダード化しようとするところにある。



民主化の名のもとに


未だに覇権主義に陥っている。


リビアでもその悪い癖が出た。



しかし、


台所事情からとはいえ


主導権を英仏に明け渡したのは


賢明な選択だったと思う。


オバマは覇権主義の弊害を薄々感じているのだろう。







これからは


日本(人)も


日本式(日本語)を強要するのではなく

相手を受け入れなければならなくなる。


そっくりそのまま。




だから


郷に入っても、無理に郷に従わなくてもよい

ことになる。




これが


「ダイバーシティ」

という考え方だ。



Diversity とは、


「多様性」 と訳する。


「種々雑多」 を意味する。





要するに


違うものを認め、尊重し、

快く受け入れる。



これができなければ


孤立する。




アメリカは


インディアン(ネイティブアメリカン)を受け入れ


黒人を受け入れた。


今、


ラティーノを真に受け入れなければならない。

(チャベスタイプのラティーノの大統領が誕生するまで)




包容力のある

違いの分かる人間にならなければ


生きていけなくなる。

(だから日本は今閉塞状態にあるといっても過言ではない)




そのためには


日本人のアイデンティティさえ

捨てなければならないときだってあるだろう。



日本人は


「和僑」 となって


世界に飛び出していく必要性がある。



姿は

商社マンとしてでも



JICAのような国際協力隊としてでも。





一方で


国内を移民の国にする。




これは

日本民族が純潔でなくなることを意味する。



現にそうなりつつあるのだが。




20~30年後


2030年~2050年にかけて



もう

日本だけに居る、


日本人だけを相手にビジネスをする




なんてことでは


生きていけなくなるだろう。



そもそも

日常の生活そのものができなくなることは必至だ。





今こそ

「単一民族」


「単一言語」
 を


捨て去る時が来たのだ。




別の言い方をすれば


「多文化共生時代の到来」 である。




「ダイバーシティ」 と

「多文化共生」
 が



これから日本の進むべき道の


キーワードとなるだろう。





では


生き残るためには

具体的にどうすればいいのか?



次にそれを考えてみたいと思う。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする