いつでも旅の途中。
定まった家がない。
逆に言えば、
どこでも寝るところがあるのだ。
よく
旅先から帰ると、
「あー、やっぱり我が家が一番」
などという人がいるが、
どこでも我が家だったら、
どこでも
一番だといえよう。
旅して
疲れて帰るようでは
本来の旅の意味をなしていないことになる。
旅、
すなわち
移動、
非日常、
一時的
とかいった意味合いが強い。
たしかに
移動の連続、
毎日が移動を余儀なくされる旅は
ツライものがある。
いわゆる強行軍だ。
若いときは
まだ、それでもいい。
できるだけ
多くのところに行き、
多くのものを見、
多くのことを体験したい。
冬
スキー場を転々としていた時期があった。
毎日ゲレンデを変えるのだ。
日本中のゲレンデを征服しようなどと
真面目に考えていた。
もちろん叶うことはなかったが
よくぞバカなことを考えていたものだと
つくづく思う。
それだけ若かったし、
体力もあったのだ。
欧米の
一部の人たちが
一か月の休暇を取り、
その間
同じ場所に留まり、
プールサイドや砂浜で
ひたすら読書に励む人を見たことがある。
なんと退屈なと思ったが
今や
羨ましい限りである。
そういう休暇の過ごし方をしてみたいものだ。
年を重ねるにつれ、
また
旅を重ねるにつれ
ただ
行った、
見た
だけの旅はつまらなくなる。
やっぱり
じっくり腰を落ち着けて
心行くまで
その地にどっぷり身を沈めてみたくなる。
つまり、
じっくり、
どっぷり
ゆったりの旅、だ。
そうすれば
どこもが
我が家のように
くつろぎの場となる。
ツアーの旅行は
自分で何も考えなくていいから
楽だという人がいる。
確かに
見るべき場所を
抜かりなく連れて行ってくれる。
今日の夕食はどこにしようかなどと
迷わなくて済む。
買い物だって
ここで買いなさいって
連れて行ってくれるから
何の疑問も持たずに
言葉の心配もなく
心ゆくくまでショッピングができる。
ただ、
時間に制約がある場合が多い。
朝の集合時間、
食事の時間
観光地での
バスの集合時間、などなど
慌ただしいことも多い。
気に入った場所に
もう少しゆっくりしたいと思っても
単独行動は許されない場合が多い。
むしろ
精力的に動かされる。
年配者にこのタイプが多い。
よく体力が続くなー、と思っていると
時々旅先で倒れる人もいると聞く。
そして
ほとんどの人が
家に帰ると
「あー、やっぱり我が家が一番」
とこぼすのである。
ボクの場合、
どこが我が家かわからないので
どこが一番かもわからない。
というか
どこでも一番なのである。
ドラえもんもびっくり、
「どこでも我が家」 の才能が備わっている。
「住めば都」 ならぬ
「泊まれば(そこが)我が家」 だ。
なんせ
生きている限り
「旅の途中」
にいるもので。
定まった家がない。
逆に言えば、
どこでも寝るところがあるのだ。
よく
旅先から帰ると、
「あー、やっぱり我が家が一番」
などという人がいるが、
どこでも我が家だったら、
どこでも
一番だといえよう。
旅して
疲れて帰るようでは
本来の旅の意味をなしていないことになる。
旅、
すなわち
移動、
非日常、
一時的
とかいった意味合いが強い。
たしかに
移動の連続、
毎日が移動を余儀なくされる旅は
ツライものがある。
いわゆる強行軍だ。
若いときは
まだ、それでもいい。
できるだけ
多くのところに行き、
多くのものを見、
多くのことを体験したい。
冬
スキー場を転々としていた時期があった。
毎日ゲレンデを変えるのだ。
日本中のゲレンデを征服しようなどと
真面目に考えていた。
もちろん叶うことはなかったが
よくぞバカなことを考えていたものだと
つくづく思う。
それだけ若かったし、
体力もあったのだ。
欧米の
一部の人たちが
一か月の休暇を取り、
その間
同じ場所に留まり、
プールサイドや砂浜で
ひたすら読書に励む人を見たことがある。
なんと退屈なと思ったが
今や
羨ましい限りである。
そういう休暇の過ごし方をしてみたいものだ。
年を重ねるにつれ、
また
旅を重ねるにつれ
ただ
行った、
見た
だけの旅はつまらなくなる。
やっぱり
じっくり腰を落ち着けて
心行くまで
その地にどっぷり身を沈めてみたくなる。
つまり、
じっくり、
どっぷり
ゆったりの旅、だ。
そうすれば
どこもが
我が家のように
くつろぎの場となる。
ツアーの旅行は
自分で何も考えなくていいから
楽だという人がいる。
確かに
見るべき場所を
抜かりなく連れて行ってくれる。
今日の夕食はどこにしようかなどと
迷わなくて済む。
買い物だって
ここで買いなさいって
連れて行ってくれるから
何の疑問も持たずに
言葉の心配もなく
心ゆくくまでショッピングができる。
ただ、
時間に制約がある場合が多い。
朝の集合時間、
食事の時間
観光地での
バスの集合時間、などなど
慌ただしいことも多い。
気に入った場所に
もう少しゆっくりしたいと思っても
単独行動は許されない場合が多い。
むしろ
精力的に動かされる。
年配者にこのタイプが多い。
よく体力が続くなー、と思っていると
時々旅先で倒れる人もいると聞く。
そして
ほとんどの人が
家に帰ると
「あー、やっぱり我が家が一番」
とこぼすのである。
ボクの場合、
どこが我が家かわからないので
どこが一番かもわからない。
というか
どこでも一番なのである。
ドラえもんもびっくり、
「どこでも我が家」 の才能が備わっている。
「住めば都」 ならぬ
「泊まれば(そこが)我が家」 だ。
なんせ
生きている限り
「旅の途中」
にいるもので。