世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

漂流者へ

2019年01月13日 | 100の力
大海原を漂流する筏(いかだ)のようなイメージを描いていた。

これからの人生に。


だが、しっかりとした母港が見つかった。

そして、

同乗者も。

相変わらず漂流は続けるだろう。

これからは、二人で。

そして、帰る母港があるという安心感が生まれた。



一時は手放そうと思った家、店。

もう一度ここに息吹を吹き込む覚悟ができた。

新たな船出だ。

相互に漕ぎ手と舵の取り手としての分担ができる。

手と手を取り合って

もっともっと広い未知の世界へと漕ぎ出そう。


再生への扉が再び開く。



20年前、当時築100年の古民家を再生した。




そして、森を開き、

ありったけの情熱をかけて理想の家を建てた。




そして曲がりなりにも20年間余り継続してきた。

だが、ここ数年はほったらかしの状態が続いていた。

3軒の家を一人では持て余していたのだ。

申し訳ない気持ちを心の片隅で抱きながら。



だが、救世主が現れた。

それはまるで羽衣をまとった天女のように

歌声とともに舞い降りてきた。


その澄んだ歌声はボクの心に突き刺さり、

即座に魅了された。


もう一度情熱を注ごう。

新たな形で再再生しよう。

君と二人で。


そして、

お互いの夢を重ね合わせよう。


一人で描く夢よりも、

二人の夢を重ね合わせれば

可能性の幅が広がり、

想像もしていない素晴らしい世界が見えてくるだろう。


強烈な個性と個性がスパークする。

そこにケミストリーが生まれる。

ビッグバンのように。


そして、

お互いが持っている様々なカラーを

地球というキャンバスの上で混ぜ合わせた時、

また別の色彩がグラデーションのように浮かび上がる。


それは虹の懸け橋となって大空を飾るだろう。