世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

危機を乗り越える

2013年09月19日 | 苦境
人生にはいろいろな危機が待っている。


人生が一人一人違うように、

危機も人によって様々だ。


だが大きく分けると、


経済的危機、

すなわち、金欠、資金不足、借金苦など。


それから、健康の危機。

いわゆる病気にかかることだ。

これも程度により、様々。


最近は肉体的より精神的な疾患が増えている。



それから、人間関係の危機。

これは、夫婦であったり、家族であったり、仕事上の人的トラブルであったりする。


そして、仕事上の危機。

倒産、解雇などの失職、リストラ、転勤も含まれるだろう。



そしてそれらは微妙に絡み合って起きる。


仕事上の危機は、即経済的危機を呼ぶ。

健康の危機も経済的危機につながることが多い。


人間関係の危機は、健康の危機となり、仕事にも影響を及ぼし、

結局経済的危機と結びつく。


こうして見れば、多くの危機は経済的危機に収れんしそうだ。



逆に考えれば、

経済的に余裕、ゆとりがあれば、つまりお金に困らなければ

その他の危機はある程度回避できることになる。



お金があれば仕事をしなくて済むし、

病気の治療も受けることができる。


まずい人間関係も避ければ良い。

夫婦を含む男女関係も慰謝料や手切れ金で解決できる。



「全ては金次第」と言われる所以である。


だが、そういう人はごく稀であって、

お金持ちにもお金持ちの悩みは尽きない。


インサイダーや脱税などで捕まる犯罪人もいる。


一般に、まともに働いて、

あるいは真面目に汗水たらして働いても大金持ちになることは稀だ。



むしろ、財産、遺産が転がり込むとか、

株や投機で運よく大金を手にする、

ギャンブル(宝くじを含む)が当たる、


不動産投資で不労所得が入る人などなど。



多くの人が夢見る姿かもしれない。



だがそれらの人の大半は、

人の恨みや妬みを買ったりして人間関係に苦しめられたり、

病に陥ったりすることが多い。



お金持ちになりたい、有名になりたいとは俗人の二大欲求だ。

だが、もし仮にそうなっても


税金対策に頭を悩ませ大きい負担となる。

有名人には有名税というものがある。


プレッシャーであり、普通の人の生活ができにくいということだ。


つまり、普通に生きることが一番幸せへの近道なのだ。

ところが、その普通ということが難しい。


何が普通なのかも人によって様々だ。


漱石ふうにいえば、どっちに転んでも「所詮この世は生きづらい」のだ。






さて、話を主題に戻せば、


今、危機なのです。

危機はすべての人に降りかかる。



ボクが晒されている危機は、

仕事の危機であり、畢竟経済的危機である。



どちらも今に始まったことではないが、

仕事の危機に直面していることはある程度周知の事実だ。




だが、考えてみれば、

同じような危機的状況は過去に何度もあった。


しかしどれも、振り返ってみれば何とかすり抜けてきている。



たしかに、今は苦しい。

死にたいくらい苦しい。


死んでしまえば楽になるだろうと思うくらい苦しい。



だが、どこかで、これをすり抜ければもっと素晴らしい未来が待っているのという期待感がある。


それは今までがそうだったからだ。

自分が飛躍するときは、何時でもそうだった。


未曽有の苦しみがあった。

いわゆる、女性しかわからない生みの苦しみに似たようなものかもしれない。


だがそれは同時に、死の危険性もはらんでいる。


帝王切開しなければならないかもしれない。

いわゆる、ハードランディングだ。


クラッシュを覚悟で試みるしかないだろう。


一か八かという気持ちだ。

いや、「リッチか罰か」と言い換えさせられているようだ。


まあ、今更リッチはいらないが、

自分の立地(ポジション)ははっきりさせておきたい。




天国のお父さん、

危機です、


だからチャンスです。

見守っていてください。