世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ビジネスのヒント

2013年09月15日 | 
ハノイに新しくオープンしたモール{『Royal City』を訪れて感じたことが二つ。





 まだまだ閑散としている


    上部はアパートメント(値段を聞いたが教えてくれなかった)



一つは、

ついにベトナムもグローバル化の色に染まってしまったかというちょっぴり残念な気持ち。


なぜなら、世界の国、都会にドンドンと大型ショッピングモールができ、

どこも同じ顔を持つようになったからだ。


同じブランド、似たようなファーストフード店。


グローバリゼーションは、一見良いことのように思えるが

その国独特の良さを掻き消してしてしまう危険性がある。



携帯やインターネットが世界を席巻するのに伴い、

先進国も新興国や発展途上国も情報メディアといった分野では

どこも同じ水準に達しているといえる。


いや、むしろ後者の方が一歩リードしているところもあるくらいだ。

日本はインターネット環境においては世界レベルからかなり遅れをとっているのが現実だ。


ベトナムは、近代的な大型ショッピングモールがないところに良さがあった。

マクドナルドが今までなかった稀有なくの一つであった。


最近ホーチミンシティにできたそうだが。


ベトナムの食文化は、そうしたファーストフードにおかされない特異性を保持していた。

独特なベトナム料理は、日本食以上に健康食だと思う。


だから、太った人をあまり見かけなかった。

だから、寿命も同じような経済水準の中ではトップクラスだ。


ところが最近、太った子供たちを多く見かけるようになった。



経済的豊かさは、便利さと比例するが、

それは同時に健康と反比例するように感じる。


生活水準が上がれば不健康度が高まり、

医療費やサプリメント、スポーツジムなどへの消費が増す。


    マッチョな白人男性がいるジム


先進国になればなるほど、

人口増加が頭打ちとなり高齢化が進む。


ベトナムもそれと同じ道を進むのかと思うと、少し悲しくなる。

ベトナムだけはなんだか違うような気がしていたのに。


『Royal City』を見た途端、その思い込みはもろくも崩れ去ってしまった。





二番目に感じたlことは、

そこには多くのビジネスチャンスが潜んでいるということに気付かされたことだ。


ベトナム文化や食文化にはつけ入る隙がなかった。

だから今までマクドナルドやラーメンや華僑の出る幕がなかったのだと思う。


ところがいったん、グローバルゼーションの波に飲み込まれてしまうと、

アッと今に地元の文化は犯されてしまう。


逆の、侵食する立場から見れば、地元の文化に入り込むことができるようになったということだ。


お決まりのフードコートには世界の食文化が並ぶ。

今や、シネコンは定番となり、ファッションも金太郎飴になってしまった。


スケートリンクまでできていたのには少々驚いたが、

まだまだお客さんは少ない。


    お茶や食事をしながらリンクを見れる(ロックフェラーセンターを思い出した)


"Kids City"という、キッザリアのようなスペースがあったことは

子供たちにとっては良いことだと思う。




それに、"TOFU"という、豆腐だけを扱ったレストランが出来ていたことに感動した。



しかも数人のお客さんがいた。


ならば、納豆を健康食としてアレンジしたお店もできるんではないか。


健康志向はどの国よりも高いものを感じる。


現在、熊本の有名な納豆製造会社にベトナム進出を打診中である。


超大型モールだけに、まだComming Soonのスペースが沢山あった。


一つ出店してみようかという意欲も湧いてきた。




ベトナムはまだまだ熱い(経済的に)。


次は11月に訪問する予定だ。

いっしょに視察を兼ねていく人を募集する。


さあ、君も(東南)アジア進出を実現しないか!?




【追記】


ベトナムの現状報告と視察説明会を開く予定です。

詳細は追って発表します。


乞うご期待!