世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

好きなことをして、自由に生きるには

2015年02月19日 | ライフスタイル
好きなことをして自由に生きるには、

人に与えて、他人に尽くして、自分を捨てること。


一見矛盾する。

これこそが秘訣なのだ。


人間は喪失を恐れる生きものである。

なるべくいろんなものを覚えていようとする。

忘れられたらどんなに幸せかという、苦い思いでさえも。


所有欲がある。

だが、それらをすべて手放した時、

身も心も軽くなるのと同時に、身も心も豊かになる。


だが、失うことの恐怖に勝てないでいる。

かけがえのないものはなおさらである。


だが、かけがえのないものを捨て、

人に与える、あるいは譲ることを知った瞬間から

人生は一気に好転する。


捨てて勝つことを知れば、人生に怖いものはない。。

それには与えて与えて、与え続けること。


周りを顧みずに、自らの自由はあり得ない。

自分勝手が自由と勘違いしているうちは、真の自由は永遠に得られないのだ。



喜捨の心を持ち

心の奥深い部分に喜神を含むこと。


ここで言う喜捨とはイスラムのザ・カートを意味するものではない。

母が子に抱く愛といった意味だ。


例えば、

子供が病気になった場合、母親は自分の身命を投げうっても何とか病気を治してあげたいと一心に祈る。

このときの母親は慈悲そのものの存在になっている。

このように、私たちの心がきれいになり、

自分以外の生命あるものすべてに対してやさしい心が作れるようになれば、

自分の痛みだけではなく、

他人の心の痛みまでをも自分の痛みとおなじように感じられるようになり、

その心が自分の病気も他人の病気も治すことが出来るようになっていく。


また、喜神を含むとは、

どういう立場に立たされようと、それに心を乱されることなく、

心の奥深い部分にいつも喜びの気持ちを抱いてことに当たれば、

どんな運勢でも開けないものはなく、上昇気流に乗ったように開けていくという意味である。



お金に固執し、

お金儲けだけに関心があるものはたとえ一時的に成功しても、末路は見えている。


捨て身の精神を身につければ

どんな事態にも動せず事に対処できるようになる。


そうして初めて好きなことをして、自由が得られるようになる。


好きなことを勘違いしてはいけない。

ゴルフ三昧、釣り三昧、

喰って寝るのが好きかもしれない。


仕事を苦痛と感じていると逃げの姿勢になる。

ストレス発散が必要となる。


趣味を好きなことととらえると、

それを仕事にしたときに苦痛を感じたり、飽きがくることがある。


それよりも、今やっていることを好きになれば苦痛を感じず、ストレスになることはない。

嫌々やるから、ますます嫌になるのだ。


生きることを好きになれば、苦痛はなくなる。

それには、感謝する心が大事だ。

文句をいわず、愚痴をこぼさず、ただひたすら感謝する。


逆説的になるが、

好きなことをして自由に生きるためには、

嫌いなことを無くして、不自由を感じない心を持てばいい。


それにはわが身を捨て、与え続けることしかない。

そこまで達観できたとき、人は真に自由の身になる。



幸せと同じく、

好きなことも自由も、金品の問題ではなく、心の持ちようにある。


与えるののも金品だけではない。

優しい心であったり、

感謝の気持ちであったり、

微笑みでもいい。

あるいは、自分の知識や情報でもいい。

人の仕事を手伝って汗をかくこともよし。

つまり、自分の身体や時間を人のために使うことでもいい。


与えるものがない人などいないのだ。

それだけでも人は十分裕福なのだから。
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2月18日(水)のつぶやき

2015年02月19日 | 福祉
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