旅に予定外や想定外は付き物だ。
特に、約束事は時として破られる。
それも、いとも簡単に。
取引先の好意でマニラからタガイタイまで車で送ってもらった。
有難迷惑でも、好意は甘んじて受けるものである。
特に外国の旅先においては。
だが、時に約束事の意識の違いが誤解や感情のもつれを引き起こす。
責任感の認識に開きがあるような気がする。
時間に関しても、日本人は厳格だ。
一度約束したことは、よっぽどでないと破ることを恥とする。
致し方なく守れないときは、理由を述べて謝る。
だが、他の多くの国においては平然として謝ることもしない。
罪悪感がないらしい。
「規則と約束は破られるためにある」
がグローバルスタンダードなのだ。
だから、それを見越して当初から対処法を考えておく必要がある。
相手を非難しても、何の効果もないからだ。
―――――――――――――――――――――――――――――
それでも、2日後も迎えに来るという言葉を信じて、大きな荷物を車のトランクに残した。
だが、当日になって、仕事で行けなくなったという連絡が入る。
困った。
2日分の着替え以外と必要な書類、道具を入れたままだったからだ。
仕事の関係でもしかしたら来れないかもしれないと分かっていいたなら、
大きなスーツケースも引き取っていたはずだ。
迎えに来るという言葉を信じて、預けてしまったのが間違いの元だった。
―――――――――――――――――――――――――――――
こういう時は素早い心の切り替えが必要だ。
常にAプラン、Bプラン、Cプランと最低3つは計画しておく。
この場合、送迎の車を諦めBプランのバスを乗り継いでいく方法を取らなければならない。
しかも、バッグを取りに寄り道をしなければ。
ちなみに、Cプランは空を飛んでいくことだ。
冗談はさておきプランBに従い、炎天下でローカルバスを待つ。
乗ると、物売りも一緒に乗ってくる。
バスの中は、共存共栄の社会なのだ。
車窓から眺めていると、地方の町のわりに歩道橋が多いことに気付く。
屋根があり、緑のプラントも施され南国を感じさせる。
こうした看板もある。
jaywalking とは、
when someone walks across a road at a place where it is dangerous to cross
危険な場所での横断のことだ。
歩道橋は、ここでは footbridge となっている。
a narrow bridge used by people who are walking
※ 看板による英語の勉強はとても有効だ。
旅先の市民の生活にじかに触れると、いろいろ考えさせられ、学ぶことが多い。
旅の途上で多くのアイデアが浮かぶ。
バッグも求めてミニバスとトライシクロを乗り継いでいく。
無事荷物を受け取り、改めてマニラへ向かう。
実はボクはこうした四苦八苦してたどり着く旅が好きだ。
余りに予定通りに、スムーズにいく旅は物足りなくてしょうがない。
人生も旅も、問題があった方が面白い。
もちろん、災害や事故はたまた事件に遭遇することも想定しておく。
旅先だけでなく日常においても然り。
夕刻も迫るころ、やっとマニラにたどり着く。
クッキー一枚で昼もまともに食べず、夕食にもやっとありつく。
Sinigang という煮込み料理は栄養があって美味い。
ここでまたハプニングが。
マニラビールを飲みすぎて、手持ちの現金が足りない。
コインを合わせても20ペソ(40円)不足なのだ。
荷物を残してATMを探すも、不発。
現金が出てこない。
おまけに回りは真っ暗で物騒この上ない。
もちろん銀行も開いていない。
この場は事情を話して明日持っていくことに。
(40円だからまけてくれるかと思いきや、それは甘かった)
そんなこんなで、移動とトホホの連続の一日だった。
ホテルの冷蔵庫の中のビールを飲んで、バタンキュウ。
これが旅の醍醐味だ。
特に、約束事は時として破られる。
それも、いとも簡単に。
取引先の好意でマニラからタガイタイまで車で送ってもらった。
有難迷惑でも、好意は甘んじて受けるものである。
特に外国の旅先においては。
だが、時に約束事の意識の違いが誤解や感情のもつれを引き起こす。
責任感の認識に開きがあるような気がする。
時間に関しても、日本人は厳格だ。
一度約束したことは、よっぽどでないと破ることを恥とする。
致し方なく守れないときは、理由を述べて謝る。
だが、他の多くの国においては平然として謝ることもしない。
罪悪感がないらしい。
「規則と約束は破られるためにある」
がグローバルスタンダードなのだ。
だから、それを見越して当初から対処法を考えておく必要がある。
相手を非難しても、何の効果もないからだ。
―――――――――――――――――――――――――――――
それでも、2日後も迎えに来るという言葉を信じて、大きな荷物を車のトランクに残した。
だが、当日になって、仕事で行けなくなったという連絡が入る。
困った。
2日分の着替え以外と必要な書類、道具を入れたままだったからだ。
仕事の関係でもしかしたら来れないかもしれないと分かっていいたなら、
大きなスーツケースも引き取っていたはずだ。
迎えに来るという言葉を信じて、預けてしまったのが間違いの元だった。
―――――――――――――――――――――――――――――
こういう時は素早い心の切り替えが必要だ。
常にAプラン、Bプラン、Cプランと最低3つは計画しておく。
この場合、送迎の車を諦めBプランのバスを乗り継いでいく方法を取らなければならない。
しかも、バッグを取りに寄り道をしなければ。
ちなみに、Cプランは空を飛んでいくことだ。
冗談はさておきプランBに従い、炎天下でローカルバスを待つ。
乗ると、物売りも一緒に乗ってくる。
バスの中は、共存共栄の社会なのだ。
車窓から眺めていると、地方の町のわりに歩道橋が多いことに気付く。
屋根があり、緑のプラントも施され南国を感じさせる。
こうした看板もある。
jaywalking とは、
when someone walks across a road at a place where it is dangerous to cross
危険な場所での横断のことだ。
歩道橋は、ここでは footbridge となっている。
a narrow bridge used by people who are walking
※ 看板による英語の勉強はとても有効だ。
旅先の市民の生活にじかに触れると、いろいろ考えさせられ、学ぶことが多い。
旅の途上で多くのアイデアが浮かぶ。
バッグも求めてミニバスとトライシクロを乗り継いでいく。
無事荷物を受け取り、改めてマニラへ向かう。
実はボクはこうした四苦八苦してたどり着く旅が好きだ。
余りに予定通りに、スムーズにいく旅は物足りなくてしょうがない。
人生も旅も、問題があった方が面白い。
もちろん、災害や事故はたまた事件に遭遇することも想定しておく。
旅先だけでなく日常においても然り。
夕刻も迫るころ、やっとマニラにたどり着く。
クッキー一枚で昼もまともに食べず、夕食にもやっとありつく。
Sinigang という煮込み料理は栄養があって美味い。
ここでまたハプニングが。
マニラビールを飲みすぎて、手持ちの現金が足りない。
コインを合わせても20ペソ(40円)不足なのだ。
荷物を残してATMを探すも、不発。
現金が出てこない。
おまけに回りは真っ暗で物騒この上ない。
もちろん銀行も開いていない。
この場は事情を話して明日持っていくことに。
(40円だからまけてくれるかと思いきや、それは甘かった)
そんなこんなで、移動とトホホの連続の一日だった。
ホテルの冷蔵庫の中のビールを飲んで、バタンキュウ。
これが旅の醍醐味だ。