物を買うとき
値切ってますか?
特に
海外でお買い物をする時。
旅上手は
買い物上手、
すなわち
値切り上手だ。
相手の言い値で
すんなり買う人は
よっぽどのお金持ちか
お人よしか
だろう。
露店の店はもちろん、
例えブランドショップでさえ。
ディスカウントの値札が貼ってあっても
さらに
値切る。
そこまでは
していなかもしれない。
国内においても
必ず
値切ってみる。
旅行代理店や
航空会社だって
交渉次第では
値引きに応じてくれる。
デパートでも
然り。
家電量販店では
当たり前。
「お得意様特別価格」
とか赤札が貼ってあっても
さらにそこから値切る。
なんてったて
お得意様なんだから。
担当者がダメといえば
責任者、
店長呼んで来い!
とまで食い下がる始末。
嫌な客だ。
さらには
ホテルでも、
レストランでも、
居酒屋でも。
その代わり
褒める。
決していやな顔をしない。
煽(おだ)てる。
媚(こ)びる。
1円でも負けてくれれば
買う方としては
気分がいい。
(売る方は気分悪いだろう)
海外では
1ドルが惜しい。
妙に
シミッタレた考えになるから面白い。
15ドルか
14ドルかで
せめぎ合いが続くことがある。
たかが80円(1ドル)と思えば
さほどの拘りはないはずなのだが。
特に発展途上国(新興国)では
1ドルが
死活にかかわる場合がある。
テレビコマーシャルにあるように
1ドルで
命が救われることさえある。
ところで一般に
どういう基準で値切るか。
ある程度法則(要領)がある。
売る方は
大体
倍以上の値段を吹っかけてくる。
そう考えていい。
20ドルと言われれば
実際は
10ドルだろうと推測する。
お互いの駆け引きが始まる。
オーバーなジェスチャーで
「高ーい! (Oh! Expensive!)」 という。
店側は
じゃあいくらなら買うかと聞いてくる。
チョッと考えるふりをする。
そして
5ドルなら買うという。
店側は
「トーンでもない(No way!)」
というだろう。
「じゃあ、いらない」
という素振りを見せる。
そうすると
たぶん
15ドルではどうか
と言ってくる。
だめだめ、5ドルだ、
と譲らない。
向こうも、
困った顔をしながら
10ドルだという。
そこで
こちらは
じゃあ、8ドルだ、
と返す。
ここで手を打てばいいが
イヤ、10ドルだ
と頑として譲らなかったら
そこが限界だと考える。
どうしても欲しいものなら
最初のいい値の半額で買えばいいし、
そこまでして買う必要のないものなら
8ドルまで下げてくるのを待つだろう。
10ドルから下げなければ
買わずに帰るかだ。
相手も
どうしても売りたければ
追っかけてくるはずだ。
「OK,OK 8ドルでいいよ」
てな具合に。
一様
相手の利益も考えなければならない。
5ドルが原価なものを
5ドル以下で売るやつはいない。
せめて
8ドルか、10ドルで買うのが
買う側のマナーでもある。
ただ
国によって
あるいは
売る人間によっては
この法則(?)が
通用しない場合もある。
モンゴルでは
びた一文負けてくれなかった。
カシミヤの毛布を買おうとした時だ。
50ドルと
向こうにとっては
かなりの高額だった。
10ドルでも
5ドルでも
まけてくれたら買おうと思ったが
1ドルすら引こうとしない態度には
辟易して
とうとう買わずに帰った。
インドでも
写真が
1ドルか2ドルかで
折り合わず買わなかった。
アメリカのフリーマーケットでさえ
12ドルの攻防の末
買わずに帰った記憶があるが
いずれも
そのあと
買っときゃよかったな
後悔したものだ。
ショッピングも
双方があまり熱くなったり
意地になると
ロクなことはないものだと
つくづく思った。
買い物は
賢く
スマートにいきたいものだ。
【補足】
学生時代
5年間を大阪で過ごした。
値切りの癖は
どうやら
この時代に培われたような気がする。
大阪で生きていくためには
値切り(値段交渉)の技術を
身に着けておかなければならないからだ。
値切ってますか?
