世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ダイバーシティー・マネージメント

2011年03月29日 | 仕事
ダイバーシティー(多様性)とは、



国際社会で生き抜いていくために

最も重要視されるキーワードになることは述べた。




それだけに

いろんな国籍のスタッフが揃った


「FREE TALK」 を取り仕切るのは


容易ではない


いや、至難の業だと考えている。





ここまでこぎつけるまでに


10カ国以上の外国人の面接を行った。




イスラム教の方も数人おられたが


どうも国によって、宗派によって微妙に違うようだ。




自分がお酒を飲むことは禁止されているのは共通だが、



ある国のイスラム教の方は


人にお酒を出すことも禁止されていると言う。


冷蔵庫から缶ビールを出して相手に手渡すことでさえだ。





それに


勤務時間中も

お祈りの時間がきたら


メッカの方角に向かって祈りをささげたいと言う。




普通の日本のレストランや喫茶店で


従業員がこういうことをしたら即首かもしれない。



それ以前に雇ってもらえないだろう。





でもボクは

マア、それもアリかと思った。


なぜなら


これも国際理解の一つで


お客さんにとってもいい勉強になるのではないかと考えるからだ。




しかし

お客さんが不快に思ったり、


他の従業員から不満が出る可能性もあるが。




現にボクも


エジプトで談笑中の相手が

いきなりお祈りを始めたときは


ナント失礼な

と思ったものだ。




カルチャーショックに慣れることが要求されている。




まさに人種のるつぼ


肌の色、言語、宗教、文化・習慣、生活様式、 etc.



すべてが一人ひとり違う。




スタッフとゲスト(お客様)の関係は当然として


価値観の違うスタッフ同士の関係も取りしきなければならない。





ボクのダイバーシティ・マネジメント能力

まさにこれから試されようとしている。




畢竟


5大陸、60カ国を踏破し


世界一周を果たした経験の意味が


今、問われるのだ。


Comments (2)
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