世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

苦しみの果てに

2011年12月29日 | 苦境
一向に良くならない


世界情勢。




悲観論が渦巻くニッポン。




2012年。


世界はどうなる?


日本はどうなる?



あなたは


どうする?



そして


自分自身は


どう立ち向かうか?





誰しも


人生の大荒波を乗り越えながら生きている。




それも


一度きりではないはずだ。



今年を振り返るまでもなく


ボクの人生は


苦しみの連続だった。



ただ

かろうじて



前向きな自分の性格が


自らを救ってくれていた。




常に

自分自身を


叱咤激励しながら



満身創痍でここまで来た。





泣くな、笑え!


立ち止まるな、歩け!


うつむくな、見上げろ!


倒れるな、立ち上がれ! と。




来る日も来る日も



歯を食いしばって

雑草のように



生きてきた。






歳とともに衰える体力も


気力と鍛錬でカバーしてきた。




ボクは


湖面を滑るように進む

白鳥の姿が好きだ。




首をまっすぐもたげた


その雄姿は





優雅で

華麗で



凛としている。



だが

水面下で


必死で


水を掻く。




それを意識する人は少ない。


そして


優雅さに似ず


脳裏は


警戒心に満ち溢れている。




だからこそ


時に大空へと舞い上がる。






笑顔の陰には


往々にして




悲哀が潜んでいるものだ。





男の背中は


それを如実に物語る。









一年、


そして


また一年…。




ひと月


そして


またひと月。




一日、


そして



また一日、と



刻々と過ぎる時間を意識しながら、





気を張り、


背筋を伸ばして



走り続けている。





心の休まる時はない。



まるで


戦国大名のように。




危機意識が


心の中から去ることはない。





もうダメだ、


と何度諦めかけたことか。




だが

その都度


何かに助けられ


急場を凌いだ。






そしてまた



虚勢を張り、


見栄を張り



意地を張って




長距離ランナーのように

走り続けた。





そのうち


天が味方し、



運に恵まれた。






それでも


年の瀬を迎え、


ある種の限界が見えてきた。




このまま惰性で

新年は何とか迎えられるだろう。




しかし


それから先の一年という

長丁場を乗り切るには



極めて厳しい状況だ。




弓折れ


矢尽きた状態といえるかもしれない。




あとは


空拳で臨むしかない。




捨て身の覚悟で


ぶつかるしかない。



玉砕はもとより覚悟の内だ。






神は


時に試練を託す。




どうやら

神様は


人を試すのが好きらしい。





一つ一つの

人生の試練は


神からの


人生の関門での試験問題ともいえる。




その問題の

正解は一つではない。



いくつもの答えが存在する。


複数回答も可だ。



しかも

何度でも書き換えられる。



正解がない場合だってある。





不正解は


白紙答案だけ。



何らかの答えを強いられる。




人の答えをカンニングしても

構わないが、



同じ答えは一つとしてないのだから


仕方がない。




自分で

自分独自の答えを見つけなければならない。




そして


自分で出した回答に従って


行動しなければならない。




教室で出された問題の答えは


えてして

現場に転がっているものだ。





いくら素晴らしい解答を出しても


書きっぱなしでは



まさに


絵に描いた餅にしか過ぎない。







それは分かっている。





限界が見えたら



限界に挑み、


限界を越えなければならない。




その先に


新たな可能性が横たわっている。




ただただ

それを信じて。






喫緊の問題は


現在


目の前に立ちはだかっている



壁をどう超えるかだ。




理屈や言い訳は


この際


一切通用しない。





だが


一旦乗り越えた壁は


その後


かならずや

防護壁となってくれるはずだ。







今回の壁は


とてつもなく大きい。



だが


「山より大きな獅子はいない」

という。






壁は


自分の心に描いた


幻想にすぎない場合が多い。




ならば


その壁は

目の前に聳(そびえ)えているのではなく、



心の中にあるだけなのだ。






試しに

目を閉じてみる。




恐怖が勇気に勝るとき、


心の中の壁は


一層膨らみを増す。




思わず


目を開ける。





目を開けて


雑事に紛れているときのほうが


よほど気が楽だ。




一日を終え、


目を閉じ

体をベッドに横たえた時


言いようのない恐怖が襲ってくることがある。




そんな時は

まんじりともせず朝を迎えることになる。




それでも

自分の意思にかかわらず

また新しい一日は始まってしまう。




世の明けない日がないように


人生にも

必ず夜明けがあるはずだ。




そう信じたい。






恐怖や不安に打ち勝つ


自信と勇気を持とう。




そのためにも



今の苦境から目を逸らすことなく


真っ向から対峙しなければならない。






その手腕が





試されている。
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12月28日(水)のつぶやき

2011年12月29日 | 結婚
12:13 from gooBlog production
International Dream School http://t.co/ZnPFAdvS
by asaykaji on Twitter
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