特に
海外でお買い物をする時。
旅上手は
買い物上手、
すなわち
値切り上手だ。
相手の言い値で
すんなり買う人は
よっぽどのお金持ちか
お人よしか
だろう。
露店の店はもちろん、
例えブランドショップでさえ。
ディスカウントの値札が貼ってあっても
さらに
値切る。
そこまでは
していなかもしれない。
国内においても
必ず
値切ってみる。
旅行代理店や
航空会社だって
交渉次第では
値引きに応じてくれる。
デパートでも
然り。
家電量販店では
当たり前。
「お得意様特別価格」
とか赤札が貼ってあっても
さらにそこから値切る。
なんてったて
お得意様なんだから。
担当者がダメといえば
責任者、
店長呼んで来い!
とまで食い下がる始末。
嫌な客だ。
さらには
ホテルでも、
レストランでも、
居酒屋でも。
その代わり
褒める。
決していやな顔をしない。
煽(おだ)てる。
媚(こ)びる。
1円でも負けてくれれば
買う方としては
気分がいい。
(売る方は気分悪いだろう)
海外では
1ドルが惜しい。
妙に
シミッタレた考えになるから面白い。
15ドルか
14ドルかで
せめぎ合いが続くことがある。
たかが80円(1ドル)と思えば
さほどの拘りはないはずなのだが。
特に発展途上国(新興国)では
1ドルが
死活にかかわる場合がある。
テレビコマーシャルにあるように
1ドルで
命が救われることさえある。
ところで一般に
どういう基準で値切るか。
ある程度法則(要領)がある。
売る方は
大体
倍以上の値段を吹っかけてくる。
そう考えていい。
20ドルと言われれば
実際は
10ドルだろうと推測する。
お互いの駆け引きが始まる。
オーバーなジェスチャーで
「高ーい! (Oh! Expensive!)」 という。
店側は
じゃあいくらなら買うかと聞いてくる。
チョッと考えるふりをする。
そして
5ドルなら買うという。
店側は
「トーンでもない(No way!)」
というだろう。
「じゃあ、いらない」
という素振りを見せる。
そうすると
たぶん
15ドルではどうか
と言ってくる。
だめだめ、5ドルだ、
と譲らない。
向こうも、
困った顔をしながら
10ドルだという。
そこで
こちらは
じゃあ、8ドルだ、
と返す。
ここで手を打てばいいが
イヤ、10ドルだ
と頑として譲らなかったら
そこが限界だと考える。
どうしても欲しいものなら
最初のいい値の半額で買えばいいし、
そこまでして買う必要のないものなら
8ドルまで下げてくるのを待つだろう。
10ドルから下げなければ
買わずに帰るかだ。
相手も
どうしても売りたければ
追っかけてくるはずだ。
「OK,OK 8ドルでいいよ」
てな具合に。
一様
相手の利益も考えなければならない。
5ドルが原価なものを
5ドル以下で売るやつはいない。
せめて
8ドルか、10ドルで買うのが
買う側のマナーでもある。
ただ
国によって
あるいは
売る人間によっては
この法則(?)が
通用しない場合もある。
モンゴルでは
びた一文負けてくれなかった。
カシミヤの毛布を買おうとした時だ。
50ドルと
向こうにとっては
かなりの高額だった。
10ドルでも
5ドルでも
まけてくれたら買おうと思ったが
1ドルすら引こうとしない態度には
辟易して
とうとう買わずに帰った。
インドでも
写真が
1ドルか2ドルかで
折り合わず買わなかった。
アメリカのフリーマーケットでさえ
12ドルの攻防の末
買わずに帰った記憶があるが
いずれも
そのあと
買っときゃよかったな
後悔したものだ。
ショッピングも
双方があまり熱くなったり
意地になると
ロクなことはないものだと
つくづく思った。
買い物は
賢く
スマートにいきたいものだ。
【補足】
学生時代
5年間を大阪で過ごした。
値切りの癖は
どうやら
この時代に培われたような気がする。
大阪で生きていくためには
値切り(値段交渉)の技術を
身に着けておかなければならないからだ。