世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ピボット (Pivot)

2012年11月21日 | 人生
ピボット(pivot)という言葉はご存じだろう。


一般的には、バスケット用語でお馴染みかもしれない。


球技でボールを持った選手が片足を軸にし、もう一方の足を動かしてからだの向きを変えたりすることだが、

もともと 先端が円錐形になっている回転軸で、計測器や時計に用いられるものである。


ゴルフにおいても、クラブを振る際に背骨を軸にして肩や腰を回転させることを意味する。


ちなみに英語(pivot)では、

1. a central point or pin on which something balances or turns

バランスを取ったり、ターンするときの真ん中のポイントやピン


2. the most important thing in a situation, system etc, which other things depend or are based on.

ある状況やシステムにおけるもっとも重要なもので、

そのほかのことがそれによっているか、基づいているもの。



ボクは、自分軸という認識でいる。

自分の人生で、ぶれない思考や行動を持つとともに、

それに基づいて自由自在に動き、変化していくべきだと考える。


変化は厭わない。

だが、軸がふらついては単なる心変わりに過ぎない。


政治家の節操のない野合集散は日常茶飯事が、

こと自分の生き方はブレナイ軸を貫きたいものだ。


――――――――――――――――――――

では、自分の軸はどこにあるかと問われれば、はたと答えに困ようでは困る。

だから、ズバリ、


『旅』 であると答えよう。


ブログのタイトルにあるように、

すべては旅から学んできたし、

旅抜きでは、自分の人生は成り立たない。


旅というキーワードを軸にして、生きてきた。


だが、旅は生き甲斐であると同時に、逃げ場にもなる。

旅は、逃避行としては最適なのだ。



ボクは

ぶれない、

めげない、

逃げない


を生き方の3大モットーとしている。


もちろん、

大いにブレ、時にはメゲ、またある時には逃げ出したくなる自分がいることも事実だ。


いくらかっこつけて旅に出ても、常に逃げの要素は付きまとう。

敢えて否定はしない。


遊びと言われても、いい加減と後ろ指を指されても、

それでもボクは自分から旅を捨てることができない。


どんなに旅が好きでない人も、

旅が出来なくてイライラしている人でも、

最後はみんな否応なく旅立っていくのだ。


だから、日常においても常に旅支度を怠ることは出来ない。



――――――――――――――――――

もう一つ、自分軸を言うならば、

気障ったらしいかもしれないが、


それは、『愛』である。

これも誤解を与える場合もあるが、

すべての行動に愛を忘れては本末転倒になりかねない。


旅には愛がよく似合う。


愛の無い旅は、逃げにつながる。

―――――――――――――――――――――――――――

もう一つ、

旅は人間(特に男)の持つ、狩猟本能を蘇らせてくれる。


現代人の悲劇は、この狩猟本能を忘れたことに起因すると考える。

狩猟本能は、知性と感性の源だ。


農耕という生産活動を知り、定着したことで

人類は便利と快楽に走り、幾多のものを失ってしまった。


ボク自身もその甘えを享受している。

だから少しでも、旅に出て自己反省をしたいという想いもある。




なんだかんだと屁理屈を並び立てても、所詮非難の目に晒されることは否めない。

それもあらぬ所からのものが多いが。



正直に言おう。

そう、ただ旅に出たいだけ。


時に眠っている狩猟本能がボクを激しく突き動かす。

抗(あらが)わずそれに従うのが賢明だ。


だから、また旅に出る。

軸をブラすことなく。

ただ、それだけ。
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11月20日(火)のつぶやき

2012年11月21日 | お金
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