世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

教育と医療

2016年12月02日 | 
日本は本当に豊かなのだろうか。

時々疑問に思う。

たしかに、モノはあり余るほどあるし、

食べるものも、捨てるくらいある。

(実際捨ててるし)


教育と医療はどうだろう。

とにかく高くつく。


子供のいる世帯の教育費の割合が収入の4割という。

(エンジェル係数としては3割くらい)


医療費や介護費もどんどん高くなっている。

特に高齢者の負担額が上がり続けている。

だんだんと暮らしにくい世の中になっていく。


もし教育費と医療費がただだったら、

どれだけ家計が楽になるだろうか。

だけど、そんなの無理。

むしろ、負担は増える一方。


ところが、教育費と医療費が無料の国がある。

それが、キューバだ。


国のリーダーの評価はいつも2分されるが、

先日亡くなったフィデル・カストロの最大の功績は

教育も医療も無料の国を作ったことだろう。

医療技術も優れているという。


そして、2重貨幣制度(兌換ペソと人民ペソ)を取ることで、

国民の負担を極力減らしている。

(人民ペソは兌換ペソの25分の一)


逆に見れば、外国人観光客には割高だ。

例えば、ビールやモヒートは4~500円するが

地元は100円前後で飲める。

(そのため思っていたより出費がかさんだ)


      モヒート片手にサルサを踊る筆者


タクシーも交渉制だが、チョッと乗りでも500~1000円はかかる。


      陽気なタクシー運転手

市バス代はどこまでいっても10円だ。


       市バスの中
これは共通。

てか、観光客は乗っていない


ただ、医療費が無料といっても診察と手術だけで、

薬代はかかる。

病院から処方箋をもらって、薬局で買わなければならない。


宿の女主人から、風邪薬もってないかと聞かれた。

病院行けばただだろうと言ったら、

薬は高いという返事。



キューバの学校は楽しそう。

あけすけだ。

勝手に入っていける。

こっちがセキュリティの心配をするくらいだ。

で、授業中でもこの通り。



先生が率先して生徒たちににハイチーズと言ってくれた。


     (廊下にはゲバラの写真が)

どの子もなつっこくて明るい。




どこの国だって、いい面もあれば悪い面もある。

要は自分の肌に合うかどうか。

住所未定の身としては、渡り鳥のように良いとこどりして暮らしていける。


【追記】

キューバに行ってる間はしばらく忘れていたが、

今朝は揺れた。

熊本はまだ余震が続いている。
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12月1日(木)のつぶやき

2016年12月02日 | ライフスタイル
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